クリスマス焼き菓子お取り寄せ講座 -1 | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ


 
12月のお取り寄せ講座のテーマは、毎年恒例のクリスマス焼き菓子
シュートーレン、ベラベッカ、パンデピス、クグロフなど
私も一年で一番楽しみにしているお取り寄せテーマです。
でも毎年個人的にも沢山の種類をお取り寄せしているので、
どれをどの講座で扱ったのか段々分からなくなってきてたりして^^;

今回プライベートサロン講座でお取り寄せさせていただいたのはこちら!

 
 
 



 
シュトーレンは毎年、ブーランジュリーとパティスリーの両方を。
箱を見た瞬間に生徒さんのテンションが一気に上がった(笑)ツォップさんのシュトーレン
やはりツォップさんはパン好きさんに大人気なんですね♪

ツォップさんでは、6ヵ月前からフルーツを洋酒・スパイスで漬け込み使用されております。
レーズン、オレンジピール、レモンピールなどにシナモン、ナツメグを効かせて。

中心にマジパンが入っているどっしりとボリューミーなBody。
でもきび糖を使われているからか甘さは控えめで、粉糖が別添えされていました。
生地が味わい深く、とても美味しかったです。

 
 
 




こちらは400年前のパンを再現したダイフェカーターというパン。
17世紀の聖ニコラウス祭を描いた一枚の絵画を発端に、ダイフェカーターを追究をされた
パン文化研究者舟田詠子さんの講演のためにつくられたのが始まりなのだそう。

ダイフェカーターは、日本語では「悪魔の牡猫」という意味。
クリスマスに食べられるパンで、現在その痕跡はオランダの地方にだけ残っているそうです。
古い農耕の呪術儀礼の記憶がこのパンを生み出し、来る年の豊穣、宇宙の再生を祈る
収穫祭の名残りなのだそう。(参照:『誰も知らないクリスマス』舟田詠子著)

ナイフを入れるとゴリゴリと響く目の詰まったかためのブリオッシュ生地で、
ほんのりと甘く、レモンの香りがふうわり。
賞味期間は3週間以上もあるんですが、なんとなく病みつきになって
パクパクと食べられちゃうどこか懐かしいお味でした。

 
 
 


 
リリエンベルグさんからは、シュトーレンとパーティクグロフを。

 
 
 




パティスリーさんのシュトーレンらしく、フィリングがとてもリッチ!
レーズン、オレンジピール、日向夏みかんピール、いちじく、杏、洋梨、
プルーン、パイン、桃、リンゴなどのドライフルーツとヘーゼルナッツ、
クルミなどのナッツに、シナモン、ナツメグ、オールスパイスなどが効いています。
 
マジパンは入っていないようですが、生地もしっとりとリッチ。
リリエンベルグさんらしい、やさしい味わいのシュトーレンです。

 
 
 

     

 
背高のパッケージもとってもキュートなパーティークグロフ

バターリッチなケーク生地に、ぷちぷちのイチジク入り。
リリエンベルグさんのクグロフ生地、私大好きなんです♪
 
こちらはクリスマスバージョンということで、カラフルなパート・ド・フリュイが
まるで宝石のようにキラキラとトッピングされています☆

 
つづきます・・・