「破墓 パミョ」また日本が悪者としてヒットさせてるけどそろそろ新段階に入った方が良いんじゃない? | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「破墓 パミョ」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

巫堂ファリムと弟子のボンギルは、跡継ぎが代々謎の病気にかかるという奇妙な家族から高額の報酬と引き換えに依頼を受ける。先祖の墓が原因であることがすぐに判明し、風水師サンドクと葬儀師ヨングンも合流。4人はお祓いと改葬を同時に行うことにするが、不可解な出来事が彼らを襲う。

というお話です。

 

 

韓国のシャーマン、ファリムと彼女の弟子のボンギルは、成功した不動産開発業者の韓国系アメリカ人一家から、生まれたばかりの息子の謎の病気を突き止めるよう依頼される。ファリムは、子供を苦しめているのが復讐心に燃える先祖の霊であると突き止める。一家の長であるパク・ジヨンは、先祖である彼の祖父をなだめるために墓を移転するよう彼らに託す。

 

ファリムは、風水師のキム・サンドクと葬儀屋のヨングンに多額の報酬を約束して協力を求める。先祖の墓のある場所で依頼主のパク・ジヨンと会いサンドクは墓の調査を始める。サンドクは不吉な気配を感じて依頼を断るのだが、ファリムが呪いを避ける儀式を行いながら墓を掘れば出来るのではとアドバイスをし、子供の命を助けるためと墓を移すことに同意する。

 

 

サンドクは来る途中にあった小さな寺を訪れ、山の上の墓について質問をすると、その昔、盗掘から守るために質素な墓石にしたらしく墓の場所を提供したのは「キスネ」という僧侶だという。ジヨンはまだ何かを隠しているようだが、日が迫っているので仕方がない。

 

次の日、ファリムとボンギルは儀式を執り行い、発掘は順調に進んだ。棺桶を取り出し火葬場まで運んでいたが、突然に雨が降ってくる。韓国では雨の日に火葬はしないらしく、棺桶を一時病院の安置所に置いて次の日に火葬をする約束をする。

 

 

しかし安置所の人間が棺桶を開けてしまい中の霊が外に出て、祖父が自分の子孫を殺し始めるが、サンドクたちの機転で遺体を火葬し、子供だけは助けることが出来る。解決かの思われた事件だが実はこの後にもう一つの棺桶が見つかり…。後は、映画を観てくださいね。

 

この映画、長いので説明しきれませんでした。でも、この後に本当の事件が起こります。実は、相変わらず日本が悪者で、侵略した日本が悪いことをしていったんだよっていう話になっています。日本人が観ると、日本の歴史を知らないで作っているので、何故関ヶ原が?とか、風水に関しては日本よりも韓国の方が専門なんじゃないの?とか、おかしなことがいくつもありました。

 


 

少しだけネタバレをすると、成功した韓国系アメリカ人の一族は、その昔に日本軍に協力をしてお金を儲けて、そのお金で成功してアメリカに移住したらしいんです。そして祖父の墓の場所を決めたのは日本人だと言うんです。ある目的の為に祖父の墓をそこに作らせたんです。

 

でもねだからって、祖父が一族の子孫を恨んで殺すのはおかしいでしょ。ある目的があってそこに墓を作ったのは確かなんですが、自分の子孫たちを殺してしまったら元も子もないでしょ。警告をして墓を移して欲しいと教えればよいだけの事なのに、アホな一族だなって思いました。


 

そして祖父の墓は掘り起こして火葬して、無事に他の場所に移せたんです。でも、その後が問題です。墓を掘った後に問題が起こり、サンドクが再度、墓の場所を掘り出すと、墓のあった場所の下に、もう一つの棺桶が埋まっていたんです。それが問題なんだけど、まぁ、そこに日本の鬼が埋まっているんです。ちゃんとした説明は映画で語っているけど、どーも辻褄は合いません。でも、一応、日本がある目的でそこに鬼を埋めていたということなんです。

 

この鬼ですが甲冑を付けていて巨大な人型の鬼でした。思ったんだけど、韓国の反日教育では日本のイメージはこんな風に恐ろしい鬼として描かれているのかなと思いました。戦後80年は建っているけど、今もまだ日本は巨大な恐怖の対象として教育されているのかと思うと、韓国人は日本を好きにならないだろうなと思います。そんな事が感じ取れました。

 

 

日本人の私からみると、ただただ日本は怖い、恐ろしいことをする民族だと言われているようで、嫌な気持ちになりました。ストーリーからすると、その昔に韓国を支配するために”ある事”をしたのだろうけど、今、日本は竹島を取られて占領されているし、韓国を支配なんて全く出来なかったと解っているのに、今も韓国を狙っているみたいな感じに見えました。

 

うーん、日本を敵として描けば韓国で大ヒットするのだから仕方ないけど、そろそろ韓国の教育が反日になっていて、嘘が多分に含まれているというのを認めたらどうなんだろう。若い人たち、特に頭の良い人たちは気が付いているんだろうけど受け入れないんでしょうね。そろそろ墓の位置を変えるだけじゃなく、自分たちの意識も変える時じゃないのかな。

 

 

話を戻して、ストーリー的には墓を移すことによって災いを避けるという内容は面白いとは思いました。中に何が入っていようがそれは別として、何か方位が悪いとか、地軸に当たっているとか、そういう事があるようなら移した方が良いですよね。家を建てる時も一応風水を考えたりするので、大切なことなんじゃないかな。風水って、ただおまじない的なモノではなく、一応、理にかなった考え方で成り立っているので、日本の陰陽師が凄かったというのも、あながち間違いではないと思いますよ。

 

うーん、悪い映画とは言いませんが、やっぱり日本人として観るとちょっと嫌かな。そんなに日本を怖がっているのかと思うと、かわいそうな民族だなと思ってしまいます。そろそろ自分の国に自身を持って、対等なんだと胸を張ったらいいんじゃないかな。そうすれば日本より良い国になれるだろうし、日本にかまわずに世界と戦っていけるんじゃないの?今もまだ、無駄な戦いをしているような気がするのよね。日本なんてもう敵じゃないでしょ。

 

 

と思った映画でした。私はこの映画、お薦めしたいと思います。日本人が観ると、ちょっと嫌な気持ちになりますが、ストーリーとしては面白いと思います。もう少し、歴史的な辻褄合わせをした方がよいと思うけど、まぁ、楽しめました。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「破墓 パミョ」