サロン・デュ・ショコラ2010 -1@ 伊勢丹新宿店 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ
サロン・デュ・ショコラ2010 前夜祭

 
 
❤ ジャック・ジュナン 

 


 
まずは見逃せない、今年初出店ということで注目されている3店+αから。
 
先月パリでも2度訪れた、私もお気に入りのジャック・ジュナン
ラ・メゾン・ド・ショコラの元シェフパティシエで、一昨年
ご自分のお店を構えるまでは、パリの名ホテルにショコラを提供していたジュナン氏。
今パリで最も注目されているブランドのひとつです。

 
 



 
こちらのボンボンショコラ(9個入)とキャラメルはパリで購入したので、
残りの2種類を購入予定(詳しくは、いただいてからレポしますね)
スタイリッシュなメタルボックスは、男性にも喜ばれそうですよね。
ジュナン氏のボンボンショコラは、口溶けを重視して、
平たく口の中で溶けやすいフォルムに作られています。

ガナッシュ8個、プラリネ1個の9個入のボンボンショコラ詰合せ(写真左)
特に「ヴァニラ」は、元シェフのジュナン氏ならではの香りづけに
より長く香りの余韻を楽しめます。
その他フレーバーは、「はちみつ」「ジンジャー」「シナモン」「ミント」など
ジュナン氏こだわりの素材を使用。
 
 

 




 
今回のテーマ「オペラ」に合わせ、大好きなドン・ジョバンニの絵を
友人のアーティストに描いてもらったプラリネ4種の新作(写真左)
(ドン・ジョバンニのイラストは右下の目隠しをされているものです) 
 
マンゴーパッション、フランボワーズ、バナナの3種類入りのパート・ド・フリュイ(写真右)
マンゴーパッションを試食でいただいたんですが・・・鮮烈の美味しさです!
実は私…周りのグラニュー糖が苦手で、パート・ド・フリュイは
あまり好んではいただかないんですが・・・
こちらはそのグラニュー糖が気にならないくらいフレッシュで、ジューシー☆
そして、とろけるようにやわらかな口溶けなんです。
私と同じように苦手・・・と思っている方は、ぜひ食べてみてください!
パート・ド・フリュイ感が180度変わっちゃうこと間違いなしですよ。

 
 
 
 


 
ジャック・ジュナン氏と日本語堪能なヴァンドゥースさん。
パリでもお上手な日本語に助けていただきました。

ジュナン氏のお菓子は、この笑顔同様とってもやさしいテイスト。
お店でいただいたミルフィーユもエクレアもパリブレストも、
ガツンと主張のあるテイストではなかったですが、美味しかったです♪
朝一番にサロンにお伺いした私たちのために、
足元のストーブをジュナン氏自らつけにきてくださって・・・
でも、その時はまさかジュナン氏だとは気付かず・・・お話できず残念★
とっても優しい笑顔に、胸キュンした瞬間でした(*^^*)❤

 
 
 
❤ パスカル・ル・ルガック
 
 




パリで、できたてのオランジェットをいただき、
そのあまりの美味しさに感動したパスカル・ル・ルガック
オランジェットとショコラの一体感が本当に素晴らしかったんです。

ラ・メゾン・ド・ショコラで25年間シェフ・ショコラティエを務め、
2008年パリの郊外にお店をオープンされたルガック氏。
権威あるフランスのショコラ同好会(Club des Croqueurs de Chocolat)が選ぶ
フランスのショコラ100選で、5タブレット(最高位)を獲得している注目ブランドです。

こちらもパリで9個入BOXを購入したんですが、パート・ド・フリュイは未食なので悩み中・・・
ショコラはもちろんのこと、ショコラのエクレアやグロ・マカロン・ショコラ、
フォンダンショコラも美味で、パリ郊外なんですが、絶対に再訪問したいお店です。
(パリ旅行記書きたい~~~^^;)

 
 
 
 


