「F1(R) エフワン」スポーツヒーローものの王道を行くストーリーで凄く楽しめる映画だと思います | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「F1(R) エフワン」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

伝説的なカリスマF1(R)ドライバーのソニーは、最下位に沈むF1(R)チーム「エイペックス」の誘いを受け現役復帰を果たす。常識破りなソニーの振る舞いに、ドライバーのジョシュアやチームメンバーは困惑するが、次第にソニーの圧倒的な才能と実力に導かれていく。

というお話です。

 

 

かつて“天才”と呼ばれた伝説のカリスマF1(R)ドライバーのソニーは、最下位に沈むF1(R)チーム「エイペックス」の代表であり、かつてのF1仲間でもあるルーベンの誘いを受け、F1チームへの現役復帰を果たす。彼は1990年代にチームロータスから参戦し、スペインGPでのクラッシュによる重傷を負ってしまう。その怪我により、一度F1 のキャリアを終えたのだった。

 

そんなソニー・ヘイズがAPXGP F1チームのセカンドドライバーとして戻ってくる。ソニーの使命はチームを優勝させること。何故なら今期勝たないと投資家はチームを売るだろうと言われており、ルーベンは解雇されてしまう。シーズンの前半は10位にも入れておらず、絶望的な状況なのだ。

 

 

ソニーはチームの新人ドライバーであるジョシュア・ピアースの才能を見抜き、彼を勝たせようと策を練りますがピアースは年配のソニーを信用せず、チームは空回りばかり。しかし段々とチーム全体がソニーを信用するようになり、最後にはピアースもソニーの意見に耳を傾けるようになります。

 

これでチームが一つになってレースに挑めるとなるのですが、そんな時に車の改造が行われており、レースに登録しているモノとは違っているのではないかという疑いが出て、レーシングカーの調査が入ることになり…。後は、映画を観てくださいね。

 

 

この映画、面白かったです。王道のスポーツヒーローものです。年を取ってもブラピの全盛期のようなカッコいい彼を見せるように作られた作品です。なので、ブラピがカッコイイんですよ。おっさんカッコいい!って感じかしら。年を取って、”オレがオレが!”というのが取れて、若い子に譲ろうとして、つい自分が目立ってしまうという、イイ感じの流れでした。

 

ソニー・ヘイズは若い頃にF1レーサーとして有名になったのですが、事故で怪我をして、それによってF1を離れたようでした。レース系の物語にはよくあるんだけど、事故を経験してしまうと怖くなって、無理なスピードを出したり、カーブを急激に曲がったりすることが出来なくなるようなんです。だからレースに勝てないので辞めるという方が多いようなんです。

 

 

ソニーもF1に乗らなくなり、引退同然になったようなんです。でもF1以外のレースには出ているようなんですよ。車に乗るのが好きなんでしょうね。そんな彼の元に、昔、ロータスで一緒に走っていたルーベンがやってきて、F1にもう一度乗ってみないかと誘いに来るんです。でも実はこのお誘い、既に8人くらい聞いていて、全部断られてソニーのところに来たらしいんです。

 

ま、そんな事を知っても、ソニーはやることにしてルーベンのチームを訪ねます。そこには新人のジョシュアがレーサーとして頑張ってるんです。才能はあるんだけど、まだ実力と経験が不足していて、それをソニーが引き出していくんですけど、クソガキだから生意気で言う事を聞かないんです。見栄ばっか張っていてアホなんですよ。

 

 

でも、その内にソニーが言っていること、やっていることが気になり始めるんです。何故なら、ソニーはレースに出ると結果を出してくるからなんです。でも何故結果が上がってくるのか、ソニーは一切教えてやらないんです。これブラピ世代(私も一緒です)の悪いところで、見て覚えろということなんだと思うけど、今の若い子には教えないとダメよね。見て覚えろはダメな育て方です。

 

映画の中では、見て覚えろをジョシュアが実践し、ちゃんとソニーがやっていることを真似ていくんです。そうすると成績が上がってきて、レースが見えてくるようになるんですよ。ありがちな設定でしょ~。でも、これがあると盛り上がるんですよねぇ。面白いんです。やっぱり王道のストーリーは安心して観ていられるし、ちゃんと面白くて楽しめるんですよね。

 

ま、そんなに上手く行く訳はなく、順位を上げていくのはとても大変で、レーシングカーのデザインも変えるようにとソニーが注文をするんです。少しでも秒数を減らしていくには必要な改良なんだと思うけど、それを逆手に取られて、悪い噂を管理委員会にリークした奴がいるらしく、チームはピンチに陥るんです。

 

 

この裏切り者が出る所も王道でしょ~。そーそー、それが必要なんだよねって嬉しくなっちゃいました。私、王道王道って書いているけど、これ悪口じゃないからね。誉め言葉ですから。王道のストーリーをこれだけ面白く作り上げて、構成するのは難しいんです。それを平然と作り2時間半くらいに納めてくるのは素晴らしいんです。うーん、良かったです。

 

ちょっとだけ恋愛要素も絡めていたけど、そろそろ要らないんじゃないかな。若い子の恋愛なら何となく見ていられるけど、もうブラピはおっさんだから、そんなに恋愛必要ないでしょ。無理に入れ込んでいるように見えてしまって、そろそろ卒業してもいいんじゃないのかなと思ってしまいました。それとも恋愛要素をいれて若作りして見せているのかしら。それ、必要ないと思うよ。

 

 

F1についてほとんど知らないので見たのですが、面白かったです。タイヤ交換を数秒でやるとか、車のウィングを取り換えるとか、凄いんですね。あの秒数で順位変わるなんて、ピットにいる人たちはいつもドキドキしてるんだろうなぁ。大変な仕事だなと思いました。

 

そういえば、F1のレーサーって男性だけなんですね。女性は身体的に無理なのかしら。女性でも車の運転が好きな方もいるし、身体能力が高ければGにも耐えられるし、女性にも出来そうな気がするんだけどどうなのかしら。今までに女性っていた事あるのかしら。ちょっと不思議でした。

 

本当に物を知らなくてお恥ずかしいのですが、このF1についている(R)ってなんですか?商標登録してありますよの意味なのかな。どうやって調べたらよいのかもわからなくて、不思議でした。どなたか知っていたら教えてください。

 

 

私はこの映画、超!超!お薦めしたいと思います。面白かったし、カッコ良かったです。あのレースの映像も凄かった。迫力が凄くて、コックピットに乗っていたらこんな風に見えているのかなと思ってドキドキしちゃいました。この映画は誰が見ても凄く楽しめると思います。子供が観たら車が好きになるんじゃないかな。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「F1(R) エフワン」