「マインクラフト ザ・ムービー」映画も面白いけど、やっぱり原作のゲームがやってみたいな。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「マインクラフト ザ・ムービー」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

スティーブは採掘場で青く光る謎のキューブを見つけ異世界へ転送されてしまう。そこは、自分が考えたモノをなんでも創造できる世界「マイクラワールド」だった。そんな彼のもとに元人気ゲーマーのギャレット、少年ヘンリーとその姉のナタリー、不動産屋のドーンという女性の4人が現れる。彼らもまた、謎のキューブによってマイクラワールドに転送されてきたのだった。

というお話です。

 

 

ドアノブのセールスマンとして働くスティーブは、子供の頃の夢を叶えるために鉱山へ入ることにし、"支配のオーブ"と"アースクリスタル"を発見します。彼は支配のオーブがアーククリスタルにピッタリはまることに気が付き嵌めてみると、異世界への扉が開き、スティーブはその「マイクラワールド」へと足を踏み入れる。

マイクラワールドで暮らしていたスティーブはもう一つの世界を見つける。そこはマルゴーシャという魔女が支配する世界で金に取り付かれており、スティーブが持っている"支配のオーラ"を手に入れてマイクラ世界も支配しようとしていた。それに気が付いたスティーブはオオカミのデニスにオーブを預けて自分の世界に隠すように指示し、自分はマルゴーシャに捕まってしまう。



 

時は経ち、1980年代のビデオゲームのチャンピオンであるギャレット・ザ・ガベージマン・ギャリソンは経営不振で破産一歩前。一攫千金を狙ってガレージセールで購入したもののゴミばかりで何の足しにもならない。しかしその中に青く光る石が。それこそオーブとクリスタルだった。

ヘンリーとナタリーの兄妹は母親の死後、チュグラスに引っ越しくる。ヘンリーは科学が得意で発明が趣味だが、学校ではあまり馴染めない。ギャレットのゲーム店に寄り道したヘンリーは店に置いてあったオーブを見つけ、ついオーブとクリスタルを一緒にしてしまう。すると異世界の扉が開きマイクラ世界へ。何でも想像すれば作れるマイクラ世界。変な怪物に襲われるが想像力で回避していく。そこへスティーブが現れ…。後は、映画を観てくださいね。


 

マインクラフト、観てきましたよ。このゲームをしたことがないのでイマイチ気持ちの盛り上がりに欠けましたが、海外では大人気のゲームとのことで楽しみにして行ってきました。でもね、第一印象は、あんま可愛くない…って感じでした。なんで海外のこういう”かわいい”といわれるキャラクターってかわいくないのかしら。四角いからバランスはとりにくいとは思うけど、日本人がデザインしたらもっと可愛かったと思うよ。

 

キャラ的に豚は仕方ないけど、ラマとヒツジはもっと可愛く出来るでしょ~。とぼけたアホそうな顔としたのかもしれないけど、それなら「パプワくん」を描いていた柴田亜美先生に頼めばよかったのに~。もっと可愛くてグロテスクなデザインにしてくれたと思うよ。クリーパーだってもっと可愛いくなっただろうなぁ。

 

 

日本以外の国の感覚は「かわいい」という感覚がちょっと違うのかな。でも、どの国の人も日本のキャラクターグッズって大好きよね。やっぱりみんな可愛いモノは好きなんだと思うのよ。それなら可愛いキャラクター作れそうなんだけど出来ないのよね。可愛く見えるまでとことん研究デザインをするというのが身についてないのかな。0.1mm間隔で目の位置をずらしたり、大きさを考えたり、そういう探求心が無いのかなぁ。

 

さて、映画の内容に行きますが、マイクラ世界ってとっても便利で面白いなと思いました。自分で何でも作れるんでしょ。でも想像力が無いと何も作れないというから、そこは面白いと思いました。壁を作って敵を止めるとか、戦って殺すだけじゃないのが良いですね。

 

武器や防具も作っていたんだけど、スティーブの防具は直ぐに壊れてたなぁ。簡単にバラバラってなってたのよ。ゲームだと材料によって強くなるとかがあるのかしら。そういう細かい部分は一切描かれていないので想像するしかないんです。観ていたら武器は残酷なモノではなくて、斧とか剣とかがほとんどで、銃とかミサイル的なものは出てこなかったのが良かったかしら。豚を銃で一気に殺したら怖いもんね。

 

 

まずスティーブが先にマイクラ世界に入って、色々と試しているんだけどマルゴーシャに捕まっちゃうんです。そして次にギャレットやヘンリーたちが入ってくるという設定なんだけど、時間的にはそんなに経ってなかったんだろうな。スティーブが老けていなかったし半年とか1年くらいだったのかな。

