デモンストレーション@KITATANI SWEETS FESTA 2015 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ



去る9月1日~2日、創業66周年を迎えられた株式会社キタタニ様の展示会

「KITATANI SWEETS FESTA 2015」が和歌山ビック愛で開催され、

ORIGINE KOBE が2日間にわたりデモンストレーションを実施させていただきました。





今回上田シェフはお仕事の都合で来られなかったので、こちらの6名で!

二人一組で、2日間合計4回のデモンストレーションをさせていただきました。


トークを含め一人の持ち時間は約30分。
普段よりもかなり短いデモ時間だったので、アイテムのセレクトから

デモの進め方まで、皆さん事前にしっかりと考えて臨まれていました。





開始5分前には、ビッシリの満席に。








デモンストレーション第1回目は、平井シェフ×多田シェフ。


平井シェフは、コンポートアナナスにクレーム・ショコラブラン・エキゾチック、

シャンティイ・ショコラのヴェリーヌ「ソレイユ」

さすがショコラチャンピオンの平井シェフ!

2種類のショコラを使い分け、こんなにプティサイズなのに

しっかりと満足感のあるヴェリーヌに仕上げられています!


多田シェフは、以前に私がよ~いドン!でも紹介させていただいた

ジェノワーズ・アマンドの焼き菓子「トパーズ 」の和歌山バージョン。

多田シェフが最近はまってらっしゃるという、

紀州食品さんのドレンチェリーが使われていてクラッシックな雰囲気に。
昨日焼きと今日焼きを食べ比べましたが、一日おいた方が

ふくよかに味がなじんで美味しかったです♡(*´◡`*)
なんやかんやで半ホール以上も・・・やっぱりこの生地、大好きです♡







デモンストレーション第2回目は、田中シェフ×多田シェフ。


田中シェフは、ブランマンジェ・ジャンジャンブルに、アナナスのコンポート&ジュレ、

ソーダのジュレのヴェリーヌ「ジャンジャンブル・アナナス」

元々はコーラのジュレで考えられていたそうなんですが、

今回はナリヅカさんのソーダエッセンスを使い、シュワシュワと爽やかなテイストに!





多田シェフは2回とも同じ「トパーズ」をする予定でしたが、

それではつまらないな・・・と、準備していた赤+緑色に、

さらに黄色のドレンチェリーを探しに行き、ネオンカラーのデコールに!

さらにパールシュガーを使っているナリヅカさんで、ご自分のルセットを発見してこられました^^;

さすが多田シェフ☆

よ~いドン!で私がご紹介させていただいたもの と同じスタイルで、

ピンクのバタークリームで華やかにデコールされています。


実はこのトパーズ、今や毎日20台も売れる人気商品で、

大半の方がバースデーケーキとしてお買い求めになられるそう。

一見、アントルメと見紛うほど華やかな美しさですものね。

でも逆に1週間ほどお日保ちがするので、プレゼントにも最適です♡(*´◡`*)
ジュエリーアントルメのシリーズ化、真剣に希望します!






2日目は、4名でスタートです!


オリジンコウベのメンバーは本当に仲がいいんですが、

それにも増してお互いを心底尊敬しあっているので、
いつもお互いの講習内容を真剣に聞く姿が私には印象的です。








林シェフは、コンフィズリーの「パータ・ポッシュ・ダマンド」
ローマジパンにプロヴァンスのハチミツ、プラリネノワゼットを加え、どっしりとした生地。
一つで満足感のある甘みが病みつきになります!

こちらも焼き立てと、時間をおいたものでは全く食感が異なりました。


奥田シェフは、「黒豆のヴェリーヌ」を。
黒豆のクリーム、カシスジュレ、ジュレ・キビラにグレープフルーツ。
黒豆×カシスは相性抜群!

奥田シェフの野菜スイーツのラインナップにインする可能性が高いかも!?








2日目4回目、オリジンコウベ最終回のデモンストレーションは、

林シェフ×大西シェフのはずでしたが・・・
林シェフに急用ができ、急遽多田シェフがピンチヒッターに!


大西シェフは、ブリオッシュ生地に、マスカルポーネクリーム、

フランボワーズのヴェリーヌの「ロマノフ」
何世代にも渡って愛されている『元町ケーキ』は、

自分のお店ではなく、“神戸のお店”とおっしゃる大西シェフ。
プティカップにエレガントに盛り付けられた試食も大人気で、

和歌山の皆さんにも愛されていました♡(*´◡`*)



多田シェフは、急遽…本当に急遽林シェフのピンチヒッターで

「カリソン・デクス・ピスターシュ」を解説するだけのはずが、デモまでも!
まるで元々自分がデモをするお菓子だったかのようにスムーズで素晴らしい内容。
さすが郷土菓子がお得意の多田シェフですね。


あらためて、オリジンコウベの層の厚さを痛感しました。

個々それぞれに、お店のスタイルは違えど、7名の根底に流れる神戸ismは同じ!

誰が欠けてもオリジンコウベとして成立しませんが、

誰かが欠けても、他の皆でしっかりとカバーすることができる素晴らしいチームです。

オリジンコウベ自体は、この4月に突然結成したチームではありますが、

実は20年以上の長きに渡って親交を深めてきた皆さんですものね。



オリジンコウベ初遠征!
2日間、本当にお疲れさまでした。
そして・・・和歌山の皆さまに、オリジンコウベの、さらには神戸の魅力を伝える

貴重な機会を与えてくださった北谷社長。
本当にありがとうございました。
展示会も大盛況で、私も空き時間には楽しくブースを拝見させていただきました。


さらに北谷社長が渾身の想いを込めて企画された特別講演会の様子につづきます・・・