「女神降臨 After プロポーズ編」前編と同じく昭和少女漫画でした。オバサンを喜ばす映画だね。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

 

「女神降臨 After プロポーズ編」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

メイクを学んだことで誰もが振り向く"女神"のような存在へと変身を遂げた谷川麗奈。転校先の高校で神田俊と五十嵐悠と出会いともに過ごすなかで「なりたい自分」を見つけていく。大学生になりメイクアップアーティストを目指す麗奈は、悠の勧めで動画配信デビューし、一躍有名人に。しかしある日、麗奈が隠し続けてきたすっぴん姿が日本中にさらされてしまい…。

というお話です。

 

 

地味で冴えない容姿から高校で虐めを受けていた麗奈は、メイクを勉強し、メイクの力で誰もが振り向く"女神"へと大変身を遂げた。人生を再スタートさせようと転校先で出会ったのは、クールで謎多き秀才「氷の王子」こと神田 俊と、歌手を目指す情熱的な「御曹司」五十嵐 悠。

そんな麗奈を疎ましく思った俊の幼馴染は、麗奈を陥れようとある計画を立てる。文化祭でまさかの事件に巻き込まれながらも俊と悠の機転によりピンチを回避。彼らと過ごす日々のなかで、麗奈は“なりたい自分”を見つけていくことに。



 

やがて高校を卒業して大学生になり、メイクアップアーティストへの夢を決意した麗奈は、悠に薦められ、『レイナのメイクルーム』チャンネルで動画配信デビュー。美容系インフルエンサーとして一躍有名人となる。

そして俊と悠も、夢に向かってそれぞれの道を歩み始めていた。しかし突如、麗奈の超トップシークレットであるすっぴん姿が日本中に晒される事態に! いったい誰が、何のために…!?
3人の物語には、さらなる波乱の展開が待ち受けていた。後は、映画を観てくださいね。

 

 

後編、観てきました。はい、前編の感想とほぼ変わらないけど、ストーリーは一応違うから書きますかね。でも、アイドル映画の王道ですので、皆様が想像する通りの展開です。もちろん昭和テイストです。いやぁ、ホントおばちゃんの私世代向けに作ってくれてすみませんねぇって感じです。(笑)

 

大体、嫌がらせでスッピンを晒されるとかって、それ今どき嫌がらせじゃないですから。動画サイトの宣伝だよね。だって、最近はワザと酷い顔を作って、メイクでこんなに綺麗になります~!ってするから大人気なんでしょ。綺麗な顔を綺麗にして、誰が喜ぶんだよ。意味ないから。

 

 

バンド活動で有名になったから女性関係はクリーンにしろとマネージャーが言う場面もありましたが、バンドをやるのってモテたいからやるんでしょ。女性関係がクリーンになる訳がないでしょ。何を考えているんだよ。彼女がいてナンボでしょ。彼女がいない男がモテる訳が無いんだよ。売れるわけがないんです。


と、いきなり無理無理の設定が続き、笑ってしまう場面が沢山ありました。麗奈ちゃんは相変わらずポヤヤンとしながら女子大生をやっていましたが、メイクの学校は辞めたようでした。メイクは好きなんだけど大学の勉強に専念した方が良いのではと親に言われ、大学だけにしたようでした。

 

 

そんな時に海外から俊が帰ってきて麗奈は喜ぶんだけど、悠は邪魔なヤツが帰ってきたみたいな感じもあり、三角関係でわたわたしながら話は進んでいきました。あまりにも日本の昭和の少女漫画なので、これは若い子が観ても楽しいと思うんだろうかと心配になりました。せっかくの人気タレントが出演しているのに、ストーリーが面白くないんじゃ可哀想だよね。

 

一応、いじめは現代風になっていまして、SNSで拡散されたりという感じでした。前編だと上履き隠したりゴミを机に入れたりという、完璧昭和のいじめを描いていたので少しは進化したのかな。だって上履き隠すのは窃盗だし、机にゴミ入れたりは不法投棄だからね。学校内でも犯罪は犯罪ですから。最近は防犯カメラがついているところも多いし、鑑識の精度も上がっているから調べれば解りますからね。

 

 

そうそう、今回は俊のお父さん役で津田さんが出演されていて、カッコ良かったぁ。渡邊さんの父親役で並ぶと似ているような気がしました。雰囲気は似ているよね。うん、この父子は合格だ!と思っちゃった。この二人を観に行ったと思えば、とっても満足出来る映画だったかな。良い方に考えた方が良いもんね。

 

うーん、感想が無いなぁ。ストーリーがこれだけ悪いと、もうキャストを観て楽しんでという以外ないんですよ。いくらアイドル映画だとしても、もう少し考えましょうよ。韓国でウケたからって日本ではウケませんからね。喜ぶのは昭和生まれのおばさんだけだから。日本の少女漫画とかを原作にした方がよいですよ。

 

 

あ、そうだ。気が付いた事が一つ。衣装なんですが、スタイリストさんはどんな場面を撮影するか分かって衣装を決めていると思いますが、俊と麗奈が並んで大学内を歩く場面で、麗奈さんのジーンズをスリムにしているんです。足の細さが異様に見えてしまい、凄くO脚に見えるんです。これ、変えて欲しかった。

 

足の美原則として、もも、膝、ふくらはぎ、かかと、の4つがくっついて、その間に空間があるのが美しい脚なんです。痩せているとふくらはぎが付かないので酷くO脚に見えます。正面から撮影するなら少し外股っぽく歩いて貰って、ふくらはぎが付いて見えるように撮影して欲しいんだけど、真正面からだったのでO脚に見えるんです。

 

 

これジムとかでトレーニングをすれば、ふくらはぎに筋肉が付くので美しくなるんだけどね。衣装の選び方で綺麗な脚に見えたのに、体なかったです。痩せているだけでは俳優は出来ません。鍛えて美しい身体にして貰わないと。モデルじゃないんだから。

 

色々と文句も書いてしまいましたが、ストーリーさえ面白ければ、キャストは良かったので面白くなったと思うんですけどね。これは原作の選び間違いだと思いました。さすがに今更、昭和の少女漫画もどきとはねぇ。まさか韓国の現代ウェブ漫画が昭和レベルだとは驚きです。まぁ、仕方ないですね。次は考えて貰いたいです。

 

 

私はこの映画、まぁ、お薦めしても良いかなぁくらいですかね。内容は面白くありません。昭和の少女漫画ですから。でもキャストは良いので、キャストを観て喜んでください。私は渡邊さんと津田さんを観て喜びましたから。それ以外はうーん…。ま、気になったら、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「女神降臨 After プロポーズ編」