「SALAAR サラール」これシリーズ第一作目です。話の解決はしないので解って観に行ってください | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

 

「SALAAR サラール」(パート1:停戦)

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

盗賊を生業にする部族によって建国されたカンサール。10歳の少年デーヴァは、王の息子である親友ヴァラダのためならどんな相手にも立ち向かい、必ず倒してきた。一方のヴァラダも、自らの領地を犠牲にしてデーヴァと彼の母の窮地を救う。デーヴァは呼べば助けることを誓ってカンサールを去り、母とともに辺境の村に身を隠す。月日は流れ、カンサールでは王位継承を巡る骨肉の争いが繰り広げられていた。各陣営が世界中から凶悪な傭兵たちを集めるなか、ヴァラダから助けを求められたデーヴァは、かつての約束を守るためカンサールへ舞い戻る。

というお話です。

 

 

1985年、先祖代々盗賊を生業にする部族によって建てられた国カンサール。ラージャ・マンナルが王となり国を治めることとなったが、国はいくつもに分割され、ぞれぞれの部族長と小地区の族長が権利を持ち、その地域の大きさにより投票権を持つ評議会が開かれ様々な採決が行われるようになった。

第二夫人の息子ヴァラダは、第一夫人の息子ルドラに名誉と権力の象徴である鼻輪を奪われてしまう。ヴァラダの親友デーヴァは、ヴァラダのために闘技場の試合に挑み、みごと鼻輪を取り戻す。



 

国内で部族間の争いが発生し、デーヴァの母親が窮地に陥る。駆けつけたヴァラダは自らに与えられた領地と引き換えにデーヴァの母親を救い、デーヴァは母親とカンサールを去って身を隠すことに。デーヴァは別れ際に、ヴァラダに「名前を呼べば、必ず駆けつける」と誓いを立てる。この部族間の争いにより、4部族が集まっての建国だったが、1部族が滅ぼされ3部族により構成されることになる。

25年後、ラージャ・マンナルがカンサールを留守にしたことから、国全体を揺るがす抗争が勃発。かつて領地を投げ出したことで権力の座から遠ざけられていたヴァラダは、ついに親友デーヴァを迎えにいき、王座をめぐる争いに身を投じる決意をする。しかしデーヴァのある秘密が、ふたりの友情を引き裂き、カンサールにさらなる激震を引き起こすこととなる。

後は映画を観てくださいね。

 

 

この映画、3時間くらい上映時間があるんですが、もうすぐ3時間というところで「第2章に続く~」と出て、口をあんぐりしてしまいました。え、この映画、続いちゃうの?そんな事、言ってなかったよね。完全に騙された~!!となってしまいました。

 

私が何も知らずにロード・オブ・ザ・リングを観に行って、最後に”つづく”って出された時と同じです。ロード・オブ・ザ・リングは調べなかった私が悪かったんだけど、この「サラール」は、紹介サイトも公式サイトも第一弾で何部作ですとは書いていないんです。これ、ダメでしょ。何部作になると決まっていないとしても、これは1作目ですと言っておかないと、終わった時に何の解決もしていなくて”つづく”って言われたら、はぁ???となりますよ。

 

 

デーヴァという一般市民?の男性と王族のヴァラダのお話なんですが、最初、突然に女性が誘拐されて、その誘拐された女性を助けた男性が話を始めて、その始めた話がデーヴァとヴァラダのお話なんです。で、その話が、彼女が誘拐されたことに繋がっているらしいのですが、終わっても全く解明されず、一体、どういうこと??という状態で帰ってきました。

 

で、このサラールという名前は、デーヴァの愛称としてヴァラダが呼び始めたんです。将軍という意味のようでした。デーヴァとヴァラダは子供の頃から仲が良く、デーヴァの家に行っては、彼の母親にも可愛がられていました。ヴァラダは第二夫人の子で正妻の子供たちにいやがらせを受けており、デーヴァが仕返しをして助けていたんです。ヴァラダはデーヴァに感謝していながら、デーヴァの強さに恐怖していたんです。

 

 

ある時、部族間の争いが起きて、デーヴァの家が襲撃されてしまうんです。強いデーヴァだけどまだ子供で、大勢の人間が襲撃に来たので母親を守れず、殺されてしまうというところにヴァラダが駆け付けて、彼が父王から貰った領地と引き換えに彼と母親を助けるようにと交渉をして二人を助けるんです。デーヴァと母親はカンサールから出て行き、その時にデーヴァはヴァラダに、何かあったら必ず助けると約束して別れるんです。

 

そして25年後、そこからが本当の内容なんですが、また長いんですよ。国の評議会で部族間の争いを停戦するか、開戦するかを決める投票が行われることになるんです。既にどの部族も海外から傭兵や殺戮部隊を呼んでいて、ヴァラダもその戦いに巻き込まれてしまうんです。まぁ、王の息子ですからね。ヴァラダも傭兵とかを雇うべきなんだけど、彼はデーヴァのみを呼ぶんです。盛り上がってきたでしょ。

 

 

で、まぁ、カンサールの混乱に巻き込まれていくんだけど、ヴァラダは評議会までは停戦中だから、絶対に戦わないでと言っていて、デーヴァは頑張って頑張ってどんな目に合っても我慢しているんです。でもね、とうとう我慢出来ずに喧嘩しちゃうんですよぉ~。まぁ、解らないでもないけど、子供かっ!ていいたくなっちゃった。

 

でね、掟を破ったデーヴァとその雇い主のヴァラダが捕まっちゃって、そこから大変な事になるんだけど、ここからはさすがにネタバレになるから書きませんが、先を書いたとしても、全く解決せずに終わってしまうので、どうなんだろうなぁ。誘拐された女性の話が現在となって、1985年にカンサールが建国となっていたから、そこから25年で、デーヴァとヴァラダの話は2000年ごろでしょ。今、2024年と考えると、デーヴァとヴァラダはもう60歳近いのよね。それで新しいことが起きる気配だったので、どうなるのかな。2020年ごろの設定なら、55歳くらいなので、戦争も出来るかな。

 

 

いや、でも、何も解決してないので、どうなるのか楽しみではあるけど、また何年も待ってつづきを観なくちゃいけないと思うと疲れました。ここからは私の予想ですが、これ、強い友情で繋がっていたデーヴァとヴァラダが、今度は決別するんじゃないかなと思うんです。もしかしたらヴァラダが狂王としてカンサールを支配して、デーヴァはそんなヴァラダを正しい道に戻して、自分が手に入れるべき正当なモノを手に入れるんじゃないかと思うんです。

 

第一章だと、まだネタをばら撒いているだけで何の回収も出来ていませんが、私の想像では、この二人が対立しないと話が面白い方向に動いていかない気がするので、上記の予想をさせていただきました。予想なので違っているかもしれません。ごめんなさい。

 

という訳で話の解決が一切されていないので、内容についての感想が書けません。映画全体の感想と、1章の内容の紹介と、これからのお話の予想だけを書いてみました。インド映画なので面白いんですよ。カッコいいし、驚くほど強かったりして楽しめるんですが、まだ先は長いという感じなんです。

 

 

私はこの映画、お薦めしたいと思います。インド映画好きの方には大喜びの内容だと思いますが、終わらないのでどうなのかな。私のような映画好きという人間は、先はどうなんのよぉ~という気持ちで終わるので、じれじれします。でも、面白いので、ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「SALAAR サラール」