「恋するプリテンダー」
を観てきました。
ストーリーは、
弁護士を目指してロースクールに通うビーは、カフェで知り合った金融マンのベンと初デートをするが、行き違いが原因で恋心も一気に凍りつく。数年後、そんな2人がオーストラリアの同じ結婚式で偶然に再会。険悪なムードを漂わせるが、復縁を迫る元カレから逃げたいビーと元カノの気を引いてヨリを戻したいベンは、互いの望みをかなえるために恋人のフリをすることにする。
というお話です。
弁護士を目指してロースクールに通うビーは、街角のカフェで困っていたところを、側にいた金融マンのベンに助けてもらう。お互いに一目で惹かれ、最高の初デートをするが、ちょっとした行き違いがあり、二人とも意地っ張りな性格ゆえに燃え上がったはずの恋心が一気に凍りついてしまう。二人はそのまま逢うことは無かった。
数年後、ビーは姉の、ベンは友人の姉の結婚式に出席することになり、顔合わせで再会することに。結婚式はオーストラリアで行われることになり、何故か同じ飛行機でオーストラリアへ向かうことになる。
真夏のリゾートウェディングに皆が心躍らせる中、周囲も気を遣うほどの険悪ムードな二人。式を挙げる二人も心配し始める。そんな中、復縁を迫る元カレから逃げたいビーと元カノの気を引いてヨリを戻したいベンは、お互いの望みを叶えるために恋人のフリをするというまさかのフェイク・カップル契約を結ぶ。
ウソつきな2人は、最高のカップルを演じきることでそれぞれの望みを叶えることが出来るのか。それとも…。後は、映画を観てくださいね。
まぁ、よくあるラブコメでした。笑える場面は多かったですが一切内容が無いので、頭の中には残りません。アホな映画だったなぁ~と笑って終われる作品でした。もう、マニュアル通りの内容だったので、途中で寝ていても全く問題が無かったんじゃないかな。予想通りの進み方で、予想通りのギャグで、予想通りの展開になりました。
最初、カフェでトイレを借りたいとビーが入ってくるんです。でもトイレは店を利用する人のためのものだから利用者でないと貸せませんと言われてしまい、じゃ、購入すると言うとレジに凄い列が出来ているんです。その列に並び、購入してからトイレを借りたのでは間に合わないと思ったビーは必至で頼むんだけど、店側がルールだからと貸してくれません。
そんな時に、列の最初の方に並んでいたジョンが、”ハニー、君は何にする?”と聞いてくれるんです。気を聞かせてビーの連れだと言ってくれたんです。そして無事にトイレを借りることが出来て、それで知り合うんだけど、また、ベタなギャグをバンバンかましてくるんですよ。これがいやらしいほどにやるので、最初の場面から、ちょっと胸焼けがしてしまいました。
そこからベタベタのラブストーリーが展開し、何故か直ぐに終わります。こんなに盛り上がっていたのにお互いの一言で終わるってあり得ないと思ったけど、ここで別れないと次に続かないので、まぁ我慢します。
そして結婚式で再会するんだけど、ビーのお姉さんとベンの親友の姉が結婚することになり、その手伝いをするということで再会するんです。最初、あれ??と思ったけど多様性の時代なので女性同士の結婚も普通で、二人ともウェディングドレスを着て式をするんです。私はオバサン脳なので、まだ多様性に順応出来ていないのよ。どうしても結婚というと男女で思ってしまい、あ、そうかーと結婚する二人を見て納得しました。
ドタバタコメディで、服を脱ぐわ、上に乗って腰を振るわ、お尻に手をいれるわで、とてもお下品なギャグが続きます。うーん、アメリカ人はこれが好きなのかなぁ。こういうのはセクハラにはならないのかな。コメディは好きなんだけど、下ネタギャグが多いと疲れるんですよ。またですかって思っちゃうの。最近は減ってきたかなと思っていたけど、まだこういうラブコメでは使っているんですね。
主役のシドニー・スウィーニーは、可愛く演じているんだろうけど申し訳ないけどあまり可愛いとは思えませんでした。私の好みではないというだけだから美しくて演技も上手いという方もいらっしゃると思うけど、私はちょっとムリな女優さんだったかな。ベン役のグレン・パウエルがカッコイイので釣り合わないと思ってしまいました。確かに胸は大きいしセクシー系だけど、好みじゃないなぁ。ごめんなさい。
グレン・パウエルはトップガンの時のカッコよさをそのまま持ってきてギャグ全開で演じているので笑えました。何故そんなに脱いでいるのかな?凄い身体をしているけど、あまり脱ぎすぎると鼻につきますよ。(笑)
私はこの映画、まぁ、お薦めしたいと思います。内容はほぼ無いに等しいし上にも書いたけど途中で寝ても問題無いしお決まりの内容なので、それを解ってただ笑うためだけに観に行くのであれば、疲れないし良いと思います。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「恋するプリテンダー」