華麗なるショコラの誘惑 ☆ キャトリエンム ショコラ 進 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ
hanareのSweet Trick
マロン4兄弟 ☆ エス コヤマ -1
マロン4兄弟 ☆ エス コヤマ -2
マルシェから焼き立てをお届け ☆ エス コヤマ

  
  
  




  
あっ、そうそう忘れてはいけません!
この日はエス・コヤマのお菓子を買いに行ったのではなく、
こちら、キャトリエンム ショコラ 進での撮影にお伺いしたんでしたね(笑)

パティスリーに長時間並ばれているお客さまを見て、
少しでも行列が緩和されるようにと、ショコラトリー、ブーランジュリー、
マカロン&コンフィチュール、そしてhanare(カフェ)と
別棟で専門ブティックを展開された小山シェフ。
パティスリーには相変わらず大行列が続いていますが、
別棟の商品をゆっくり選べるのは嬉しいですよね(*^^*)♪

キャトリエンムでは、BGMに魅惑的な女性の声が流れていて
(フランス語で商品名が囁かれているんです♪)
この空間にいるだけで、五感がとっても癒されてきて、
ふっと眠りの淵に誘い込まれそうな感覚に・・・

でもショコラ用に、Coolに温度管理されたお部屋での3時間半の撮影・・・
まるでショコラでコーティングされたかのように、
身体がカチンコチンになってしまいました(笑)
カメラマンさんって、凄まじく職人さんなんだなぁと改めて感じたひと時でした。

  
  
  
  







色とりどりのボンボンショコラや、真っ白なSnow Ballのようなシャンパントリュフ、  
深紅のハートBox入りのクリスマスのギフトボックスや、
フェイクショコラのストラップなども(ボンボンショコラとのセットのみ)

今まであまりつくづくと見る機会がなかったのですが、
オブジェのひとつひとつにも、深いこだわりが感じられますね。

フランス語のBGMが心地よく、いつまで眺めていても全く飽きることがない不思議な空間・・・
お菓子を見ている時、本とに嬉しそうな顔しますよね~(*^^*)❤
ってまたまた言われちゃいました(悩)

  
  
  
   


一、「げん(BITTER CHOCOLAT)」 濃厚なる深み、そして研ぎ澄ました粋。
二、「らく(MILK CHOCOLAT)」  まろやかな広がりとなめらかなる潤い。
三、「はく(WHITE CHOCOLAT)」 母なる薫りの滋養、万感の普遍性。

そして4番目のCHOCOLATは・・・小山進シェフの名より
四、「進(しん)」 不易流行
   不変の詩の生命と形としての詩の移り変わる新しさと、それは一つの根本から成る。

この言葉の存在は知っていたのですが、ショーケースに
文字が刻まれていることには、このとき初めて気づきました!
照明をすべて消したら、不思議なことに文字が浮かび上がって見えてきたんです!

この他にも、本とに不思議な現象が色々と起こって・・・
この空間にいる間は、異様に五感が研ぎ澄まされていくような感覚がして
扉を開けて、一歩俗世界に足を踏み出した瞬間に、
ハッと夢から覚醒したような気がしました・・・

  
  
  
  
  


  
  
さらにこの日購入したお菓子の中で、衝撃を受けた一品が・・・マカロンエス・コーク。
メタルパープルのセレブ感溢れる煌めきが、クリスマスの夜にぴったりですよね☆

  
エス・コーク
(紫) : 小山シェフの友人であるフランス人シェフがコーラのマカロンを作ってらして、
          それよりも美味しいものを作りたい!と触発されたそう(笑)
          コーラのシロップを入れたホワイトチョコベースのガナッシュに、
          それだけでは甘みが強いので、コーラの風味を引き立てるようにと
          隠し味にグリオットのコンフィチュールをイン。
          生地はコーラの缶をイメージして、メタリックに仕上げられたそう。
          私はコーラ自体は苦手で、飲めないんですが、このマカロンは大ヒット!
          コーラ味のお菓子って、なんだか幼少時代を思い起こさせますよね。



パプリカ&フランボワーズ(赤) : シェフが今凝ってらっしゃるという、料理感覚のマカロン。
                 パプリカをオリーブオイルで練って、ピューレ状にし、
                 ホワイトチョコベースのガナッシュに加えて。
                 こちらは隠し味に塩、胡椒、そしてフランボワーズの
                 コンフィチュールをイン。
                 さらにプレート状のビターチョコも挟まれています。
                 パプリカに甘酸っぱいフランボワーズを合わせることで
                 パプリカの甘みを引き出しつつも、フルーツだけではだせない
                 独特の味わいが表現された、お料理の前菜感覚のマカロン。 
                 フォアグラのマカロンよりもずっと食べやすく感じましたよ。

     




   
季節限定Seasonal Macaronから・・・

マロン(最左): ホワイトチョコレートベースに、ほくほくの栗のペーストを混ぜ込んで
         ラム酒の芳醇な香りを加えて。 
         中央にはマロングラッセとエグランティーヌで華やかさを添えて。
         プチ・ガトーの栗のマカロンからインスパイアーされたような構成ですね。
         ほこほこ感が感じられるガナッシュって珍しいかも?! 
         食感では素朴さを感じさせながら、ラム酒とエグランティーヌで
         大人の香りをプラスするという2面性が心憎い演出ですね。 

  
メープル&くるみ(最右):アイスクリームのメープルウォールナッツをイメージした
             くるみ&メープルシロップのコンビネーションが愉しめるマカロン。
             イヴォワールベースのガナッシュに、メープルシロップを飴状にして
             絡ませたくるみを合わせて。 
             マカロン生地にもメープルが練りこまれているので
             しっとりとレアな食感に仕上がっています。

    
  
コヤマさんのマカロンは、定番は最初に全種類いただいたので、
その後は、季節の新作をセレクトするようにしているんですが・・・
今回のエス・コーク&パプリカ&フランボワはかなりのお気に入り!
今すぐにでも、買いに行きたい衝動に駆られています(笑)

去年のX'masケーキで、濃厚なショコラのケーキ×パプリカソースというのをいただいたり
先日仏レストランで、真っ赤なパプリカが全面にまぶされたフロマージュをいただいたりと
パプリカって、お料理以外にも色々な使い方ができるんだなぁと思っていたんですが、
小山シェフは、マカロンやボンボンショコラに使われたんですね。
(パプリカ×サンギーヌというボンボンの新作が!)

この2種類は、マカロンは甘いから苦手・・・と言われる男性にもお薦めです!
ビジュアルも華やかで美しいし、クリスマスの前菜に添えても
お洒落じゃないかしら~♪

  
シェフの皆さんはよく、お菓子を食べるよりも色々なお料理を食べることから
インスパイアーされることが多いと言われるんですが・・・
料理の要素も取り入れることで、スイーツの世界観が
無限に広がっていかれるんでしょうね。

取材に行ったはずが、帰ってからこんなにも楽しんでたのねぇ~・・・
って編集者さんに苦笑いされそうだけど・・・書いちゃいました^^;

  
  
.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**

店名:キャトリエンム・ショコラ・進
住所:兵庫県三田市ゆりの木台5-31-5(パティシエ・エス・コヤマ隣)
電話:079-564-3192
定休日:水曜日
営業時間:10:00~18:00