「カラダ探し THE LAST NIGHT」
を観てきました。
ストーリーは、
深夜0時に始まり、バラバラになった体を見つけ出すまで同じ日を繰り返す「カラダ探し」。前回の「カラダ探し」から生還した直後、高広の前から明日香が消えてしまう。3年後、高校生の陸人たち5人は、真夜中の遊園地で目を覚ましていた。都市伝説の「カラダ探し」の始まりだ。そこへ高広が現れカラダ探しによって消えた明日香を一緒に探し始める。
というお話です。
深夜0時に始まり、バラバラになった体を見つけ出すまで同じ日を繰り返す「カラダ探し」。3年前、明日香と高広が「カラダ探し」から生還した直後、高広の目の前で明日香の存在がこの世から消えてしまう。そして明日香は子供の頃に遊園地でバラバラ殺人の被害者としての記録が残っていた。
それから3年後、高校生の陸人たち5人は、気づけば真夜中の遊園地で目を覚ましていた。そこへ全身血だらけの少女「赤い人」が現れ、5人を次々と惨殺する。しかし彼らが再び目を覚ますと、そこは同じ日の朝だった。
自分たちが「カラダ探し」に選ばれたことを悟った陸人たちの前に、かつての面影を失った高広が現れる。彼は、3年前からずっと明日香を探し続けていた。6人は、呪いの連鎖によって消えた明日香を救うため、そしてカラダ探しを終わらせるために身体を探し始める。
そんな彼らを”赤い人”の恐怖が追い回す。そもそもこの”赤い人”は何なのか。カラダ探しの謎を探るために始まりの地を見つけた彼らは、その島を見つけて訪れるのだが…。後は、映画を観てくださいね。
前作の続きの第二弾です。私、前作は結構怖かったんですよね。今回はどうなるのか楽しみにしていたのですが、うーん、前作と同じことをしているだけなので、同じ怖さを連続されても慣れてしまってそれほど驚きは無いんです。
前作で身体のパーツを探して棺桶に詰めて、カラダ探し終了となったのですが、その後にヒロインだった明日香が消えたという続きなんです。え?どういうこと?と思うけど、このカラダ探しが何度も行われるのには、最後の一人が次にカラダを探して貰う被害者になるということだったんです。
前作で教師の八代が過去に参加したハズだが記憶が消えているということでも解るように、カラダ探しを終えると、また次の世代でカラダ探しが行われていることが解ります。では集めたカラダはどうしたのかというと、歴史が書き換えられてバラバラ殺人は無かったことになり、その子は普通に生きているとなるんです。
なので次のカラダ探しをやるために、前回の最後の子を被害者としてバラバラ殺人が起こり、その子を探すという話に切り替わるんです。うん、確かにそうならないと探すカラダが無くなっちゃうからね。だけどこんなゲームが始まったのは何か理由があるはずでしょ。それを今回は探って行こうということなんです。
どこかの島が起源らしいと解り、そこに行ってみると何もないんだけど、実は同じ場所の違う次元に明日香は囚われていて、そこにカラダ探しの原因となる赤い石があるんです。赤い石が血を求めているらしいんだけど、なんで血を求めているのかの理由は解りません。今回は明かされませんでした。また続きを作るつもりかなぁ?小説には原因が書いてあるのかなぁ。
あまりネタバレは出来ないので、前半で解った事までにしておきますが、その赤い石を使って何か儀式をしている場面が何度も高広の夢に現れたり、今回の参加者の夢に現れるんです。なんだかおどろおどろしい映像で血を飲ませていたりして、なーんか変な儀式してるなぁ~って感じなんだよね。
でまぁ、きっと儀式してたからなんかあるんだろうねってことで、とりあえずカラダを探していくんだけど、ある時から展開が変わります。それまでのカラダ探しと変わってしまい、高広と陸人たちは慌てます。そのままではカラダ探しを終えることが出来ない状態になってしまうんです。
そこからが問題ですがネタバレ出来ないから困ったなぁ。少しだけ書くと、そのカラダ探しする子は惨殺されたという歴史になっていて犯人が存在する訳じゃないですか。ということは、その犯人も何かがあって決められているんでしょ。だって、惨殺は本当は行われていないんだから。
でね、その犯人になった人の謎も、赤い人の謎も、ぜーんぶ解明してくれるのかと思っていたんだけど、ハッキリ言ってほどんど明かされませんでした。タイトルにLAST NIGHTとあるので、完結編のつもりなんじゃないの?それなのに何も解決せずに終わってしまい、私の気持ちはどうしてくれるのよぉ~!という感じでした。
私なら明日香と高広のラブストーリーは置いておいて、謎の解明を描くんだけどなぁ。だってホラー映画でしょ。恋愛映画じゃないでしょ。それならホラーしましょうよ。こんな原因がありましたって驚かせて欲しいんですよ。
後半戦は結構謎解きしてくれるのかもと期待させるような展開だっただけに、とっても残念でした。それにエンドロールの後にまで色々と描いてくれていて、ヤッてんなぁ~って思わせてくれるのに謎が残ったままは哀しいです。
それでもこの映画面白かったので、私はお薦めしたいと思います。カラダ探しの謎は随分としっかり描かれて、では何なんだというところまでは来ています。なので自分で想像して楽しむしかありませんね。私なら、この先の謎解きだけで映画1本は作れるな。赤い人やら犯人やら儀式やら、そのうち映画が終わった頃にネタバレ記事を書いちゃおうかな。私の想像する続きを書いてみたいです。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「カラダ探し THE LAST NIGHT」