「劇場版 僕とロボコ」
を観てきました。
ストーリーは、
突然の虫の知らせならぬ、ロボコの“膝の知らせ”により、平凡な小学生・ボンドの日常は崩壊の兆しを見せる。そしてある時、何者かによって時空が歪められ、それぞれ別の世界線=マルチバースで活躍するロボコたちが集結する。
というお話です。
メイドロボットが普及した近未来、平ボンドの家にはロボコというメイドロボットがいた。ある日、ロボコに突然の虫の知らせ、いやオーダーメイド・ロボコの膝の知らせが入る。そして平凡な小学生・平ボンドのギャグアニメな日常は崩壊の兆しをみせる。
何者かにより歪められた時空から集まったのは、王道バトル、本格SFアクション、ラブコメ、昭和ギャグ漫画と全く別の世界線=マルチバースで活躍する様々なロボコたちだった。何故、他の時空からそれぞれのロボコが集まってしまったのか。誰かが時空を歪めるようなことをしたらしい。
そしてロボコの前にまた一人あるロボットが現れる。ヤツの目的はロボコたちを倒すこと。何故かと言うと…。後は、映画を観てくださいね。
私はこの原作漫画もアニメも知らなくて、今回映画で初めて観ました。これ3分のアニメなの?だから60分の映画なの?うーん、普通に観に行っちゃったけど、3分のギャグアニメを映画化したからなのか、掴みは面白いかなと思ったんだけど、その後の展開が全然面白いと思えなくて、眠くなってしまいました。
敵が現れて、わちゃわちゃしている時に一瞬眠くなって意識が飛んで、ハッと気が付いたら本当の敵が出てきたところで、意識が無かったのはほんの一瞬だったようなのですが、このギャグの感じがあまり私には合わなかったのかなと思いました。でも、そこから後は楽しめて、寝ることは無く大笑いしていたんですけどね。
200億円のロボコ、百裂拳を使うロボコ、ラブコメドジっ子ロボコ、昭和ギャグ漫画ロボコという4人のロボコが現れるのですが、全部他のアニメのパクリでして、まぁ、解ってやっているんだろうから原作者からもOKが出ているんだろうけど、大笑いしながらも、人の土俵で相撲を取るってどーなのよって思っちゃいました。
ギャグ漫画だからなんでもアリだと言われれば、そーだろうと思うけど、もう少し自分の作品だけのギャグで笑わす部分も欲しかったような気がしました。もし私が気が付かなかっただけで、もっと細かいギャグがたくさんあって面白かったのでしたらごめんなさい。なんたって、この原作もアニメも知らないので、何が何だかわからなかったんですもん。
ファンの方には申し訳ないけど、私はあまりギャグを受け入れられず、膝の知らせと最後の膝攻撃には笑ったんだけど、他はあまり笑えなかったかな。200億円の海賊ロボコと北斗の拳ロボコは面白かったんだけどもっと観たくなっちゃって、中途ハンパでやられると他の場面もやって欲しかったなという気持ちになっちゃうんです。
どーせなら”海賊王に俺はなる”と言って欲しかったし、”お前はもう死んでいる””あべし”も言って欲しかった。どーせやるならメインのセリフを言って欲しかったな。それは完璧パクリと言われるかもしれないけど、どーせやるなら覚悟を決めてガッツリとパクって欲しいなと思いました。
ロボコってドラえもんへのオマージュ的な部分があると聞きました。確かにボンドの世話をするロボコというメイドなんだろうけど、ドラえもんみたいに友達という関係じゃなく、主従関係でしたね。"がちゴリラ"と"モツオ"が、ジャイアンとスネオと考えてよいのかな。二人とも優しい友達でした。ボンドはしあわせ者よねぇ。あ、のび太はいじめられることもあるけどジャイアンとスネオはいいお友達よね。うん、のび太もしあわせよね。
ああー、なんかあまり良い感想が書けない。きっと私がこの映画にのめり込めなかったからです。ごめんなさい。どうしても合わない映画もあるんです。この映画が悪い訳じゃなく、私が合わなかっただけなので、この映画、面白かったですよ。
私はこの映画、お薦めしたいと思います。私にはあまり合わなかったけど、それぞれの場面で笑えたし、ギャグ漫画としてはこれで良いのかもしれません。私が頭の切り替えが上手くいかずに、ちょっと眠くなっちゃったりしただけなんです。皆さんは、ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「劇場版 僕とロボコ」