「僕のヒーローアカデミア
THE MOVIE ユアネクスト」
を観てきました。
ストーリーは、
日本各地の刑務所から脱獄したヴィランたちにより日本は荒廃していた。そんな中、突如として謎の巨大要塞が現れ、街や人々を飲み込んでしまう。そして出久たちの前に、見た目はオールマイトにそっくりだが真逆の信念を持つ敵・ダークマイトが立ちはだかる。
というお話です。
巨悪オール・フォー・ワンとの死闘を制した“平和の象徴”オールマイトは、「次は、君だ」という言葉を残してナンバーワンヒーローの座を退き、その意志は出久たち雄英高校ヒーロー科の生徒たちに受け継がれた。
出久たちが雄英高校2年目の春、ヒーローとヴィランの全面戦争が勃発し、出久は恐るべき力を得た死柄木弔と激闘を繰り広げる。死柄木の撤退により戦いは一旦の終結を迎えたものの、死柄木との戦いで日本各地の刑務所から脱獄したヴィランたちにより日本は荒廃していく。
そんな中、突如として謎の巨大要塞が現れ、街や人々を飲み込んでしまう。そして出久たちの前に、見た目はオールマイトにそっくりだが真逆の信念を持つ敵・ダークマイトが立ちはだかる。ダークマイトの傍らには美しい女性アンナの姿が。彼女は一体何者なのか。そしてどこからかアンナの命を狙うジュリオという男が現れる。
危機を察したデクはダークマイトを追いながらジュリオを止めようとしダークマイトの要塞に飲み込まれてしまう。同じく轟や爆豪も他の場所から要塞に飲み込まれ、敵の罠に掛かり夢の世界へと追いやられてしまう。デクだけは夢に飲み込まれずジュリオと協力してダークマイトのいる場所へと進んでいくのだが。後は、映画を観てくださいね。
私は原作漫画を読んでいないので原作との比較は出来ませんが、映画は面白かったです。今回はオールマイトの意思を継ぐという男が現れ、イイ人なのかと思ったら悪い奴で自信をダークマイトと名乗って世界を手に入れるためにヒーローたちを倒し、ヒーローアカデミアに攻めてくるというお話でした。
今回のお話は死柄木との最終決戦の前に起こった事件という設定のようです。私は原作を読んでいないので死柄木との戦いが解りませんが、きっと原作が最終回を迎えたとニュースで聞いたので決着が着いたのかしら。一気読み出来るようになったら読んでみようかなと思っていたので楽しみです。
では、映画の話に戻りまして、ダークマイトは最初からこの容姿ではなく、”あること”で顔を変え力を増幅して向かってきます。傲慢で欲の塊のようなダークマイトは仲間の失敗を決して許さず、嫌な奴でした。まぁ、ヴィランってそういうもんですよね。その手下たちもよくいるような人物で、鉄板という感じかしら。
今回の見どころは、やはりイケメン執事的な雰囲気のジュリオ・ガンディーニとお嬢様のアンナ・シェルビーノかなと思います。もー、ジュリオはカッコいい。声は宮野さんだし最初っから”主役は俺だぞー!”って雰囲気でしたもん。(笑)お嬢様のアンナを助けるため、戦うための個性は持っていないけど訓練された技術で戦っていきます。
お嬢様のアンナは過剰変容という個性を持っていて、触れた相手の個性を増大させるという力を持っているのですが、あまりにも使いすぎると暴走してしまう危険性があるんです。そんなアンナを守るためにジュリオはダークマイトを追い、デクたちと出会う事になります。
デクたちはダークマイトの罠にハマり、彼の居城に取り込まれて抜け出せずに戦い続けることになります。爆轟や轟もそれぞれに城に取り込まれ抜け出す為に動き出すのですが、デボラという幻影を見せる個性を持つヴィランに昔の幸せな幻影を見せられ戦う意欲を削がれてしまうんです。誰も戦う気が無くなったところへ、やっとデクがジュリオと現れ戦闘再開となり、ダークマイトとの決戦に向かっていきます。
結構、しつこい相手でした。アンナの力の影響もあったんだろうけどしんどい展開だったと思います。ま、でもいつもの仲間がいるし、今回はアカデミア総出で戦いになってたし、ジュリオもいたしねぇ~。楽しめました。きっと、原作を読んでいるともっと楽しめるとは思うのですが、私、一気読みしないと途中で続かれるのは辛いんです。待って待って続きを読むときには前の話を忘れているので無理なんです。お恥ずかしい限りです。
そんなこんなで面白い映画でした。私は単純にヒーローの活躍を楽しみましたが、好きな方には色々と物申すことがあるのかなとは思います。私も大好きな原作が映画化される時は言いたいことが沢山出てきますから。
私はこの映画、お薦めしたいと思います。いつものヒーローたちに加えて、ジュリオとアンナというヒーローヒロインが出てきて楽しませてくれました。私はジュリオ推しです。やっぱり執事系はたまりません。好きになってしまいます。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」