「ジュラシック・ワールド 復活の大地」恐竜は可愛くて好きだけどストーリーがちょっと悪かったかな。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「ジュラシック・ワールド 復活の大地」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

工作員ゾーラ・ベネット、傭兵のダンカン・キンケイド、古生物学者のヘンリー・ルーミス博士は、初代「ジュラシック・パーク」の研究施設のある禁断の島へ足を踏み入れる。ゾーラたちの任務は、心臓病に治療効果をもたらす新薬の開発に不可欠な、陸・海・空の恐竜のDNAを確保すること。ゾーラたちは恐竜の脅威に立ち向かいながら、任務遂行のために歩みを進めていくが。

というお話です。

 

 

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』から5年。かつて世界中に放たれた恐竜たちは、気候や環境に耐えられず数を減らし、今は赤道直下の限られた地域にだけ生息していた。

秘密工作の専門家ゾーラ・ベネットは、製薬会社の代表マーティン・クレブスから、ある危険な任務を引き受ける。それは、人類を救う新薬を開発するため、陸・海・空の3大恐竜のDNAを採取するというものだった。チームとして集められたのは、ゾーラが最も信頼する傭兵ダンカン・キンケイドとその仲間、そして古生物学者ヘンリー・ルーミス博士だった。

 

 

一方、何故かその海域近くを航行していたヨットには父親と娘二人と娘の彼氏の4人が乗っていた。赤道近くの危険な海域に近かったため、モササウルスが餌を求めて回遊しており、ヨットにも体当たりをして破壊してしまう。無線で助けを求めると、近くにいたゾーラのチームが駆け付け、彼らを救助することに。

チーム一行は、かつてジュラシック・パークの極秘研究が行われていた“禁断の島”へとたどり着く。そこは陸・海・空のどこから恐竜が襲ってくるかわからない、地球上で最も危険な場所だった。そして彼らは、研究所が世界から長年のあいだ隠してきた、衝撃的な秘密とも直面することになる。後は、映画を観てくださいね。

 

 

新しいジェラシック・ワールド、観てきました。これまでの6作品とは違い、キャラクターが引き継がれることは無く、全く違う方向からのアプローチとなりました。ブルーの子どもがどうなったのかは解りませんが、恐竜たちは様々な環境に馴染めず減って行き、赤道周辺の地域で生きていると言っていました。年中温かい地域で飲み生きられるようですね。

 

インジェン社は2008年に研究所で新しい実験を始めていて、それは恐竜の異種交配でした。秘密裏に行われていたもので、ティラノサウルスに異種の遺伝子交配をさせるというモノでした。ディストルトゥス・レックスという奇妙で大きく狂暴な恐竜が出来上がり、それを制御出来なくなり、その島を捨てたんです。酷いよね。

 

 

そんな事があり、その島には大きな恐竜が沢山住んでいて、その大きな恐竜の血清を集めて研究に使うと、多くの心臓病の人が助かるらしいんです。新しくジェラシック・パークの権利を買い取った製薬会社パーカージェニックスはその薬を作るために今回の仕事をゾーラに頼んだのでした。

 

でもね、この製薬会社、島は手に入れたようだけど国が危険区域に指定しているので勝手に入るのはいけないらしいんです。でも血清を手に入れなきゃいけないので、内密に潜入するんです。自分の島なのに面白いですよね。この製薬会社のマーティンが今回のイヤな奴でした。

 

 

でね、一つ文句があるんだけど、何故か訳の分からん家族が混ざってくるのよ。ヨットで遊覧中に恐竜に襲われて助けを求めるんだけど、そもそも恐竜がいる危険な地域だって言われているのに、何で子供連れでヨット遊びなんてしているのかな?この家族が一番無駄でした。

 

今までもジェラシックシリーズは家族や子どもが出てきたけど、それはジェラシック・パークで子どもが楽しむから家族で来てたんでしょ。今回は血清を危険な場所に取りに行くというミッションなんだから、子ども連れは要らないですよね。大体、傭兵とかが集まってんのに、子ども連れ家族はダメでしょ。

 

 

そんな事もあり、恐竜との戦いは少なかったかな。もし家族連れがいなければ、もっと恐竜と戦って逃げてという場面が多かったと思うんだけどね。

 

家族の下の娘イザベラが、草食系の小さな可愛い恐竜を気に入って、リュックに入れて持ち帰っていたけど、そういう事を子供にOKしないでください。大きくなるのかを調べて、一生飼ってあげられるのかを考えさせるべきなんです。簡単にかわいいからと連れ帰るような飼い主は困ります。ペットが悲しむことになるのでこういう描写は辞めて欲しいと思いました。赤道周辺でしか生きられないのだからそれもちゃんと解かってんのかなぁ。

 

 

軍の特殊部隊にいたジーナと傭兵のダンカン、ヘンリー博士はイイ感じでしたね。マーティンはヤな奴だったけど、会社の経営として利益を出すために動くというのは理に適っていたし、製薬会社はお金がかかっても、一度、薬を作ってしまえば儲かりますからね。それも莫大な利益なので、命がけでやりますよ。

 

異種混合したディストルトゥス・レックス、Tレックスの変形種なんですけど、頭が魚の”ナポレオン”にそっくりなのよ。あれだけ脳が大きくなったのなら、もし続編があるならアイツが恐竜たちを束ねて作戦を作って人間を襲ってきたらひとたまりも無いでしょうね。ラプトルも連絡取ったり出来てましたもんね。

 

 

恐竜は良かったし、可愛いちびっ子恐竜もいたし、傷つけないで血清を手に入れていたのは良かったです。恐竜だって生きているので、痛いことはやって欲しくないし、本当は話が出来れば戦う必要は無くなりますよね。それは理想だと思うだろうけど、恐竜だって痛いモノは痛いでしょ。可愛そうですもん。

 

ストーリーを次回はもう少し考えて欲しいかな。島に行く、家族助ける、血清手に入れるの3つ以外に、Tレックスの異種混合が出てきたり、あまりまとまりが無かったので、もし続編を作るなら1本メインの仕事を決めて、それ以外の出来事はメインのツリー的な感じで描いていかないとなんかバラバラしているように見えるんです。はぁ~、でも恐竜は可愛かったな。

 

 

私はこの映画、お薦めしたいと思います。やっぱりこのシリーズは好きなのですが、恐竜が好きなだけで今回はストーリーに感動はしませんでした。どこか感動を与えてくれる場面も欲しかったと思います。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「ジュラシック・ワールド 復活の大地」