「チェンソーマン レゼ篇」
を観てきました。
ストーリーは、
「チェンソーの悪魔」との契約で「チェンソーマン」に変身し、デビルハンターとして戦うデンジ。上司であるマキマとのデートに浮かれるなかレゼという少女に出会う。カフェで働いているというレゼとの出会いをきっかけに、デンジの日常は大きく変わりはじめる。
というお話です。
「チェンソーの悪魔」ポチタと契約し悪魔の力を手に入れたデンジ。ある戦いでマキマにスカウトされ、悪魔の心臓を持つ「チェンソーマン」となり、公安対魔特異4課に所属するデビルハンターとなった。
ある日、デンジの相棒パワーが血の吸い過ぎで仕事に入れなくなり、サメの悪魔ビームと相棒を組まされる。文句を言うが、憧れのマキマに映画デートに誘われどーでも良くなってしまう。映画の趣味が合い何となく自分にも心があるのかと思ったデンジがマキマに聞くと心臓に耳を当てて音を聞き、心があると言われて有頂天に。
仕事で街を歩いていると急な雨に見舞われ、電話ボックスで雨宿りしていると偶然“レゼ” という少女と出会う。近所のカフェで働いているという彼女はデンジに優しく微笑み、カフェに来てねと言って去ってしまう。
この出会いを境に、二人は休息に親密になって行く。デンジの年齢で学校に行ってないのはおかしいというレゼは、一緒に逃げて学校に行けばよいと誘うがデンジは今の生活に不満は無いんだけどと言いその話は断ち切れてしまう。そんな二人は深夜に学校に忍び込み、学校生活を味わってみるのだが…。後は、映画を観てくださいね。
いやぁ、レゼ編面白かったなぁ。原作で読んではいるのですが、アニメになるとまた違いますね。迫力がハンパ無くて、凄く面白かったです。面白くなるだろうなとは思っていたけど、レゼのボンッてやつが動くとこんなにも迫力が出るんだと解って感動でした。
ポチタの心臓を貰ってチェンソーマンになってからの一連の話はTVシリーズでやっているのですが、このレゼ編が映画になってくれて嬉しかったな。原作通りだったし、プールでのデンジとレゼは可愛かったよねぇ。あそこまでは、マジな高校生の恋愛って感じでしたね。
マキマさんとの映画デートから始まりましたが、なんと1日で5本も映画を観まくるというハードなデートスケジュール。よく違う映画を5本も1日に観れましたね。通常、5本観ようとすると同じシネコンで早朝から隙間なく観ないと無理なのですが、違う映画館に移動してたんじゃないかな。うーん、ちょっと難しいよね。
で、二人が最後に感動していた1本ですが、単館系の難しい映画だと言っていましたね。なんとなくケン・ローチ監督とかアキ・カウリスマキ監督系統の映画っぽいかなと思いました。二人ともがこの系の映画に感動するとはマニア入ってますよね。こういう映画に感動出来るのなら、デンジに心はあるだろうなぁ。(笑)
デートでマキマさんと盛り上がっていたのに、レゼが現れてレゼのことが好きになっちゃうのがデンジらしいよな。でも、こんな風に近づいてきたら好きになっちゃうよね。まさか心臓を取りに来たとは思わないもん。それにあんなに強いとは驚きよね。
レゼは銃の悪魔の依頼でチェンソーマンの心臓を取りに来たようなのですが、デンジが言う通り、最初に攻撃していれば油断していたから直ぐに殺せて心臓も手に入ったはずなんだけど、何故かそれをせずに、友達になってから殺そうとするもんだからデンジも考えて戦うようになるわよね。
この二人の戦いは本当に凄かった。画面全部で戦っているという感じで迫力が凄いんです。この素晴らしさを文字にしようとしても無理ですね。あの可愛い顔を平気で捨てられるレゼですから、そりゃ、もう、容赦無く攻撃を浴びせてきますよ。その勢いが凄くて、うぉおおおおおお!ってなりました。
これは歴史に残るんじゃないかってほど凄かったです。あの可愛いレゼが爆弾の悪魔として敵になるなんて、うーん、強かった。原作でも凄かったんだけど、やっぱり動くと凄かったな。この戦いはIMAXで観たかったなぁ。きっと迫力が凄かっただろうと思います。少し空いてきたらIMAXで観てみようと思います。
それにしても、これ、言っちゃいけないと思うけど、最初からマキマさんが来ていれば、あんなに街が破壊されることも無かったんじゃないの?デンジと戦わせちゃったから沢山の人が死んだりしてしまったんでしょ。マキマさん、なんでやりたい放題させちゃったのかしら。まぁ、マキマさんの最終的な目的のためにはやらさせて良かったのかな。
この映画は文句のつけようがないので、感想も薄っぺらくなっちゃいました。ごめんなさい。だって面白い以外の言葉が出てこないんですもん。
私はこの映画、超!超!お薦めしたいと思います。IMAXで観てみたら超!が増えるかもしれないけど、今のところ2つにしておきます。でも、この映画は本当に面白いです。必死でいい部分を探して膨らませて紹介するとか必要が無いんですもん。見ていただければわかると思います。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「チェンソーマン レゼ篇」