「ファンタスティック4 ファースト・ステップ」家族の物語かな。MCUだけどちょっと毛色が違います | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

 

「ファンタスティック4
 ファースト・ステップ」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

宇宙ミッションのさなかに起きた事故で特殊能力を得た4人は、その力と正義感で人々を救うヒーローチーム「ファンタスティック4」として活躍している。固い絆で結ばれた彼らは、スーの妊娠という知らせを受けて、喜びに包まれる。しかし…。

というお話です。

 

 

宇宙でのミッション中のアクシデントで、特殊な能力を得てしまった4人の宇宙飛行士。天才科学者であり、チームのリーダー、リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティックは、身体がゴムのように伸縮自在となる能力と卓越した知性と発明の才能を持つ、チームのリーダー的な存在。リードのパートナーであるスー・ストーム/インビジブル・ウーマンは、身体を透明化する能力の持ち主で、チームの精神的支柱としてメンバーを支えるしっかり者。

 

スーの弟、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチは、全身を炎に包み、高速で空を飛ぶことができる、若く陽気なチームのムードメーカー的存在。そして、リードの親友で、岩のような強固な身体を持つベン・グリム/ザ・シングは、たぐいまれなる怪力の持ち主。そんな特殊能力を持つ4名で構成された彼らは、ニューヨークのバクスター・ビルに拠点を置き、時には“家族”、時にはヒーローチーム“ファンタスティック4”として活躍している。

 

 

ある日、4人の前に銀色に光る女性・シルバーサーファーが現れる。彼女が言うには、数日後にギャラクタスという敵が地球を飲み込み破壊するという。地球を守ってきた4人はギャラクタスを止めるために宇宙へ出るが、ギャラクタスは妊娠しているスーの子どもを引き渡せば地球への進行を止めるという。地球を守るか家族を守るか、ファンタスティック4は究極の決断を促される。後は、映画を観てくださいね。

 

マーベルのマルチバース作品の新作です。でも、他の作品とは時系列が違いそうでした。アメリカの1960年代っぽい感じかしら。ちょっと不思議な雰囲気でお話しは進んでいきます。既にファンタスティック4は特殊能力を有していて、宇宙での事故は起こった後のお話しになっていました。

 

 

以前に何度もドラマ化や映画化されているので内容は伝わっている通り、シルバーサーファーのお話しです。シルバーサーファーはギャラクタスの手先で、進む先にある星をギャラクタスが飲み込むのでその星は滅亡するんです。滅亡する前にシルバーサーファーがその星を訪れて、あなたの星を滅亡させますと言いに来るという迷惑な話なんですよ。どーせ飲み込むなら伝えに来なくていいのにね。

 

で、今回もシルバーサーファーが来て、ファンタスティック4にギャラクタスが来るよ~って伝えに来たので、ギャラクタスを止めるために彼らが宇宙に出るという話なんです。原作は知らないけど、以前と違っていたのは、スー(インビシブルウーマン)が妊娠をしていること。既に臨月だったんじゃないかなぁ。そんな身体で宇宙に出るんです。身重の妻を宇宙に連れて行くリードってなんなの?あり得ないでしょ。いくら行きたいって言われても、妊婦は置いていくべきだよね。

 

 

そしてギャラクタスの所へ行くと、スーのお腹の中の子どもを見て、その子を渡すなら地球の侵略は無しにするというんです。それスーを連れて行かなければそんな話にはならなかったよね。そして地球と子どもを天秤にかけることになっちゃうというお話しでした。

 

とにかく妊婦を宇宙に連れて行くという暴挙に出たリードが許せなかったけど、重力が少ない宇宙船の中で出産するのは楽なのかなとも思いました。これ水中分娩と一緒でしょ。妊婦の身体が少し楽になるならそれは良かったのかなと思いました。でも宇宙には宇宙放射線なんかもあるんだから、連れて行くべきじゃないよね。

 

 

どうやってギャラクタスを止めるのかというのが課題となってくるんだけど、まぁ、そう簡単に止めることは出来ません。どうなるのかはネタバレ出来ないけど、地球の人々は地球を助けるためなんだから子どもを渡せとファンタステック4を責め始めるんです。1か大勢かとなるとそりゃそういう考え方になるのだろうと思うけど、そう簡単に答えは出ないよね。まして自分の子どもだったら絶対に渡せないだろうと思うんです。

 

スーの子どもはギャラクタスの”飢え”を消すことが出来るらしい存在のようで、一体、どんな力を持っているのか判りません。これから色々と話が続いていくのだと思います。ここでちょっとだけネタバレです。エンドロール後に映像があり、そこである人がスーの息子を訪ねてきます。きっとそこから何かが起こり、あの”サンダーボルト”のエンドロール後の映像になるんだと思います。あっちの世界にファンタスティック4の宇宙船が現れていたので、この後に何かがあってあちらの世界に行くんでしょうね。

 

 

それが「ドゥームズ・デイ」なのかな。どんな話になるのか凄く楽しみだけど、想像がつかなくて悔しいです。ドゥーム役をロバート・ダウニー・Jrが演じるというので、トニー・スタークの身体を乗っ取って生き返ったのか、トニーの姿だけをコピーしたのかよく解らないけど、トニーの娘が退治してくれることになるのかな。うーん、楽しみです。

 

設定が1960年代なのでいまいち今までのアベンジャーズ系の話と繋がる気がしないんですよ。この雰囲気なのに車が空を飛んだりササッと宇宙に旅立てたりと科学は進んでいるのに、スマホが無いとかネット配信などが普及していなかったりなど、どこかアンバランスなんです。それが良いと言う人もいるだろうけど、私には合わないかなぁと思いました。

 

 

私はこの映画、お薦めしたいと思います。でも、そのアンバランスさが私はダメだったので、もしかしたらその点が許せる人には、凄く面白い作品なのかもしれません。どちらにしろ、お話しは、以前にも映画化されているので、特段目新しいものではなく、普通でした。ぜひ観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「ファンタスティック4 ファースト・ステップ」

https://marvel.disney.co.jp/movie/fantastic4