離婚するとき、非正規で蓄えが少ない夫に私の貯金を持っていかれるなんて!
今まで妻は財産を「もらう側」。「内助の功」を理由に夫が稼いだお金を折半するのが当たり前でした。しかし、夫と同程度の稼ぎがある妻は困ります。支出が夫>妻、貯金が夫<妻、家事育児の割合が夫>妻の場合、今度は「渡す側」に。手持ちを失うなんて絶対に嫌!夫に1円もあげずに離婚するにはどうしたら?!
A.夫の貢献をできるだけ低く見積もる
夫がいなければ収入を得て、貯金を作れないなんて決めつけないで!
家事育児の所要時間や労力、難易度がバラバラだから「俺の方がやっている」なんて言い過ぎ!お互いの財産形成への貢献度を相殺すれば取り分なしが正解。
B.貯金を開示させれば、夫の取り分を減らせる
まず「貯金が少ない方が財産分与で得」と言えば、夫は貯金を開示する。次に開示された貯金が収入のわりに少ないことを指摘する。その理由は無駄使いが多いからだと言い、その分を分与額から差し引く。
C.開示したくないから財産分与をしない
離婚予定の夫婦間に信頼関係はないので、仮に開示しても「少ないから隠している」と指摘されいつまでも終わらない。開示するのが苦痛なのは無駄使いが多い夫の方。使途を質問されたくないなら、はじめから開示せず、財産分与をしない方がいい。