スイーツ巡り講座☆イグレック編-2 @ よみうり梅田文化センター | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ
スイーツ巡り講座☆イグレック編-1

  



  
1プレート目、4種目のお菓子は・・・

●神戸スフレ(シェフ的には、おまけの試食・・・だそうです^^;)
 薄力粉の分量を最大限に抑えて、細やかな温度の微調整により焼き上げるという
 今までにない製法を用いて焼き上げた生地にクリームをサンド。

 
多田シェフが半年間にわたって試作を重ねられたというこだわりの生地は、
お口に入れた瞬間に、シュワッとチーズスフレのようにとろける口あたり。
粉をほとんど入れず、代わりにサワークリームをたっぷり入れることで
生み出される不思議なテクスチャー。
余韻にふわりと、チーズの酸味も感じられます。

そして、このとろけるような口あたりの秘密は生地の配合だけでなく、
特殊な焼き方にも!
でも、これはちょっと秘密にしておいた方がいいのかぁ^^;

 
私がまだ多田シェフとお知り合いになる前に、
イグレックさんのお菓子に魅せられたきっかけが・・・
‘ゼラチンを極限まで減らしたムース’だったんです。
ギリギリの口溶け感が、未体験の素晴らしさで☆
今度は、その生地バージョン!っていう感じかな。
ちょっぴり病みつきになっちゃう、本とに不思議な口あたりなんです。
クリームも、プレーンの他に、ショコラや紫いもなどのフレーバーが
順次登場しているので、ちょっとした手土産に、
そして大人数が集まる帰省の際などの神戸土産に、是非お薦めです!

  
  
  
  



  
冷たいグラスデザートをいただいたあとは・・・
温かいグラスに冷たいアイスクリームをのせて。
これこそテイクアウトできない、サロンでいただくデザートの醍醐味ですよね!

 
●モワルーショコラ
 
温かいモワルーショコラとトンカ豆のグラス

 
パチッ、パチッ♪ シャッターチャンスですね。
でも皆さん手元アップで写してらっしゃったけど、
私はちゃんとシェフのお姿もいれておきましたよ~(笑)

  
  
  


 
トリニダード・トバゴ産のカカオを原料としたカカオ分64.5%のショコラを使用した
このモワルーショコラは、ストロングな香りと芳醇な味わい。
これ単体でいただくと、ちょっぴり大人テイストのモワルー。
モワルーショコラって、ショコラの香味がダイレクトに表れるお菓子だけど、
このモワルーのテイスト、私、かなり好みです❤
 
さらにトンカ豆のアイスクリームと一緒にいただくと・・・
バニラのような桜餅のような甘い香りと相まって、馨しきマリアージュ❤

温かなモワルーショコラも、こんな風に涼しげなグラスに入れて、
アイスクリームをトッピングするだけで、
見た目も涼やかな、グラスデザートに変身しちゃうんですね!
ホームパーティーにもピッタリの、ビジュアル以上に華やかなテイストの一品でした。

  
 
  
  
  



 
最後はお口直しにさっぱりと・・・

●ジュレパンプル
 パンプルムースロゼのコンポートジュレ ミント風味

 
グレープフルーツにミントを散らしてシロップに漬け、ラップをぴったりとかけてアンフュゼ。
こうすることで、香りとともに、グレープフルーツの苦味も抽出されるそう。

グラスの周りには、お塩を付けて。
ソルティードックを髣髴とさせる、涼やかな演出ですね。
さっぱりとお口の中をリセットしてくれる爽やかな風味で、しめにピッタリのグラスでした。

 
でも・・・リセットされてまだまだ食べられそう~(❤ ❤)
っておっしゃってくださった生徒さん方・・・大好きです!
シェフは最初、ちょっとボリューム多いかなぁって心配されてたけど、
私の講座にそんなご心配は無用だったようですね(笑)
心強い生徒さんばかりで、私もとっても嬉しい限りです(*^^*)♪
 
食べっぷりがいいこともそうなんですが(笑)お菓子作りをされている方も多いので、
結構マニアックな質問も多かったりして。
1日講座も合わせて、まだ3回目なのに、皆さんとても和気あいあいといい雰囲気だし、
一緒に楽しんじゃってる私も、いっぱい支えてもらっちゃってます。
素敵な仲間に巡り会えて、この講座を開講してよかったなぁ・・・
と、心から思っている今日この頃です(*^^*)♪
嬉しいメールやお菓子のプレゼントなど、いつも本とにありがとうございますm(_ _)m

  

  
  
  


 
多田シェフは、お菓子を考えられる時に、味の連想ゲームをされるそう。
お料理の組み合わせからインスピレーションを受けることが多く、
コレとコレが合うから、きっとコレとコレも・・・と、少しずつ変化させていき、
まず頭の中で完成させてから、試作にうつられるんですって。
(女性のファッションから、インスパイアーされることも多いそうなので、
 多田シェフに会う時は、気をつけなくっちゃ^^;)

酸味にも、グレープフルーツやレモンなどの柑橘系、ベリー系、
トマトや苺系、チーズなどの乳系、そしてビネガー(お酢)系と
5種類のカテゴリーがあって、同じグループのものを合わせていかれるそう。
味の連想ゲーム・・・シェフの頭の中を覗いてみたいですね。

 
プティ・ガトーは、どうしても保形性を考えないといけませんが、
ギリギリの食感を表現できるのが、このヴェリーヌ(グラスデザート)の最大の魅力☆
しかも今回はイートインということで、温かいもの×冷たいものという
温度差の魅力も表現していただけました。
チョコレートを割ると、液体状のソースが流れ込む・・・という仕掛けも、
皿盛デザートをグラスの中で表現すると…という楽しい発想の転換ですね♪

ヴェリーヌは、グラスという全てが見透かされてしまう透明な世界の中で、
極限の食感や、多種類の味の組み合わせを表現できるという
シェフにとっては、‘遊び心’を思う存分発揮できる表現方法。
今回は、そんなサプライズ満載のヴェリーヌを5種類もいただくことができて、
私もとっても勉強になりました。

 
多田シェフ、美味しいお菓子と楽しいトークを、どうもありがとうございました(*^^*)❤
飛び入りの大下シェフも、ありがとね~♪
お二人はいつも本とに仲良し♪ 見事なチームワークです!