
金子シェフの2皿目は・・・
(3皿お願いしたら、シェフが順番を決めてサーブしてくださいました)
タタン風パイナップルのキャラメリゼ グラスバニーユ
「じっくりとオーブンで焼いたパイナップルのタタンと
タヒチ産のバニラをたっぷりと使ったグラスバニーユ。
アクセントに甘酸っぱいフランボワーズのソースを添えました。」
タタンというと林檎が一般的で、パイナップルのタタンって珍しいですよね。
バニラのアイスクリームとのハーモニーもどんな感じなのかしら?と
いただく前は想像ができなかったんですが・・・


ひと晩かけて、オーブンでじっくりと焼き上げたパイナップルの上に
タヒチ産バニラをふんだんに使ったバニラのアイスクリーム。
土台にはしっかりと焼きこまれた、薄いフィユタージュがしかれています。
パイナップルのタタンは、さすがじ~っくりと火通しし、水分を飛ばしてるだけあって、
風味がギュギュっと凝縮された濃厚な味わい。
濃厚で豊かな香りのタヒチ産のバニラとの相性もバッチリです!
タヒチ産のバニラは、香りにインパクトがあるので、
個性の強い素材と組み合わせても、バニラの香りが負けないんですね。
フランボワーズのキュンとした酸味が、濃厚なテイストにアクセントを添えています♪

こちらのグラスは、ココナッツのブランマンジェか
ラム酒風味のミルクからセレクトできたんですが・・・
よく考えずして、‘ラム’という言葉に反応してしまい、ラムミルクをセレクト^^;
カルーアミルクに似た感じですよ~とシェフは言われたんだけど、
もっと、さらりと清々しい口あたり。
ミルクのミルキーテイストが、ラム酒でスキッとキレよく仕上げられています。
わっ、これっ・・・くぴくぴ飲めちゃって、かなり危険な美味しさかも~^^;

添えられている小菓子は、ココナッツのケーク。
フォークを入れると、ほろほろっと崩れ落ちてしまうような、もろいテクスチャー。
やめられない、止まらない・・・ってなってしまいそうな素朴な美味しさでした。
これがココナッツ風味のケークなんだから、
ココナッツのブランマンジェと合わせた方がよかったのかしら?!
でも私、ラム風味って聞くと弱いんですよね~(ラム酒にも弱いくせに・・・^^;)
パイナップル、タヒチ産バニラ、ココナッツ・・・
目の前に青い海、白い雲、ヤシの木が浮かんでくるような
南国の景色を髣髴とさせるアジアンテイスト!
でも金子シェフの手にかかると、お洒落なフランス風デセールに
変身してしまうのが、やはり素晴らしいですね~。
あぁ、なんだかあのラムミルク・・・また飲みたくなってきちゃいました(笑)
ひと口で、ちょうどいい按配の夢見心地になれちゃうんですもの(*^^*)
さら~にラム酒の効いた3皿目につづきます・・・