「第96回アカデミー賞」日本作品も受賞し嬉しい授賞式でした。オッペンハイマーが強かったですね。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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映画ブログをやっているお約束で、今日は「第96回アカデミー賞」について書かなければなるまい。毎年、アカデミー賞授賞式を観ていますが、受賞作品が半分くらいまだ日本では公開してなかったりということが多いので、授賞式を観る度に日本の映画界の力の無さを痛感してきました。

 

今年は例年よりはまだ公開されている作品が多いかな。作品賞の半分くらいは公開されていますもんね。最多受賞のオッペンハイマーはまだだけど、10作品中5作品は公開されていますから。まだ、少しはマシになってきたのかな。日本の配給会社に力が無いので持ってこれないんでしょうね。

 

 

今日は朝からWOWOWオンデマンドで授賞式を観ていまして、移動中は観れるんだけど、仕事に入っちゃうと観れなくて残念でした。ジョン・シナの”アキラ100%”を生で観たかったなぁ。(笑)

 

”ゴジラ-1.0”が視覚効果賞を貰えて本当に良かったです。低予算と言っていたけど、1500万ドル(22.5億円)だって凄い金額だと思うんだけどなぁ。でもミッション・インポッシブルがおよそ3億ドル(450億円)、ナポレオンが2億ドルと言っているので、それに比べたら本当に低予算よね。まぁ、円安が影響している分もあると思うけど。それにしても、技術を認められたのは嬉しいことです。

 

そして「君たちはどう生きるか」も貰えましたね。私、スタジオジブリの作品は、どの国の作品よりもよく出来ていると思うんだけど、何故かディズニーアニメに負けたりするのよね。いつも納得出来ないんです。ディズニーアニメも素晴らしいけど、でも、心に響くのはジブリ作品よねぇ。表面的じゃなくて、考えれば考えるほど、深く理解が出来ていくというのはジブリアニメだけだと思うんです。これからも頑張って欲しいです。

 

今年はオッペンハイマーが強かったんですけど、まだ観ていないので何とも言えません。でもね、やっぱり被爆国に生きる人間としては、良い映画だからオッペンハイマー博士を尊敬するとかにはならないだろうと思います。人間を焼き殺すような兵器を作ってしまった責任は取らないとね。一瞬で何も残らず、生き残っても被爆という一生消えない害を身体に残すなんて酷すぎるでしょ。

 

「オッペンハイマー」の日本公開が直ぐに決まらなかったのも頷けます。やっぱり被爆した方たちは複雑な思いがあると思うんです。映画に罪はないし、オッペンハイマーさんは開発をしてしまっただけで、人に向けて使うなんて思わなかったのかもしれない。でも強力な武器が手に入れば、人間は必ず使ってみたくなりますからね。それが解っていて開発したのだし、映画でどう描かれているのか解りませんが、酷い内容なら観るのが怖いかな。

 

作品賞に選ばれている「オールドオーバーズ」と「アメリカン・フィクション」が面白そうですね。「関心領域」はちょっと怖そうだけど面白そうですね。そうそう「マエストロ」をネトフリで観ようと思いながら、まだ観れていないんです。うーん、時間が足りないなぁ。

 

 

あ、そうそう、ロバートダウニーJrとエマ・ストーンがアジア人差別をしていたと騒ぎになっていましたが、アカデミー賞を貰って夢見心地の時にそんな判断は出来ていないんじゃないかな。ただ、驚いてぼんやりしている時に、トロフィーを渡されて隣から呼ぶ声がしたのでそちらを向いちゃっただけだと思うけど。そんなに卑屈にならなくてもいいんじゃないの?もう少し大らかに考えて、自分たちの民族に自身を持った方が良いと思うよ。差別を見逃すんじゃなくて、差別する人間は低いから相手にしないと考えたらよいでしょ。自分の質まで落とさない方がよいですよ。

 

そういえば、犬のメッシくんが出席してましたね。大人しくしていたみたいだけど、カメラに映ってない時は、どこかでゆっくりしていたのかな。あんなにうるさい場所にいるのはイヤだよねぇ。お座りしてなきゃいけないし、走れないしね。

 

色々と楽しい授賞式でしたが、今年は日本作品が食い込めたので、とても嬉しいです。ゴジラ-1.0のBlu-rayを予約しなくちゃ。

 

では、また明日から映画の感想かな。どうしようかな。

明日をお楽しみに。カメ

 

 

「第96回アカデミー賞特集」