「銀魂オンシアター2D 金魂篇」
を観てきました。
ストーリーは、
侍の国。僕らの国がそう呼ばれたのは、今は昔の話。
20年前、突如宇宙から舞い降りた「天人」の台頭と廃刀令によって、侍は衰退の一途を辿っていた。そんな時代に侍魂を持った男が一人。その名は、坂田金時。
金髪ストレートパーマ&まっすぐな魂をもつこの男の営む「万事屋金ちゃん」は、金時に全幅の信頼を寄せる志村新八と、凶暴だが金時には従順な神楽の3人体制で数々の依頼をこなし、更には金時のパーフェクトな人柄や羽振りの良さもあり、かぶき町の誰もから厚い信頼を勝ち取っていた。
そんな順風満帆な日々を送る彼らの前に、ある日「坂田銀時」と名乗る銀髪天然パーマの謎の男が客として現れる。最初はしおらしく不倫相談の依頼をしてきていたはずが、段々と金時に対して異様な敵対心を剥き出しにした態度へ変貌する銀時。
挙句の果てに銀時は、万事屋一行の身内であるたまと定春をセピア色へと洗脳し、「万事屋セピア」と名乗って仕事の横取りまで画策してくる事態に。果たして金時たちはこのトラブルを見事解決し、かぶき町の平穏を取り戻すことができるのか。
というお話です。
え、違う?そうです違います。銀時が主役です。(笑)銀時が半年間かぶき町を空けていて戻って来たら、金時が”万事屋”を仕切っていて町の誰もが銀時のことを忘れていたんです。新八も神楽も、何故か銀時のことを全く思い出さず、大家さんや町の人も元々金時が町の万事屋だと思っているんです。
驚いた銀時は必死で思い出してもらおうと町を歩き回り、自分を覚えている人を探しますが、解ってくれるのはロボットの”たま”と犬の定春だけだと解ります。そしてたまに連れられて平賀源外の所に行ってみると、銀時が出かけた後に新八と神楽が源外の所へ行って、銀時がいない間に銀時の代わりに仕事をしてくれれる人を作って欲しいと言って、金時を作って貰ったらしいんです。
そんなロボットの金時がどうしてこんなことになり、銀時の代わりとして町の人々に信用されているのかということが問題なんだけど、金時の機能の中に人を洗脳する力があるらしく、みんな洗脳されているらしいんです。銀時は、そんなみんなの洗脳を解くために金時と戦うんだけど、この金時が強いのよ。で、かぶき町の人々を巻き込んで大変な戦いになるんです。
そんな銀魂のTVシリーズで放送されたエピソードを1本の映画として3週間限定で公開です。今回は金魂篇。オンシアター2Dとしては3作目です。今回は真選組や宇宙人たちは関係なく、かぶき町の町での問題でした。何たって銀ちゃんの敵が金ちゃんって、笑っちゃいますよね。通常なら、本物が一番強いはずなんだけど、何故か偽物が強すぎて、困っちゃうっていうお話。
金ちゃんがロボットって笑ったなぁ。頭が取れた時は驚いたけど、まぁ、銀魂だからねーって感じでした。原作漫画やTV放送時も楽しかったけど、一気に話が観れるというのは楽しかったです。何度観ても楽しいよねぇ。
もう本当に面白いから、それ以上に何か感想を考えても無いのよ。面白い以外に無いんだもん。元々不条理なお話だし、空知先生に文句なんて言えません、銀魂の神様だもん。こんな面白い話を作ってくれてありがとうしかないのよ。
ただ、今回は真選組が出てこなかったのは寂しかったかな。桂とエリザベスは出てきたけどね。今回はかぶき町が舞台だからかぶき町の住人たちがメインだったかな。街中で住人たちとやりあうのも楽しそうだったな。
はっきり言うけど、そんなにメインになるような話ではないんだけど、銀ちゃんたちがやっていると楽しいんだよぉ。だって金ちゃんは源外が作ったロボットなんだから、倒せない訳が無いよね。ただ、新八と神楽が銀ちゃんの代わりに作った金ちゃんだから、銀ちゃんも無下に壊すわけにもいかなかったんじゃないかな。その戦いには、色々な思いが絡んでいたから面白くなったんだと思うのよね。やっぱり銀魂は凄いわ。
感想としては面白かった以外にないので、良い記事にならなくてごめんなさい。観に行って良かったです。
私はこの映画、超!超!お薦めしたいと思います。ファンしか観に行かないとは思うけど、銀魂の内容をある程度知らないと内容がよく解らないと思います。知っていてこそ観る映画になっているので、それを解って、ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「銀魂オンシアター2D 金魂篇」