「事故物件ゾク 恐い間取り」事故物件続編は怖いけどどこか優しさが漂う内容でした。少しネタバレです | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「事故物件ゾク 恐い間取り」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

タレントを夢見て福岡から上京した桑田ヤヒロは、まず「事故物件住みますタレント」として活動することに。「必ず取り憑かれる部屋」「いわくつきの古旅館」といった事故物件で隠された謎に迫っていくヤヒロだったが、優しい性格で誰よりも取り憑かれやすい体質の彼に怪奇現象が次々と降りかかる。

というお話です。

 

 

タレントになる夢を諦めきれず福岡から上京し、ひょんなことから「事故物件住みますタレント」として活動を始めることになった桑田ヤヒロ。事務所の社長・藤吉に言われて、曰くつきの物件に住み、カメラを回す日々を始める。


【必ず憑りつかれる部屋】【いわくつきの古い旅館】【降霊するシェアハウス】など、ヤヒロはTV番組やSNSのためのネタ欲しさに事故物件を転々とし、それぞれの物件に隠された謎に迫っていく。しかし、人一倍優しく、頼られて憑りつかれやすい体質の彼にヤバすぎる怪奇現象が次々と襲い掛かる!

 


 

最初の物件は女性が自殺をして、その後クリーニングが入っていない部屋だという。あり得ないがそこへ入居し住み始めると怪現象が始まる。そしてオーディション時に出会った霊能力者の神室に相談すると、部屋に呪物が隠されており長い間そこでは色々な事件が起きていたはずだと言われる。

 

事故物件動画配信で少しづつ名を知られてきたヤヒロは、ある日、曰くつきの旅館のレポーターの仕事を依頼されるが、撮影時に何故かヤヒロは自分の意思とは別に旅館の曰くつきの内容について話し始めてしまう。アドリブかと言われるが自分に全く覚えが無い。その旅館に一泊して帰ることにしたヤヒロだが…。後は、映画を観てくださいね。

 

 

前作の続きという訳ではありませんが続編です。同じように、新人タレントが売れるために事故物件に住んで、そのリポートをするというお話です。前作は亀梨さんが演じていた主人公を、今回は渡辺翔太さんが演じています。今回はちょっとネタバレ感想になりますので、観てない方は引き返してくださってもよいです。

 

この方は元ジャニのSnowManの方なのかな。人気なんだろうけど、ちょっと演技がぎこちなかったですね。ホラーって怖がらなきゃいけないから難しいのよね。下手だと直ぐにわざとらしくて分かっちゃうのよ。でもイケメンでしたね。

 

 

始まってすぐに、タレントになりたいからって言い始めて東京に出てくるんですけど、こんな簡単に出てくるんですね。ちょっと驚いちゃった。もっと準備して、事務所にもしっかりと連絡を取って出てくるのかと思ったら、こんな簡単に出てくるんですね。もちろん住むところも無いので、売れるために事故物件探しを始めるのですが、いやぁ、私は怖くて事故物件なんて住めないけど、勇気あるなぁと思いました。

 

最初は自殺者が出た部屋に住むのですが、こんな物件無いです。だって、自殺してクリーニングしていないって言うんですよ。あり得ないと思いました。通常、現状回復することとあるのでクリーニングしないなんてあり得ないんです。そんな不動産屋聞いたことないし、そんな不動産屋で仲介を頼んじゃダメです。信用問題ですからね。

 

 

住み始めたヤヒロは夜中に苦しめられるようになり、オーディションで知り合った霊媒師の神室さんに調べて貰うのですが、うーん、呪術廻戦になってたね。呪物出てきたもん。言ってたけど、これ自殺した女性も被害者だったんじゃないかな。

 

怖いというよりも、謎を探りたくなっちゃいました。ある場所に呪物が入っているんだけど、これもしかしたら建設時に入れたのかもしれず、そしたら建設業者が怖いじゃん。どんな会社に頼んだんだよ。通常、こんなのを建設会社が作ったことがバレたら訴訟もんですからね。まぁ、こんなものを入れていく会社なら、既に潰れているのかもしれないけどね。

 

 

2件目は、1件目に住みながら取材で訪れることになった旅館のお話です。古い旅館で出るらしいというので撮影することになったのですが、怪現象は起きていたけど撮影には写って無かったんじゃないかなぁ。

 

せっかく現場で生放送しているのに何もなかったら面白味が無いと思うけど、こういうバラエティ多いですよね。一番予算を使わないからなんだろうけどいつまでもこんなのばかりやってるからTVを観なくなるんですよ。夏は怖いのが見たくなるけど、TVよりYouTubeの方が面白いもんね。

 

 

あ、でもこの古旅館でもちゃんと怖い場面がありましたよ。追われて走るとか、襲われて怪我をするとかではなかったけど、ちゃんとそこでもある事件があり、その被害者が出てきていたということが解ります。何が起こったのかは映画で確認してくださいね。結構、切ないお話でした。

 

次にシェアハウスのお話なんですが、これ事故物件と言われていたんじゃなくて、霊が出るという噂の物件だったんじゃないかな。だって住んでいる人は知らなかったんですよ。そこで、このヤヒロが”じゃぁ、降霊術しましょ。”とこっくりさん的な盤を出してやり始めちゃったからダメダメです。これで霊が調子に乗ったんじゃないかな。これは酷かったね。

 

 

最後に1件あるのですが、それに関してはヤヒロがお付き合いを始めた彼女との話に関係していて、この映画の軸となるお話となっているので、それは映画を観て確認してください。これはネタバレしちゃうと面白くないからね。

 

全体的にいうと、ちょっとわざとらしさがあった事と、主人公が少し慣れてなさそうな感じに見えましたが、ホラーの王道の音で怖がらせることと驚かせることというのがしっかり作られていたので、まぁ、楽しめたと思います。怖いけど楽しめました。

 

 

私はこの映画、お薦めしたいと思います。夏はホラー映画だ!と意気込んでいくとちょっと物足りないかもしれませんが、それなりにゾッと出来るので良いと思いました。そういえば亀梨さんが続編ということでちょっとだけ出演していました。面白いですよ。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「事故物件ゾク 恐い間取り」