「レッド・ワン」白いおヒゲにムッキムキの筋肉サンタが誘拐された!クリスマスが無くなっちゃう! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「レッド・ワン」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

クリスマス・イブの前夜、コードネーム「レッド・ワン」ことサンタクロースが何者かに誘拐された。サンタクロース護衛隊長のカラムは、賞金稼ぎのジャックと手を組み、サンタ救出のために世界中を飛び回る。しかし彼らの前に立ちはだかる誘拐犯は、サンタの力を利用してある恐ろしい計画を企てていた。

というお話です。

 

 

クリスマス・イブ。ジャックは子供なのにサンタクロースを全く信じておらず、他の子供たちに倉庫に保管してあるプレゼントを見せてサンタが持ってきているんじゃないと教えるが、誰もが変な顔をしてジャックを疑う。そこへ大人が来て、それはプレゼントだが、サンタのは別にくるんだというがジャックは信じない。

 

それから何十年か経ち、大人になったジャックは追跡屋として働いていた。お金を貰えば誰からの依頼でも受ける裏仕事だ。イブの前夜、地震観測所にある装置を仕掛け、振動を感知したら位置を知らせるという仕事を請け負い簡単に済ませた。

 

一方、同じ頃、北極のある場所で、コードネーム"レッド・ワン”のサンタクロースが誘拐された。いつも通りの筋トレを済まし、明日に備えていたサンタクロースが消えたのだ。侵入者がサンタを乗せたと思われる車を追うが、飛行機へと乗り換え逃げられてしまう。サンガクロースがいなければクリスマスは来ない。

 


 

クリスマスを取り戻すため、子供たちの笑顔のためなら何でもする心優しいサンタクロース護衛隊長・カラムは、世界一の追跡者にして賞金稼ぎのジャックを連れてくる。信用出来ないジャックだが、彼の力を借りないと探せない。サンタ救出に向けて世界中を飛び回ることに。


しかし、彼らの前に立ちはだかる誘拐犯は、サンタの力を利用してある恐ろしい計画を企てていた。果たして、二人はクリスマスまでにサンタクロースを救出できるのか!? 後は、映画を観てくださいね。

 

 

この映画、どちらかというと子供向けのファンタジー映画なのかもしれないけど、大人も凄く楽しめました。これは面白かったです。こういう映画を子供には観せたいよね。戦ったりするから暴力場面はあるけど、相手を殺すとかではなく、改心させたり、捕まえたりするようになっているのよ。だから親御さんも安心して一緒に子供に観せて良いと思います。

 

サンタクロースはいないんだというジャック。子供のころから性格がねじれていて、ちょっと迷惑な子なんです。それは大人になってもで、平気で悪いことが出来る大人なんですよ。お金を貰えば平気で犯罪だとしてもやってしまう。賞金稼ぎなんです。なので、自分の息子にもあまり近づかないようにしていて、ちょっと寂しそうなんです。

 

そんなジャックが請け負った仕事でサンタクロースの居場所が解ってしまい、誘拐されてしまいます。誘拐犯は恐ろしい○○で、サンタクロースの力を使ってある仕事をやり遂げようとしているんです。護衛隊長のカラムは、サンタクロース別名レッド・ワンを奪還するためにジャックにサンタクロースの居場所を探させます。

 

 

カラムはドウェイン・ジョンソンで、ジャックはクリス・エヴァンス。最強の男とキャプテン・アメリカなら楽勝でしょと思うけど、これが難しいのよ。何たってサンタクロースを誘拐した人たちだから、一筋縄ではいきません。手下に雪だるまがいたり地獄の番犬ケルベロスがいたりして大変なのよ。だからおもちゃ屋で色々なおもちゃを買って武器にしていくんだけど、車もミニカーを大きく出来るのは便利だなぁと思っちゃった。

 

もちろんサンタ側の戦士も沢山いて、カラム以外にシロクマさんやトロール、トナカイなどなど、強い味方もいるんだけど、ちょうどクリスマスイブでしょ。プレゼントの梱包や荷物の運搬手順などなど準備が忙しくて全員で助けに行くわけにいかず、サンタがどこに監禁されているのかもわからないのでカラムとジャックで探すんです。

 

途中でサンタさんの弟が出てくるんだけど、見た目が全然違って、ちょっと引いたわ。でも中身はとっても良い人みたいで、怖いけど味方にしたら安心よねって感じでした。このサンタと弟の間にも色々とあるみたいなんだけど、映画で確認してね。

 

 

ストーリーとしてはシンプルなんですよ。誘拐されたサンタクロースを奪還して、クリスマス・イブに世界中の家にプレゼントを配り終えるということなんです。シンプルがゆえに、結構、ドタバタして大変な冒険をカラムとジャックがすることになるんですけどね。うん、でも、よく出来ていたと思います。本当に最初から最後まで緊張しながら観ていて、最後は本当にほっこりする内容でした。

 

それにしても、サンタのスーパーパワーには参りました。本当にプレゼントを配っているんだよ。一つ一つの家に、ちゃんとサンタクロースが訪ねているんです。高速で動いているんだけど、ちゃんと生身なのよ。だから1年中、身体を鍛えているんです。サンタクロースというと、白髪のお爺ちゃんのイメージだけど、白髪ではあっても、筋肉ムッキムキのスーパーじいちゃんでしたよ。さすがJ・K・シモンズでした。

 

 

そして誘拐とは別に、カラムが護衛隊長を辞めたいとサンタクロースに願い出ている場面が最初にあります。彼はずっとプレゼントを配るサンタクロースの護衛をしていますが、人間がサンタクロースを信じなくなり、どんどん邪悪になっていることを嘆いているんです。

 

悪い子リストというのが出てきますが、平気で罪になるようなことをする大人が増えていて、なんと悪い子リストに載る名前が人間の20%以上になったと言うんです。5人に1人以上です。酷いでしょ。だからカラムはもうサンタの護衛をしたくなくなっちゃったんです。日本にもいるでしょ。オレオレ詐欺をする人とか、闇バイトで盗む人とか、鹿を蹴る中国人とか、極悪人が増えているんです。

 

 

そういう現代の闇のようなモノも描いていました。おとぎ話では止められなくなってしまったんです。ま、サンタクロースがどんな活躍をして、人間界を守ってくれるのかは映画で確認してください。サンタさんもきっと神様だから、人間の事を考えて助ける手立てを考えてくれているんです。

 

あ、でも、誘拐犯たちだって悪い人たちだけど、根本的には良い人なんですよ。人間があまりにも邪悪になってしまったから、サンタクロースみたいに生温いことをしていたんじゃ、この世界は良くならないと考えての行動なんです。一概にただの悪人じゃないんです。そこら辺がまた良いんですよ。

 

私、この映画、凄く好きでした。続編を作ってくれたら嬉しいなって思ってしまいました。今回はサンタクロースを誘拐されたけど、トナカイを拉致るのもありそうだし、サンタの国のプレゼント工場を乗っ取るのもありそうだし。あ、この乗っ取りは「クリスマス・ウォーズ」であったかな。「バイオレント・ナイト」もサンタが活躍していたわね。サンタクロースの映画って、良い作品が多いなぁ。

 

 

私はこの映画、超!超!お薦めしたいと思います。私は凄く好きでした。毎クリスマスごとに観たいかも。親子で観たらほっこりするし、クリスマスの食事が美味しくなりそうです。うん、子供に観て欲しいな。シロクマもカッコいいけど、もう少し活躍して欲しかったかな。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「レッド・ワン」