 

スティーブの家の荷物が片付けられてコンテナに入っていたから、家賃の催促があり立ち退きの通知が来て、それで大家が片付けることになるから半年はかかると思うのよ。倉庫ごとの競売にかけられてたから、きっとコンテナに入れてから3ヵ月くらいは置いておいてくれたはずなので、最短で半年か1年くらいかなぁ。

 

そういえば、マイクラ世界って、たしか20分で夜になったり昼になったりするって言っていたような気がするんだけど嫌に短いですよね。昼も夜も20分づつなのか、夜だけ20分で明けてしまうのか、そこら辺がよく解りませんでした。20分で朝昼となっていたら忙しくて大変よね。

 

 

でね、ニットウィットという村人が出てくるんだけど、この人たちは味方なのかしら。スティーブが財宝を隠しているという屋敷があるんだけど、そこにあるモノを取りに行ったとき、このニットウィットが警備員をしていて襲い掛かってくるんです。不思議なのが、屋敷ってスティーブが作って自分の財宝を隠しているのに、何故警備員に襲われなきゃいけないのかしら。家主ですって言えば、スムーズに入れたんじゃないのかな?

 

そういうちょっとわからない部分がいくつかありました。この村人っていう存在についてとか、オオカミは懐くのにラマやヒツジは何で懐かなかったのか。だって動物たちを味方につけておけば、もっと楽に戦えたような気がしたんです。アヒルだって手懐けることが出来そうな気がしたんだけどな。

 

ヘンリーとナタリーは母親が亡くなって、この地に引っ越してきます。そしてヘンリーがギャレットと出会うことによってマイクラ世界に入ってしまうことになります。このヘンリーが科学に強かったおかげで、色々な開発が出来ていくんです。このヘンリー、最後にジェットパックまで作ってましたからね。もう完璧に科学者でしょ。高校を飛び級すればよかったのに。

 

 

姉のナタリーはとても弟思いのお姉さんで、武器を持たせたらとんでもなく強かったんです。それまではポテトチップの会社でウェブデザイナーとして働いていたようなのですが、武器を持たせたらこんなに強いんだから、デスクでPCをカタカタさせているよりも、自分の力で仕事をした方が良いと思いました。

 

不動産屋のドーンは移動動物園の園長でもあって、色々な仕事をしています。凄く気の良いお姉さんでオオカミのデニスとも仲良くなります。そうなのよ、オオカミのデニスだけは可愛いんです。

 

ギャレットですが、彼は若い頃にゲームチャンピオンだったんですけど今は誰も振り向いてくれないし、ゲームも変わってきているのでゲーム屋さんは潰れそうだし、苦労をしています。まぁ、そうよねぇ。最初はインベーダーゲームだったんだから、今のスマホのゲームなんて見たら驚いちゃうわよね。そんな時にマイクラ世界に飛ばされ、必死で頑張ることを思い出していきます。昔は何でも一生懸命だったのに、今はいい加減なオッサンになってたんです。モモアちゃん、カッコいい!

 

 

最後にスティーブ。彼は子供のころから”掘削”がしたくて堪らなかったという設定です。うーん、そんな子いるの?で、大人になり、その夢を叶えて採掘場でオーブを見つけるんです。好きな事をして、高価なモノを見つけるなんて凄いしあわせよね。夢が叶ってるし。でも、本当は人と関わるのが苦手で現代社会で生きるのが怖がってたんです。

 

そんな面倒臭そうな人間が集まり、マイクラ世界を守るために奮闘します。頑張って戦ってましたよ。オオカミも一緒に戦ってくれていたけど、他のラマやヒツジは戦ってるのを見てただけかな。まぁ、そうよね。

 

但し、よく解らない部分もあり、そこは考えずに流すことにしました。考えていると全然面白くなくなってっちゃうんですもん。細かいことは気にせず、ただ笑って楽しんでください。映画では、前半の結構長い時間を現代社会で問題を抱えて生きる彼らの生活が描かれています。それからマイクラ世界に行って、戦いに突入します。なので、前半はちょっと眠くなるかなと思いました。

 

 

私はこの映画、お薦めしたいと思います。最初にも書きましたが、やっぱりキャラクターが可愛くない。俳優さんたちは、カッコ良かったり、かわいかったりするんだけど、CGキャラだけが可愛くないのよ。だから"超"が付けられないんです。子供には喜ばれる映画なのかな?ゲームをしっている人も良いかもしれません。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「マインクラフト ザ・ムービー」