「怪獣ヤロウ!」
を観てきました。
ストーリーは、
岐阜県関市役所の観光課に勤める山田一郎は何をやってもうまくいかない。ある日、市長から地元を盛りあげるためのご当地映画の製作を命じられる。凡庸なご当地映画を作ることに疑念を抱いた山田は、昔から夢だった怪獣映画の製作を決意する。
というお話です。
岐阜県関市。市役所の観光課に務める山田一郎は、中学の頃に映画製作にハマり”怪獣映画”を作って学校で上映するも、全員に笑われてしまう。自信を無くし悔し涙でボロボロになった山田に、ひとりの教師声をかけて励ましてくれる。それから数年後、山田は観光課でぼんやりした日々を過ごしていた。
ある日、市長の独断で〝ご当地映画”を作ることになり、何故か観光課が製作を命じられる。どこにでもある観光地紹介のようなご当地映画を求められているとは思ったのだが、それでは全くアピールポイントが無い。言われるままで良いのかと疑問を持った山田は、かねてからの夢だった「怪獣映画」の製作を思いつく!
実はこれで良いのかと考えていたところに、市長秘書の吉田さんが撮影した映画のデータを間違えて全て消してしまったのだった。いくら何でも数週間撮影したデータを消したとは協力してくれた人々に言えない。何とか予算も少なく、面白い映画を作れないかと考えた末、「怪獣映画」が出てきたのだった。
いつも失敗ばかりでダメな自分を変えるため!パッとしない故郷を変えるため!怪獣で、全部をぶっ壊す!!しかしその想いは、市政を巻き込んだ大事件へと発展していく!果たして山田は、夢だった〈怪獣映画〉を完成させることができるのか!? 後は、映画を観てくださいね。
この映画、邦画で怪獣映画のコメディというものなので、とてもくだらない映画ではあります。期待しちゃいけない映画です。でもね、面白いんですよ。申し訳ないけど美しいビジュアルとは程遠い主人公とその周りの方々が、何故か失敗しながらも立ち上がり、沢山の人々を笑わせていくという内容でした。
この主人公のぐんぴぃさん、この映画で初めて知りました。申し訳ないけど美しくもなく太っていて、なんでこんな人が主人公なんだろうと不思議でした。確かにこの容姿なら、内容が面白く無くても笑ってしまうのではないかと思うけど、それってどうなんだろう。直接デブとか言っている訳ではないけど、容姿で笑わせようとするって、ちょっとイヤでした。
内容としては、映画が好きで特に怪獣映画に興味を惹かれていた山田が、昔、学園祭で自分の怪獣映画を上映して大笑いされたことで自信を無くし、それ以降は怪獣映画を封印していたのです。でも、ご当地映画作成にはやっぱり怪獣だと思い、好きな事に挑んでいくというお話なんです。
まぁ、よくある展開ではありますが、みんなでドタバタしている雰囲気がとても良かったです。私はぐんぴぃさんを知らなかったし、そんなに期待していなかったので、十分に笑えました。でも、やっぱり太り過ぎだと思います。あのね太っていてもちょっとコロコロしていて可愛い感じだと、凄く好感が持てて好きになるんですけど、どうしてもぐんぴぃさんは私はダメでした。人柄は良さそうなんですけどね。
もうお話に関してはいう事がありません。だって、誰もが想像がつく展開で終わり方なんですもん。感想の書きようがないんです。それに怪獣と言っても怪獣の着ぐるみは最初だけですからね。私はどうせならもう少しマジで怪獣に向き合って欲しかったかなと思いました。怪獣は入口だけで、あとはぐんぴぃさんの成長物語って感じなんですもん。
もっと怪獣の哀愁とかも描いて欲しかったな。地球に1人で来たのかとか、どこに住んでいるのとか、人間と意思の疎通が出来るような怪獣との出会いを描くとか、ご当地の有名物産なども試して貰うとか、色々とやって貰えば良かったのに。怪獣だって、見た目だけで嫌がられて、一人で寂しく暴れるしかないなんてかわいそうでしょ。映画を作るのなら、敵に関してもしっかりと性格や行動などを把握して、共存出来るようになったらいいのにね。
ご当地映画だから仕方ないかもしれないけど、もう少し有名俳優に出て欲しかったな。やっぱり名前の知っている人が出てくると、それだけでテンションあがりますからね。手塚とおるさんは有名だけど他の方をあまり知らなくてお恥ずかしいです。
はぁ~、ごめんなさい。眠くてあまりよい感想になりませんでした。ごめんなさい。この映画、くだらない~と言いながらも笑えてちょっとほろ苦い部分があったりして、これから頑張って映画を続けていただければと思います。
私はこの映画、お薦めしたいと思います。派手な役ではありませんが、大柄なのでそこに居るだけでおおっ!という感じでした。岐阜名物って何なんだろう。調べてみようかな。ぜひ、この映画、観てみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「怪獣ヤロウ!」