
成田からパリでのトランジットを経て、リヨンまでの長~いフライト。
ベットで眠りた~い、シャワーを浴びた~いと思っていたのに、
到着したその足で向かった先は、ホテルではなく・・・
2004年に、史上最年少でルレ・デセール会員となり、
フランスの若手注目株筆頭であるセバスチャン・ブイエ氏のお店。
と言っても、ブイエ氏はこの時サロン・デュ・ショコラ@伊勢丹新宿店にいらして、
私も出発前日にお会いしていました~^^;
でもお店の前で、クラブハリエの山本シェフとバッタリ!
同時期にリヨン入りすることは知ってたけど、こんなにタイムリーに出会えるなんて♪

ブイエ氏は、伊勢丹新宿店にも出店されていますが、
どのような商品が並んでいるのか、ちゃんとチェックして行けばよかったなぁ^^;
でもこの星座別の大きなショコラは、おそらくこちら限定だそう。
だけど・・・こういう絵や動物、人形を象ったショコラって
どこから食べればいいのか悩んじゃって・・・
結局可愛そうで、飾っておく羽目になっちゃうんですよね★

まだ店内に入れてません・・・
ユキちゃんはショーケースを見た途端テンション上がるよね~(笑)
ってよく言われるんですが・・・そのとおり!
さっきまでの眠気はどこへやら?! いつの間にかお目目パッチリです♪
グリーンやピンク、オレンジとヴィヴィッドカラーが目にも鮮やかなアントルメ。
ブイエ氏お得意のグラサージュのオンパレード☆
色鮮やかに煌めくアントルメの中には、昨年東京&大阪で開催された
ブイエ氏の製菓技術講習会でも披露されていたガトーもありますね。
グラサージュ仕上げとマカロンによるデコレーションは、
決してワンパターンというのではなく、
ブイエ氏曰く、これこそが自分のお店の特徴であり、
お客様がブイエのお菓子に求める最大の魅力なのだそう。



フランス上陸1軒目のパティスリーから、思わずうっとり・・・❤
リヨンは、古き良き時代のフランスの香り漂うクラシカルな街並みなのに、
こちらのショーケースには、ポップなカラーと斬新で前衛的なフォルムの
ブイエ氏のオリジナリティ溢れるお菓子が顔を並べていました。

2000年に父の後を継いで、パティスリー「ブイエ」のオーナーシェフとなった
セバスチャン・ブイエ氏。
現在は、リヨンン市内で3軒のパティスリーを経営されています。
こちらの本店に並ぶ商品は、アントルメ約10種類、プティ・ガトー約30種類、
プティフール、マカロン約24種類、マカリヨン、ガトー・ド・ボワイヤージュ
タブレット、ボンボン・ショコラ、ギモーブ、コンフィチュール、アントルメ・グラッセetc...
まさにヴィヴィッドなオレンジのおもちゃ箱の中に、
所狭しと遊び心に溢れた玩具が並べられているかのよう(*^^*)♪

そんな中でも気になったプティ・ガトーがこれ!
“J'EN SUIS BABA”
最近流行りのスポイトの刺さった、ヴェリーヌスタイルのババですね♪
ラム酒風味のジュレの上に、ババとシャンティを浮かべ、
ストローとラム酒入りのスポイトが刺されています。
ラム酒はお好みで!ということなんですが・・・
段階を楽しむことなく、一気に全部注入しちゃいました~^^;
でもオランジュが効いていたので、爽やかで食べやすかったですよ。
とはいえ、やっぱり時間が経つにつれてパクンパクンに…

こちらは、“Finger”
エクレール・キャラメルのようなビジュアルに見えますが、
Fingerの名の通り、やや細めで小ぶりなフォルム。
ビスキュイショコラ・サンファリンヌに
ムース・ショコラ・オ・レとクレーム・マロンを重ね、
中には、バニラ風味のポワールのコンポートがイン。
それぞれのテイストにはきちんとメリハリがありながら、
全体としてはやさしく、まあるいテイストに。
ブイエさんのお菓子全般に通ずる感覚かなぁ。
まだ1軒目なので、プティ・ガトーは泣く泣く2個で諦めましたが、
まだまだ気になるお菓子が満載でした。
って・・・1軒目から長すぎないですか?
こんな調子じゃ、いつパリ紀行が終わることやら・・・
でも、Part2 に続いちゃいます^^;