「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」
を観てきました。
ストーリーは、
2018年6月、両面宿儺を己の身に宿した虎杖悠仁。
2017年12月、祈本里香の呪いを解いた乙骨憂太。
そして時は遡り2006年(春)。高専時代の五条 悟と夏油 傑。
2人は同級生で、呪術師として活躍し、向かうところ敵のない彼らの元に、不死の術式を持つ呪術界の要・天元からの依頼が届く。
依頼は2つ。天元との適合者である“星漿体(せいしょうたい)” 天内理子、その少女の「護衛」と「抹消」だった。今後の呪術界存続の為の重要な護衛任務へと赴くことになった2人だが、天内理子を狙う呪詛師集団や、天元を崇拝する宗教団体から執拗に追われることになる。
呪詛師集団はなんとか抑えたものの、天元を崇拝する宗教団体に雇われた男が現れる。伏黒を名乗る“術師殺し”が“星漿体”の暗殺を狙い介入してくる。彼は呪力が無いのだが、呪具を使い呪術師を簡単に倒してしまう最強の”術死殺し”なのだった。そんな伏黒に狙われ、五条と夏油は酷いピンチに立たされる。
後に最強の呪術師と最悪の呪詛師と呼ばれる五条と夏油、道を違えた2人の過去が明かされる。後は、映画を観てくださいね。
呪術廻戦 懐玉・玉折、観に行ってきました。配信で観てはいたのですが、改めて映画館の大画面で観ると、迫力が凄いし、忘れていたところもあったりして、本当に楽しめました。こいつらやっぱりバケモノだなと思ったりしたけど、一番バケモノはパパ伏黒なので、うん、楽しかったです。
観ていて思ったのですが、夏油は悪役になっちゃうけど彼の考え方は間違っていないと思うんですよね。というか呪術師は何故人間を助けなければいけないのかということなんです。だって、人間がいるせいで呪霊が生まれるんでしょ。九十九が言っていた通り人間がいなくなれば世界は平和になるんです。呪術師だけの世界になったら素晴らしいよね。
だけどそれをしちゃったら、呪術師が農家から何から全部やらなきゃいけなくなって、呪術が使える意味が無くなっちゃう。そして呪術師が労働を全部するようになったら、今度は呪術師から呪霊が生まれるんじゃないのかな。ストレスを貯めることになるから、呪霊が生まれるようになるよね。堂々巡りでいつまでも終わらなくなるから、回り回って人間に生きていて貰うことが呪術師のしあわせにもつながるのかもしれないという結論に達しました。
五条と夏油と家入の3人、いい同級生だったんですね。虎杖と伏黒と釘崎の3人と同じように仲が良くて、強い信頼関係を結んでいたのに、夏油だけ変わって行ってしまったのは悲しいことです。彼なりに、考えて考えて人間をサルとみなす結論に達したのだと思うけど、もう少し五条たちと話し合って欲しかったな。そうすれば、あの百鬼夜行は無かったように思うんです。うーん、難しい。
天元の星漿体である天内理子。原作を読んでいた時から思ってたけど、簡単に終わっちゃいますよね。え??と思ったその瞬間に亡くなっていて、あまりのあっけなさに驚きました。今まであんなに考えて守っていたのに、何なんだよ~って思ったんだけど、それも相手の作戦だったと聞いて、凄い作戦だよなと思いました。やっぱりパパ伏黒はすげー奴だったんです。
そんな伏黒を倒したんだから五条はもっと凄いんだけど、最初は負けたんだよね。その戦いで覚醒して強くなったから勝てたんだと思うけど、これから色々なことが五条を悩ませていくことを考えると、最強になるのは良いことだけじゃないよなと思ってしまいます。強いってことはそれだけ前線に立たなくちゃいけなくなり、辛いことも一杯になっちゃうから、少し弱いくらいの方が良いのかもしれません。
五条と夏油、印象的な二人ですよね。この二人の関係が後の呪術界を揺らしていくことになるとは思っていなかったんじゃないかな。夏油が五条との友情を捨てて裏切るなんて、五条たちは考えていなかったと思います。あんなに仲が良かったのに、やっぱり可哀想だなと思いましたもん。人って難しいです。私はこの二人にはいつまでも仲良くしていて欲しかった。
この時代、七海も同級生のようでちょっと嬉しくなりました。あのイメージのまま若くて麗しい感じがあり、好きだったな。2006年には、まだまだたくさんの仲間が生きており、いい時代でした。宿儺がいなかった分、本当にしあわせな時間だったような気がします。
何だか、原作もアニメも知っているシリーズの総集編だったので、凄く楽しめたんだけど、楽しかった以外の感想が無いのよ。色々と思い出しながら書いたけど、映画じゃなくて呪術廻戦のシリーズの感想になっちゃうから違うんだよなぁ。ごめんなさい。
でね、呪術廻戦を知らない人が観に行ったらどうかっていう問題だけど、これ、申し訳ない、知らない人はあまり楽しめないんじゃないかな。沢山の長いお話しがあって、この総集編なので、あの五条悟を知らないのに、このお話しだけで好きになれっていうのは酷のような気がしました。色々なベースがあっての過去編なので、それを観てからの方が良いと思います。
私はこの映画、超!超!お薦めしたいと思います。呪術廻戦好きはきっと観に行っていると思いますが、もしまだの人がいたら観に行ってください。やっぱり面白いです。私はまた観に行っても良いかなと思っています。面白いと何度も観に行きたいんだけど、時間が無いから困っちゃうんだけどね。(笑) ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折」
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