プレデター バッドランド アドベンチャーSF | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「プレデター バッドランド」

 

をTHE RIVERさんのご招待で完成披露試写会で観てきました。

 

ストーリーは、

若きヤウージャ族のデクは、弱いという理由で父親から殺されそうになり、生存不可能とされる最悪の地「バッドランド」に送られる。その星で強敵と言われる怪物を殺し、戦利品を持ちかえれば強さを認められると考えたデクは不死と言われる怪物を探しに出るが、その途中でアンドロイドのティアと出会う。

というお話です。

 

 

プレデターの母性でヤウージャ族のデクは兄のクウェイと実践さながらに戦っていた。デクが一人前の戦士としての試練のために他星に狩りに行く前の練習だが、実は一族のリーダーである父親ニョールは弱い戦士は要らないと言って、デクを排除するようにクウェイに話していた。

 

ニョールはデクを殺そうとし、クウェイはデクを庇い宇宙船に乗らせて狩り用の星へと送るが、ニョールはデクを庇った兄を殺してしまう。クウェイを殺され、最悪の地バッドランドへ送られたデクは、その星の不死と言われる怪物を殺し、戦利品を持ちかえれば一族の戦士として認められると考え、怪物を探し始める。

 

 

至る所に出現する色々な怪物を倒していると、デクを助けてくれた存在が現れる。上半身しか無いアンドロイドのティアだ。彼女が言うには、この星では生き残るのが難しいが自分を連れて行けばアドバイスが出来るという。

 

彼女の言葉に従いティアを背負って移動を始めたデクは、彼に付いてくる小さな怪物に気が付く。遠ざけようとするが懐いてしまい一緒に旅をすることに。プレデターと上半身のみのアンドロイドと猿のような怪物。そんな3人の前にティアと対のテッサが現れる。ウェイランド・ユタニ社製の彼女たちは、この星のあるモノを手に入れに来たのだが…。後は、映画を観てくださいね。

 

 

新作のプレデター、面白かったよぉ~!元々、プレデターをプーちゃんと呼んで大好きな私。今回も期待していましたが、期待以上に私は楽しめました。こんなに人間的?なプーちゃんは今まで観たことありません。エイリアンvsプレデターの時に、人間と一緒に戦ってくれてとっても優しい姿を見せてくれたけど、今回は人間は一切出てこず人外ばかりでした。でも兄弟愛はあったし、仲間愛もありました。

 

まずプレデターの母性から始まります。プレデターは今までの作品でも描かれてきたように戦士で誇り高い一族です。強い者以外は必要ないという考え方で、デクは弱い者とみなされて排除認定されてしまうんです。父親ニョールは全く息子の話を聞かず、弱いなら殺すというんです。酷いでしょ。兄のクウェイはいいお兄ちゃんなんだけど、彼も父親に殺されてしまうんです。

 

 

デクは逃げることが出来ますが、それでも何だか一族に認めて貰おうと思い、怪物を倒して戦利品を持って帰ろうと考えるんです。何で自分を排除しようとした星に帰ろうとするんだろうと不思議に思いましたが、最後まで観ると彼がやろうと思っていたことが判ります。うん、それなら理解出来るよ。

 

そんなデクを助けてくれるのがアンドロイドのテッサです。ウェイランド・ユタニ社がこの星に送ったアンドロイドで、この星は最悪の星だと解って人間ではないアンドロイドだけ送ったようでした。このウェイランド社、エイリアンの内容でも解るように、色々な所へ行って兵器用生物を集めているんですよ。エイリアンとプレデター関係のシリーズを全て観ていれば、この設定はよくわかります。

 

 

なので、この映画の内容は怪獣アクションを楽しむ映画ではありますが、エイリアン&プレデター系のオタクにはたまらないお話しになっていました。きっと、何度も観ると細かい部分のこだわりにも気が付くんじゃないかな。私はまだそんなに見つけられていないので、また観に行くつもりです。

 

特にウェイランド社の基地で戦わなきゃいけなくなる部分があるのですが、色々な怪物も捕まっているみたいだったし何か色々とありそうでもっと細かいところまで観たかったんだけど、激しい戦闘シーンなので、観ている余裕がなくてついドキドキハラハラで一杯になってしまいました。

 

このティアですが上半身だけでウロウロとしています。怪物たちに攻撃されて飛行船ごと墜落し、上半身と下半身が切れてしまったようでした。エイリアンの時はアンドロイドの自己再生能力が無かったけど、今回は自己再生能力が搭載されているようだったので、あの時代よりも進んでいるようでした。

 

 

エイリアンvsプレデターのハーフであるプレデリアンが生まれている時代なのか、その前なのか分かりませんがどうなんですかね。でもプレデターの中に色々な一族があるような雰囲気だったので、もしかしたらプレデリアン一族もあったりするのかもしれません。ああー、ネタバレ出来ないからラストの衝撃は言えないわぁ~!どう考えても続きそうな雰囲気でした。

 

そういえば不思議な3人組が出来て、それで旅を続けるんだけど、何だか小さな猿みたいな怪物が可愛いのよ。お目目がぱっちりしていて愛らしい系なんだけど実は…という子です。なんとなく”すみっコぐらし”の恐竜だけどトカゲと言い張っているコみたいで目が離せない感じになります。うん、ロード・オブ・ザ・リングのゴラムみたいなのに、なんかかわいく見えてきます。

 

 

この3人組で旅を続けると考えるとロールプレイングゲームみたいで、ドラクエとかFFとかみたいになりそうなんです。ダンジョンで恐竜を倒してそうなのよ。楽しそうだけど永遠に続きそうだなぁと思いました。ラスボスは誰かなぁ。最後の最後でリプリー(クローン)と出会って、一緒にエイリアンを完全に排除して欲しいなぁ。無理だろうけど。(笑)

 

久々のプーちゃんに再会して、テンション上がりまくりで楽しめました。想像が膨らんじゃって頭の中がボンッしそうでした。このシリーズはマジで大好きです。きっとシリーズは続きそうだし、新しいプレデター・デクくんの旅がどうなるのかとっても楽しみになりました。

 

 

私はこの映画、超!超!お薦めしたいと思います。はっきり言って、好き嫌いはあると思います。SFだしそんなに人間的なことを描いているわけじゃないし残酷なシーンもあるので、万人にお薦めは出来ないけど、このシリーズが好きな方には喜んでいただけると思います。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「プレデター バッドランド」

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/predator-badlands