「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」南国宮崎でバカンスしながら最強の敵と戦うことになるんだよ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

殺し屋協会に所属するプロの殺し屋コンビ、杉本ちさとと深川まひろは、出張先の宮崎県で早々にミッションをこなし、バカンス気分を満喫していた。次の殺しのために宮崎県庁に向かうが、そこで謎の男がターゲットに銃を向けている現場に出くわす。その男の正体は150人殺し達成を目指す一匹狼の殺し屋・冬村かえでだった。
というお話です。

 

 

殺し屋協会に所属するプロの殺し屋コンビ、杉本ちさとと深川まひろ。組織のナンバーワンが受けた仕事が出来なくなり、代わりに白羽の矢が立ったのが2人。宮崎県に出張することになる。到着早々、最初のミッションをこなし、バカンス気分をビーチで満喫していた。夜は宮崎牛の焼肉を予約し安心していたちさとだったが、ふとスマホを見ると明日がまひろの誕生日だったことに気が付く。

 

やっべー!と思い慌てるが、次の仕事の時間が迫っている。誕生日プレゼントを用意する時間が無い!内心の焦りを隠しつつ、ターゲットがいる宮崎県庁に向かう。チンピラを一人消すだけの簡単な仕事だったが、何故か指定された場所にいたのはターゲットに銃を向けている謎の男。

 

 

状況に驚く2人に邪魔をするなと怒る男。野良の殺し屋らしい。戦うことになるが、敵は高い技術を有する殺し屋のようで決着は着かずこちらも深手を負い、相手は逃げてしまう。組織の宮崎支部から来た入鹿と七瀬と合流し、まず野良殺し屋を殺してからターゲットを殺すという指示を受け、男の自宅に潜入、捜査する。

 

男の名は冬村かえでといい、150人殺しの達成を目指していた。冬村は殺しのターゲットと彼の日記を持っているこちらを追ってくるはず。しかし冬村もこちらの力を考え、宮崎の農協を隠れ蓑にする殺し屋組織を引き連れて向かってくる。ちさととまひろはこの史上最強の敵を相手に絶体絶命のピンチに追い込まれるのだった。後は、映画を観てくださいね。


 

うぉ~ん、面白かったよぉ。シリーズは一応全部観ていますが、今回は特に面白かったです。やっぱり最強の敵を池松さんが演じてくださっているので、緊迫感が違いました。もちろん、今までのベイビーわるきゅーれも面白かったけど、一人の役者でこんなにも盛り上がるのかってくらいドキドキ感がハンパなかったです。最強であり最狂だったので、ちょっと驚きました。マジで殺しマニアってこんな感じかもって思っちゃった。

 

今回は宮崎県に出張しての仕事ということで、ちさととまひろは南国を満喫しているんですよ。ビーチで楽しそうに遊んでいて、その姿は可愛かったなぁ。殺し屋として仕事をしている時とこういう力を抜いて遊んでいる時の2人のギャップがあまりにもあってイイんですよねぇ。プロってこういう事を言うんですよ。

 

 

よく仕事とプライベートで全く同じ人っていますよね。普段も仕事の延長みたいな人。それってプロじゃないのよ。プロって、仕事をしている時だけ集中して、それ以外はダラ~っとしている人の事なの。どんな働き方でも同じエネルギーなんだけど、一気にエネルギーを放出する人の方が力が出るでしょ。成果が出るんです。会社でいつもパリッと仕事をしている人よりも、ダラーっとしていていざという時に力を出す人の方が他人からの評価は低いけど会社の役に立つのよね。

 

話を映画に戻して、ちさととまひろは順調に仕事をこなし、遊び、また仕事と行くハズだったんだけど、ターゲットの前に野良の殺し屋が…。あれぇ??ということで戦いになるんです。この野良の殺し屋かえでくん。殺し屋として生きている人で、他には何も無いみたいなんです。キモいでしょ。人殺しをしてお金を儲けて何かをしたいというのではなく、150人殺すという目標があって、殺すことが目的の人なんです。アブない人だよね。

 

 

そんな奴が相手になっちゃったちひろとまひろは、かえでがあまりにも強いので苦戦します。これでもかってくらい動きが早く、銃の扱いも上手く、ナイフの使い方も上手く、その上殺しに美学を持っている感じかしら。彼の日記を読んでいくと、最初は素手や刃物で殺していたんだけど、銃の方が手早く綺麗に殺せると感じて銃も練習したらしく、何をやっても強いんです。

 

宮崎では入鹿さんと七瀬さんという仲間も出来ますが、入鹿とは出会いからあまり上手く行かず、いがみ合う場面もしばしばありました。入鹿さんは良い人なんだけど適当に見えるちさととまひろにイラつくんです。まぁ、解るよね。年上の先輩にタメ口で、ちょっとバカにした感もあり、そりゃ入鹿さんは怒るわなぁと思ったけど、仕事をしていく内に段々と理解して仲良くなります。

 

 

七瀬はあんまり頼りにならない感じだったなぁ。今回は片付け屋の宮内さんが機関銃ぶっ放して頑張ってたかな。田坂さんは相変わらず後方支援でした。今回は須佐野さんは出てきませんでしたが、まぁ、東京でゆっくりしてるんじゃないかな。ちさまひがいない方が静かでいいのかもしれない。

 

そういえば今回、宮崎の農家の方々が裏の仕事として殺し屋をしているという設定があって、彼らが色々とやりあってかえでさんと組んで向かってくるんです。そんなに強くない雑魚たちなんだけど、数が多くて迫力がありました。これだけ相手が多いと見栄えがします。アクションも凄い迫力になっていました。日本のジョン・ウィックって感じでした。今までも多い時はあったけど、今回はこちらの味方に入鹿さんと七瀬さんもいるので、その分、敵は多かったのかな。楽しかったなぁ。

 

 

今回、まひろが20歳の誕生日なんです。でもちひろが忘れてて、プレゼント買ってなくて、どうしようって慌てるんです。解るなぁ~仕事に追われていると、つい忘れちゃうってあるよね。で、殺しの仕事をしながら誕生日をどうしようかと考えている姿が良かったです。一緒にお酒を飲もうと約束していたようで、仕事中に飲んじゃったりして、マジで愛おしい殺し屋たちです。

 

そいえば、農協の最強の殺し屋さんが出てきたんだけど誰だった?須佐野さんにも見えたんだけど監督にも見えて、誰だったのか解りませんでした。誰か教えてくれませんか?もう一度観に行くだろうから、その時にはよく見ようと思っているんだけど、思い出せないんです。

 

 

この映画、愛が溢れている内容でバイオレンスアクションでもあるんだけどほっこりさせてくれる場面も多く、しあわせな気持ちになる映画でした。私は、超!超!超!お薦めしたいと思います。この映画の中の世界に生きていたら直ぐに殺されちゃいそうだけど、でもほっこりさせてくれる”ちさまひ”に逢えるならそれもイイかななんて思えました。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」