 
ルガック氏も、この温かな笑顔から伝わってくるお人柄そのままで・・・
パリの厨房も拝見させていただいたんですが、とても丁寧に
そして真面目にショコラ作りに取り組まれているという印象でした。

 
 
 
 
❤ クリスチャン・カンプリニ



 
フランスでも数少ないM.O.Fショコラティエのひとり。
南仏の自宅裏にラボを構え、各国のショコラトリーの要請に応え、
コンサルタントとして世界中を飛び回るクリスチャン・カンプリニ氏。

特に地中海の産物を使い、地元南仏への愛情をショコラで表現されています。

 
 



 
こちらの12個入BOXは、モントン産レモンをはじめ、南仏ならではの柑橘系を使ったものから
ベーシックなガナッシュナチュールまでをひと箱に。 
他に、柑橘系素材を使ったお薦めの4個が入ったコンセプトBOXもあります。
地元南仏産の柑橘を使われているということで、期待大ですよね。

オレンジ、モントンレモン、コルシカミカンなどが使われていますが、
特に気になったのが、氏の幼い頃の思い出の味“タルトシトロン”を表現しているという新作。
レモンのメレンゲとヘーゼルナッツのプラリネの2層の食感が楽しめます。
柑橘好きの自分用に購入したいBOXです♪

ギモーブもとても人気のようで、小さいサイズはプレビューの日には完売していましたよ。

以上3店は、今年初上陸のお店でした。

 
  
 
 
❤ フランク・フレッソン




 
フランス東部メッス郊外にあるフランク・フレッソン
1922年の創業で、現在のフレッソン氏で4代目になります。

こちらのお店にも先月お伺いしてきたんですが、
まるで映画スターのようにカメラ目線がお上手なフレッソン氏☆
お写真もいっぱい撮らせていただきました~。
ケーキも15種類ぐらいをみんなでシェアさせていただいて、
さらにマカロンやシュトーレン、ケーク、サレものも登場。
旅行中、一番盛り上がったパティスリーさんかも♪

今回はボンボンショコラの他、マカロンや、ケーク3種
(キャラメル・ショコラ・ケベコワ)が販売されていたのですが、
2日目にはキャラメルは完売。ケベコワも残りわずかとなっていました。
(京都ではケークの販売はないそう・・・)
 
試食でケベコワをいただいたところ、ふわりととてもエアリーな食感にビックリ!
冷凍ではなく冷蔵便で送っていて、仕上げのみをこちらの会場でされているそうです。
キャラメルはお店でいただいたので、ショコラとケベコワを購入しようと思ったのですが、
賞味期限が3日間と聞き、泣く泣くショコラのみに。。。
お友達によると、どれも一人で一本食べたくなるほどの美味しさだそうですよ(笑)

 
 
 


 
ユーモアたっぷりのフレッソン氏のお人柄が表れているスイーツ救急箱。
塩バターキャラメルが入った注射器や絆創膏をイメージしたヌガーなど
楽しさがいっぱいに詰めこまれています。

 
 
 
❤ セレクション オペラ
 
 


 
「日本限定の華麗なセレクション オペラ」(付録DVD付/6ブランドから各2個)

今回のテーマ「オペラ」に合わせて、オペラ好きな6人の人気ショコラティエが
その魅力を表現したショコラと、新作またはスペシャリテを詰めた
まさに“美味なる総合芸術”と呼べる特別なひと箱。

そんなスペシャルなBOXの蓋に絵を描いたのは、サロン・デュ・ショコラの
主催者であり、建築家でもあるフランソワ・ジャンテ氏。
大のオペラファンということもあり、今回の企画に花を添えました。

<6人のショコラティエ>
●ジャン=ポール・エヴァン
●ジャック・ジュナン
●ジャン=シャルル・ロシュー
●マルク・ドゥバイヨル
●パルカル・ル・ルガック
●メゾン・フェルベール

 
つづきます・・・