「バレリーナ The World of John Wick」父の復讐を遂げるため全てをかけて戦う | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「バレリーナ The World of John Wick」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

伝説の殺し屋ジョン・ウィックを生み出した組織「ルスカ・ロマ」で暗殺者として認められたイヴは、亡き父親を殺した教団に関する手がかりをつかむ。父親の復讐に立ち上がるイヴだったが、教団とルスカ・ロマは休戦協定を結んでいた。復讐に燃えるイヴは協定を破り教団に殴り込むが、裏社会の掟を破った彼女の前に、あの伝説の殺し屋が現れる。

というお話です。

 

 

イブは子供のころ父親と暮らしていたが、ある日、謎の集団の襲撃を受け、父親が殺されてしまう。一人取り残されたイブはNYコンチネンタルのウィンストンに連れられ、ロシアの劇場に連れていかれる。そこは孤児を集めて暗殺者とバレリーナを養成するロシア系犯罪組織:ルスカ・ロマだった。

ロスカ・ロマは裏社会に轟く伝説の殺し屋:ジョン・ウィックを生み出した組織だ。そこで殺しのテクニックを磨いたイヴは、暗殺者として活動をし始める。ある殺しの依頼を終え殺した相手の手首を見ると、子供のころに父親を殺した集団の人間についていたのと同じ傷がある事に気がつく。



 

ロスカ・ロマのディレクターに手首傷のことを訪ねるが、その教団とは協定が結ばれ、手を出すことは出来ないと拒絶される。仕方なくNYコンチネンタルのウィンストンを頼り手首傷の集団を探すと、ロシアのコンチネンタルにいることが判り、ロシアへと向かう。

ロシアで父と同じように娘を助けるため組織から追われるパインと出会い、暗殺教団について情報を得て、1000年の長きにわたって続く暗殺教団の存在にたどり着く。しかし、彼女の前に、あの伝説の殺し屋が現れる。果たしてジョン・ウィックは敵か味方か?最強の殺し屋と対峙したイヴの選択とは?後は、映画を観てくださいね。

 

 

ジョン・ウィックのスピンオフ映画です。ジョン・ウィック・パラベラム後に、ジョンは怪我を治し身体を鍛え、復讐をするために準備を進めていたのですが、その時にロスカ・ロマにも訪ずれていたようで、そこであった出来事です。きっとロスカ・ロマで身体を鍛えていたんじゃないかな。

 

この映画はイブが主人公なので、ジョンは一応、補助的な立場で出てきます。敵か味方かは映画で確認してくださいね。イブが主人公だから敵となるならラスボスってことになります。味方なら良いんだけどねぇ。それはお楽しみです。

 

 

イヴが子供のころに父親が目の前で殺され、一人になってしまうんです。その時に、母親と姉は殺されたと話していて、イヴだけは助けたいからと言って、父親と逃げているんです。でも襲撃で殺されてしまい、イヴはウィンストンに連れられてロスカ・ロマで暗殺者として生まれ変わるんです。

 

通常、孤児になったら孤児院に連れていかれ、そこで里親に引き渡されたりするんじゃないの?なんでウィンストンはロスカ・ロマに連れて行ったのかしら。イヴには暗殺者の血が流れているからかな。でも父親は暗殺者にはしたくなかったからわざわざ連れて逃げていたのに、逃げたかいが無かったよね。

 

 

ロスカ・ロマで、暗殺者になるかならないかを本人に選択させていたけど、あそこでならないと言ったとしても孤児院に連れて行ってはくれなかっただろうから、野垂れ死にすることになったんじゃないかな。表向きは選択させているけど、結局は一択だったと思います。ディレクター、怖いよなぁ。

 

暗殺者になったイヴは仕事の依頼を受けて着実に実力をつけていき、大きな仕事もひとりでこなすようになったある日、自分が仕事で殺した相手の腕に父親を殺しに来た集団の腕にあった傷と同じものを見つけます。そこからイヴの復讐劇が始まります。

 

 

アナ・デ・アルマスのアクションは凄かったです。キアヌのアクションも凄かったんだけど、今回のアナのアクションは、今までのアクション女優さんの中でも飛びぬけていたように思います。キレもあって素早いのは同じなんだけど、身体が細くてそんなにがっしりして見えないのが良かったです。

 

シャーリーズ・セロンやスカーレット・ヨハンソンのアクションも凄いんだけど身体がガッシリしているように見えるんですよ。アナのアクションは身体が軽いから力で押してもあまり効いてない感じで、動いた時の反動を使って効果を上げているように見えるんです。それがカッコいいんですよ。キックが良かったなぁ。銃関係の使い方も良かったし、ナイフも頑張っていたなぁ。とにかくアクションが多くて、楽しかったです。

 

 

でも、ストーリーはちょっと単純すぎるかなぁと思いました。あれだけアクションを入れるから、内容が単純でないと終わらないのかもしれませんが、もう少し暗殺集団に関しての内容があってもよかったんじゃないかなと思いました。ロスカ・ロマと協定で干渉しないと決まったということは、その昔に何かあったんだろうと思うし、逃げ出せないという掟も、何だか厳しいよね。

 

イヴとジョンのことも本当は書きたいんだけど、一番重要なところだし、ネタバレになっちゃうから我慢して書きません。この展開ならそうなるだろうなぁという繋がりで面白かったです。うん、やっぱりジョン・ウィックはジョン・ウィックだよね。あの戦い方は永遠に変わらないんだろうな。うーん、好きです。

 

 

私はこの映画、超!お薦めしたいと思います。アクションだけなら超!超!お薦めしたいんだけど、ストーリーが少し物足りない気がしたので、超は1個にしておきます。アクションだけを観るなら最高なんですけどね。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「バレリーナ The World of John Wick」