「劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション」凄く面白かった!MERは必要ですよ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 
南海ミッション」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

全国主要都市に新たなMERが誕生するなか、沖縄・鹿児島では離島地域に対応できるMERの誘致活動が活発化。指導スタッフとして東京の喜多見と看護師の夏梅が派遣され、オペ室搭載の中型車両を乗せたフェリーで離島での事故や災害に対応する「南海 MER」の試験運用が始まるが、半年が過ぎても緊急出動要請はなく、廃止寸前に追い込まれていた。

というお話です。

 

 

2025年、これまでの実績が評価され、全国の主要都市である札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡に新たなMERが誕生していた。
そんな中、沖縄・鹿児島では離島地域に対応できるMERの誘致活動が活発化する。

オペ室を搭載した特殊車両=NK1を乗せたフェリーで、南の海の島々を巡る“南海MER”の試験運用が開始された。TOKYO MERチーフドクターの喜多見、看護師の夏梅は指導スタッフとして南海MERに赴任し、医療が行き届かない離島医療に従事していた。しかし半年の運用で目立った緊急出動は無く、MERの存在意義が問われ始めていた。



 

そんなある日、とある南の島で突如として大規模な噴火が発生。溶岩が村を焼き尽くし、飛び交う巨大な噴石が道路や建物を破壊する。噴煙のため、ヘリコプターによる上空からの救助は不可能。そして海上自衛隊や海上保安庁の到着には、なお数十分を要する。

絶望的な状況の中、島に取り残された79名の全員の命を救うため、南海MERは島への上陸を強硬。チーフドクターの牧志と喜多見が車では入れない場所で足止めされている人々の救助へ入り、常盤と武がMER特殊車両で手術の準備をし、財前と知花がフェリーで直ぐに逃げられるよう待機をするのだが。後は、映画を観てくださいね。

 

 

TOKYO MER 観てきましたぁ。これは鈴木さんが主演なので凄く楽しみにしていたんです。内容も面白いので好きなドラマでした。前作の映画も良かったですよね。今回は南海ということで、鹿児島と沖縄にまたがる海に浮かぶ島々の緊急時に対応するMERが試験的に作られて、その指導スタッフとして喜多見と財前が参加しているんです。

 

小さい島々が沢山あって、住民もそんなにいる訳ではないのですがどんな場所にでも緊急事態は起きますよね。その時に直ぐに駆けつけてくれる医療チームが必要なんです。なんたって島ですから、船で行くしかありません。毎回ヘリを飛ばしていられないし、天候の問題もあるでしょ。なので、フェリーのような船で島々を周っているんです。船だと大変ですよね。私は船酔いが酷いから絶対に無理だけど、医療スタッフはそんな事言ってられません。

 

 

そして今回は、その島の一つで噴火が起きてしまうんです。これ、結構、現実味のある内容で、こうやって映画などで題材にして貰えると日本の色々な地域の状況を知ることが出来ますよね。トカラ列島には昔から火山地帯があって、もしものために色々な準備が必要な事を誰もが理解出来るんです。

 

きっとこの地方の議員さんたちはもしもの装備をして欲しいと国に進言しているんだろうけど、ほとんど予算を通過しないんじゃないかな。映画でやってくれれば、少しは理解が進んで、国民だって税金をそういう事に使うなら納得出来るでしょ。アホな子ども家庭庁とかに税金使うよりよっぽど大切ですよ。

 

 

映画の中でも南海MERの存続を決める意見交換会があって、また有識者が出てきて無駄だとか言いやがるんですよ。地方の議員さんたちは意見出来ずにうつむいているの。可愛そうでした。有識者なんかに負けずに必要なモノは必要だと言っていいんですよ。有識者なんて現場に見に行きもせずに文句いうだけなんだから。そういう現実もよく描いていたと思いました。

 

そしてMERの活躍ですが、こちらはあまり書けませんよね。ネタバレしちゃうと面白くないでしょ。でもね、安心してください。凄く面白いです。まぁ、この映画はドラマも前作もですが、とっても調子が良いお話なので、現実にはこうはいかないだろうけど、エンタメですから調子が良くていいじゃないですか。めでたしにならなきゃ映画にする意味がないでしょ。

 

 

南海MERは東京から行った喜多見と財前、そしてチーフの牧志、看護師の常盤と知花、麻酔科医の武の6人です。牧志先生はとぼけた感じだけど、患者さんの状態をよく見ている”良いお医者さん”です。患者さんの状態を”診れる”先生って、実際思っているより少ないんですよね。そんな先生や看護師が集まって、よいチームになっていました。

 

そうそう島民の方々も凄く頑張ってくれるんだけど、その中で麦生さんがリーダー的に頑張ってくれて、その役を玉山さんが演じていてカッコ良かったです。今回はMERの人間だけじゃなくて、島民の人たちも凄く頑張っていて、こういうことが出来るのは日本人だからだよなぁと心から思いました。”俺が俺が”じゃないのよね。その場で判断して、自分が引くことが出来るんです。

 

 

島の火山が噴火してMERのフェリーには待機しろという指示が出るんだけど、目の前で人が助けを求めているんです。恐いのは当たり前なんだけど、そこで助けに行くという判断を喜多見と牧志がするんだけど、この判断は凄く難しいですよね。私ならどうするかな。上からバンバン火山岩が降ってきているのに、簡単に島に近づくのは出来ないかもしれません。これは映画だから出来るよなと私は思いました。難しいと思います。

 

自然災害はいつ何時襲ってくるか解らないし、ついこの間はトカラ列島の悪口島で起きた地震で島民の皆さんに避難指示が出ましたよね。日本は自然災害大国なので、誰もが、もしかしてと考えておかないといけませんよね。いつ大きな地震が襲ってくるかもしれない。もしかしてゴジラも上陸するかもしれない。気をつけないとね。

 

 

私はこの映画、超!超!お薦めしたいと思います。本当に面白かったです。誰もが楽しめてハラハラドキドキして、泣いてしまう場面もありました。結構、感動して涙がぽろぽろしてしまいました。よい映画です。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション」