「ランド・オブ・バッド」久々のサバイバルアクション映画。ラッセルとリアムが大活躍です! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「ランド・オブ・バッド」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

イスラム過激派の温床であるスールー海の島で、米軍特殊部隊デルタフォースが、拉致されたCIAエージェントを救出するという極秘任務に乗り出した。キニー軍曹は実戦経験がほとんどないまま任務に参加することに。目的地に着いた直後、部隊は反政府ゲリラに遭遇。戦場で孤立したキニーは、無人戦闘機MQ-9リーパーの操縦官だけを頼りに、決死の脱出に挑むが。

というお話です。

 

 

第15攻撃飛行隊の米空軍ドローンパイロットであるエディ・"リーパー"・グリム大尉は、フィリピン南部でCIAスパイを救出するために派遣された米陸軍デルタフォースチームの補助につく。

JTACとしてデルタ・フォース・チームに合流した空軍TACP(コールサイン「プレイボーイ」)であるJJキニー軍曹は実戦経験が無いまま参加となり、曹長のシュガーやビショップ、エイベルに冷やかされながら任務に就く。島にある基地近くに待機し、人質を確認しようとしていた時、そこへアブ・サヤフ軍が到着し、基地の統括者を殺してしまう。



 

突然のことに慌てるデルタフォースは子供を助けるために攻撃を始めるが、敵が多すぎ、武器も強力なために攻撃を浴びてしまい、気が付くとキニーだけになってしまう。周りのイスラム過激派を回避しながらヘリとの合流地点まで行くようにと基地のリーパーから指示を受けたキニーは一人向かうが、ヘリが攻撃されてしまい逃げることが出来ずに捕虜となってしまう。

捕虜となったキニーを生き残っていたシュガーが助けに入り、元の基地に戻り、捕らえられたビショップを助け出すという作戦を遂行する。電波の入る場所でリーパーに生きていることを告げ、ビショップを助けるために基地に戻ると伝える。そして…。後は、映画を観てくださいね。


 

この映画、あまり上映館がないので期待していなかったのですが、面白かったです。最近、この手の映画が減っているので、久しぶりにハラハラドキドキのアクション全開映画で楽しんだような気がします。テロリストが相手でも、相手をミサイルでぶっ飛ばすとかって最近は減っているでしょ。残酷ながらスカッとしちゃいました。

 

ラッセル・クロウもこういう映画は久しぶりなんじゃないかな。以前はよく、この手の作品に出ていましたよね。身体が大きくなってからは、もっぱら基地で動かないで指示を出す方の役になりましたけど。でも、相変わらず上手いし、カッコいいので、今も好きですよ。

 

イスラム過激派の基地のある東南アジアの島へ、CIAのエージェントを助けるために潜入していくという内容でした。最初はそんなに難しいミッションとは思われておらず、デルタフォースの隊員たちは緊張しながらも落ち着いて任務にあたっていました。そして敵基地の近くで待機していたんです。

 

 

すると突然、基地のボスとして住んでいた男のところに、他のテロリストが訪ねてくるんです。何か武器の取引だろうと様子を見ていると、その訪ねて来たテロリストが基地を拠点にしていたテロリストを攻撃し、その妻の首を落とします。あまりの衝撃的な展開に驚きました。そして今度はその子供を捕まえて殺そうとするんです。

 

あまりの展開にデルタフォースたちは驚き、子供を助けるために発砲をします。子供は助かりますが、デルタフォースたちの位置が特定されてしまい、敵の攻撃を受けることになるんです。敵は基地を占領するために武器を沢山積んできており、ロケットランチャーなんかで攻撃されちゃって、キニーだけになってしまうんです。

 

 

基地は後から来たテロリストのアブ・サヤフに占領され、最初に住んでいたテロリストは殺されます。あまりの早い展開に驚いている内に、キニーはどんどん追い詰められていくんです。アメリカ軍は空からドローン戦闘機でキニーのことを確認していて、逃げられる場所まで誘導したり、敵へ攻撃してくれたりしているのですが、ドローンのミサイルを打ち尽くし、キニーを見失ってしまいます。

 

本当にあっという間の出来事で、最初の30分くらいでバンバン展開が変わっていくんです。驚いてドキドキハラハラの連続が続き、ヘリが迎えに来た~!って思ったのもつかの間、ヘリは攻撃されて帰っちゃうんですよ。ええ~!置いてけぼりでどーすんのよぉ~!っていうところから、またキニーの苦難が始まります。

 

最初にCIAのエージェントを助けに行った基地ですが、アブ・サヤフの話では、その昔に日本軍が作った地下基地であり、それを今も使っているらしいんです。日本軍が作ったから丈夫らしいことを言っていたようで、やっぱり日本人はモノづくりには長けていたんだろうなぁと変なところで日本人として誇りを感じてしまいました。

 

 

このキニーさん、新人兵士らしく実戦経験がほとんど無い兵士なんです。一応、そんなに下っ端の階級ではなかったとは思うんだけど。統合末端攻撃統制官で航空支援の連絡役としてついてきたから色々と不慣れなんですが、ギリギリの命の駆け引きで現場で強くなっていくんです。

 

このキニーをリアム・ヘムズワースが演じていて、同じ部隊の隊員エイベルをルーク・ヘムズワースが演じていて、兄弟共演だったんです。ここにクリスもいれば三兄弟揃い踏みだったのになぁ。でも兄弟お二人とも、いい体格をしていてカッコ良かったです。リアムは結構色々な映画に出演してますもんね。

 

そんなキニーたちを後方支援しているのが、ラッセル・クロウが演じているリーパーです。彼はドローン戦闘機のパイロットで、ラスベガスの米軍基地から操作をしています。このラスベガス基地では、沢山の兵士たちが待機しており、待機中に大型TVでバスケットボールの大学対抗戦を観戦して盛り上がっているんですよ。

 

 

なので、現地からの助けて欲しいという重要な連絡の電話を受けなかったり、受話器をハズしていたりしていて、キニーたちは危機に陥るんです。私、こういう基地だから、緊急の連絡はサイレン的なモノが鳴るのかと思ったら、普通の電話器で連絡が入るんですね。ちょっと笑っちゃった。それにしても戦闘中に基地ではバスケの試合を観戦しているというのは凄いですね。

 

まぁ、そんなこんなで大騒ぎになるのですが、もちろんお決まりのコースは辿りますので大丈夫です。と言いながらも、犠牲は出ていますので、めでたしとは言えません。結構、ドローンからの攻撃や戦闘機からのミサイル攻撃なども多々あるので、アクションは凄いです。

 

ここ最近、あまりこういう戦闘映画って無かったような気がするんです。一時、多かったような時期もあったけど、最近はめっぽう減っているような様子が見られて、現実に戦争も起きている訳だから自粛傾向にあるのかしらと思いました。アクション映画としては面白いんだけど、本当に戦地に言っている人がいるのかと思うと、恐ろしい事なんですよね。

 

 

私はこの映画、超!お薦めしたいと思います。本当によく出来た面白い映画だと思います。ほとんど宣伝をしていないので、上映館も少ないし残念です。少し昔なら、もっと宣伝したんだと思うけど、諸事情からしていないのかもね。映画としてはとても面白い映画なので、ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「ランド・オブ・バッド」