
先日、よ~いドン!の苺スイーツ特集でフレジエをご紹介させていただいた
パティスリー・ド・グラースさん。
仕込んだ大きなサイズから、目の前でプチ・ガトー分をCutしてもらって
食べていながら、亀川シェフとのお喋りに興じていて
写真を撮るタイミングを逃してしまった私^^;
なので、後日あらためて購入しに行ってまいりました~♪
パティスリー・ド・グラースさんは、2008年4月に
大阪・梅田の桜橋エリアにオープン。
桜橋はオフィス街で、近くに北新地という夜の街があるので(笑)
客層が普通のパティスリーさんとは少し異なり、
サラリーマンさんや、大量のお土産使いが多いそう。
スーツ姿のサラリーマンさんが、シュークリーム1個!
なんて購入される姿、見てみたいですね。
夜9時まで営業されているのも、ポイント高いですよね♪
亀川シェフは、舞子ビラ時代にオ・グルニエ・ドールの西原シェフや
モンプリュの林シェフに師事し、お二人を心から尊敬されています。
またナチュール・シロモトでの修行時に、城本シェフの口癖であった
「鮮度に勝るものは無い」という教えを忠実に守り、
「当たり前ですが、鮮度・素材・配合・技術・気持ち
一つでも欠けると良いお菓子は出来ない。
当たり前の事を当たり前に毎日する事で、おいしいお菓子が出来るのです。」
をモットーに、日々真面目にお菓子作りに取り組まれています。
亀川シェフとは、シェフがこのお店のシェフ・パティシエを務められるよりも
ず~っと以前から知り合いだったので、お店にも何度となく足を運んでいて、
いつもシェフの目の前で5.6個お菓子をいただきながら、
スイーツに関するあれこれを2~3時間語り合っているはずなのに、
なぜか今まで一度も、グラースさんの記事を書いたことがなくってm(_ _)m
というのも、いつもフツーのTea Timeを楽しんじゃっていたからなんです^^;
でも今回は、しっかりご紹介させていただきますね!
シェフにお薦めの4品をセレクトしてもらいました。
●フレジエ

フランスの伝統菓子であるフレジエを亀川流にアレンジ!
キルシュのシロップをたっぷりとアンビベしたジェノワーズで、
大粒の苺とバタークリームにアングレーズソースを加えたクリームをサンド。
フレジエの王道である、ビスキュイ→ジェノワーズに、
バタークリーム+カスタードクリーム=ムースリーヌクリーム
→バタークリーム+アングレーズソースに変えることで、
非常に軽く、口溶けのいいフレジエに仕上げられています。
このクリームが、甘さ控えめながらバニラの香り高く、
クリーミーながら瑞々しく、とっても口溶けがいいんです。
ムースリームよりもコクがない分、炊き上げる温度を少し上げることで
卵のコクを引き出しているんですって。

苺は、徳島・勝占産のさがほのかを使用。
しっかりとした歯ごたえで、甘みと酸味のバランスがGood!
このジューシーでフレッシュ感溢れる苺とクリームがお口の中で渾然一体となって、
お互いの美味しさを引き立てあい、なんとも言えない
乙女チックな香りの余韻が広がっていきます・・・
まさに、旬の苺の美味しさがシンプルかつダイレクトに伝わってくるフレジエ❤
私は濃厚なムースリーヌクリームも好きなんですが(アングレーズも好きだけど・・・)
このクリームは軽やかながら、苺の存在感に負けることなく、
苺、クリーム、ジェノワーズ・・・3層の食感のコントラストが
春のウキウキ感を描いているような、そんな心地よいリズムを奏でています♪
そして苺とバニラがブレンドされた甘酸っぱく、馨しい香り・・・
女の子なら、この魅惑的な香りにときめきちゃうこと間違いなしです!
●キャピシーノ


コーヒー好きな私は、もしシェフがセレクトしてくれなくても(笑)
絶対これはいただこう!と決めていた一品。
“キャピシーノ”っていう響きもキュートですよね♪
カプチーノっていう意味なんですって。
キャフェ風味のジェノワーズ・オザマンドとキャフェ風味のムースが
たっぷりの真っ白なシャンティで覆われています。
アクセントにシナモンを効かせて!
コーヒー、ミルク、シナモン・・・まさにカプチーノそのものですね。
ムースは、コーヒーをアンフュゼして作られていると聞いて、
ややコーヒーテイストは弱めかなぁと思ったんですが・・・
(私は、コーヒーの苦味がガツンと聞いている方が好きなので^^;)
キャッ❤ コーヒーの苦みがしっかり、ガツンと響いてきます!
コーヒー豆をロボクープで粉砕して、アンフュゼし、
さらにアイスコーヒーの豆から抽出したエキスも加えているので
こんなにもコーヒーフレーバーがしっかりと抽出されているんですね。
ジェノワーズにも、このコーヒーエキスがたっぷりとアンビベされているので、
かなりキャフェ感の強いカプチーノに仕上がっています。
シェフもコーヒー好き、私もかな~りコーヒー好きなので、
二人の中ではかなりお薦めの一品です!
こちらのムースもアングレーズベースで仕上げられているので、
トゥルンと滑るようになめらかな口溶け。
まるで本物のアイスカプチーノを飲んでいるかのような喉越しの良さ。
余韻に湧きあがってくるキャフェとシナモンのスパイシーなアロマの余韻が、
大人の余裕を感じさせるような・・・そんなアダルトな雰囲気も魅力かなぁ。
つづきます・・・
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店名:パティスリー・ド・グラース
住所:大阪市北区梅田2-4-5 吉本桜橋ビル1F
電話:06-6347-7872
営業時間:12:00~21:00
定休日:日曜日