「映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ」初見でビックリしたけど面白かったです。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「映画おしりたんてい 
さらば愛しき相棒(おしり)よ」

 

を観てきました。eiga.comさんの試写会に当選いたしました。

 

ストーリーは、

おしりたんてい事務所に、かつての相棒スイセンからのメッセージが届く。最近、各地の美術館で多数の絵画が贋作にすり替えられる事件が発生しており、スイレンの師であるキンモク先生が贋作作りを強要されていると考えたスイレンは、秘密結社の陰謀を暴き、キンモク先生を救いたいというものだった。

というお話です。

 

 

おしりたんてい事務所に届いた一箱のチョコレート、それはかつての相棒スイセンからのメッセージだった。彼女が勤めるハッタンタウンのメットー美術館で多数の絵画が贋作(ニセモノ)にすり替えられる事件が発生。その贋作を手掛けたのはスイセンの師キンモク先生だという。

 

各地で多発する同様の贋作すり替え事件を裏で操る巨大な秘密結社の陰謀を暴き、囚われて利用されているキンモク先生を救出したい、というのがスイセンの依頼だった。しかし10年前とは様子が違う彼女の言動には謎が多く、敵なのか味方なのかも釈然としない。

 

秘密結社との激闘の中、おしりたんていは胸を撃たれ深い傷を負ってしまう。それでも「引き受けた依頼は最後までやり遂げるのが”探偵”なのですから。」と立ち上がるおしりたんてい。現在の相棒と共に、かつての相棒の為に、秘密結社の最深部へと足を踏み入れるおしりたんてい。果たしてそこに待つのは何なのか。後は、映画を観てくださいね。

 

 

私、初めてこの映画で”おしりたんてい”というアニメを知りました。これは最初はアプリから始まり絵本になったのかな。それがアニメになって、映画になったようですね。以前、映画を観る前の宣伝で流れていて、子供向けアニメなのかなということくらいは知っていましたが、絵本があって、それがNHKでアニメ化されているとは、驚きました。人気なんですね。

 

今回、eiga.comさんの試写会に当たり観に行ったのですが、”大人も泣ける”というコピーがあり、大人も楽しめるアニメなのかなと思って試写会に応募して、観せていただきました。思っていたよりもしっかりとしたストーリーになっていて、ほのぼのとした子供アニメとは違うことがわかりました。

 

今回の劇場版アニメでは、美術館の有名絵画が贋作にすり替えられてしまうというお話なのですが、最初はなぜ有名絵画が贋作にすり替えられるのかはわからないんです。盗むなら堂々と盗んで、わざわざ贋作なんて置いていく必要はないはずでしょ。なのに、わざわざ証拠になるような贋作を置いていくなんて、何か目的があるはずなんです。

 

 

そしてその贋作を描いているのがスイセンの師であるキンモク先生らしいんです。贋作にサインが入っていましたから。スイレンは、先生が監禁されて無理やり贋作を描かされているから救出したいということで、おしりたんていに協力をお願いするんです。

 

もう、この時点でおかしいと感じませんか?そうです、スイセンがキンモク先生が拉致されていると決めつけているところです。通常、犯罪となると監禁して絵を描かせるのではなく、依頼して絵を描いていてもらうえば良いだけなんです。わざわざ監禁なんていうリスクを冒すのは犯罪組織じゃないでしょ。そこがネックになり、おしりたんていも疑い出すんです。

 

そして推理を重ね、侵入したり戦ったりして、解決に近づいていくというお話なんです。でね、この戦い方なんですけど、これは決まりなのかな。おしりたんてい、すごく下品なんだけど、これどうなのかなぁ。一時”クレヨンしんちゃん”を親が見せたくないと話題になったけど、これもっとダメじゃないですか?

 

 

だって、顔がおしり(形が似ているだけです。)でしょ。そして彼の攻撃が口から何かを噴き出して相手を倒すというものなんだけど、どう見ても、おしりから何かを出しているんです。最初、何も知らなかったので、もしかして大〇を出しているの?!と驚きましたが、絵を観ていたら煙状になっていたのでガスの方なのかと思って、それでも下品だよねと驚きました。子供って、う〇ことか好きだから興味を惹くためにかなとは思ったけど、大人が見ると、ええ~!!と思いました。

 

それも口から出すんですよ。ある時はキスしたと思ったら、その攻撃技を使って人工呼吸的なことをして目覚めさせるという離れ業を使ったりして、私には衝撃的でしえた。そんな衝撃的な攻撃がありながら、ストーリーを追っていると、何となく感動してしまうんです。どうしてなんだろう。

 

 

ちょっとお下品な下ネタをブッコみながら、友情や愛情そして信頼関係の強さを描いていて、笑ってよいやら、感動してよいやら、ツッコんでよいやら、頭の中がぐるぐるしちゃいました。でも、面白かったです。子供向けなんだろうけど、大人も一緒に楽しめるなぁと思いました。

 

出てくる美術品なども、ちゃんと有名絵画をもじった絵になっていて、よく考えられているなと思いました。ツボだったのは、スイセンって、トイレの水洗のことだったのね。最初に出てきたときにトイレタンクをスイセンが持っていて、あ、スイセンだからかぁとツボりました。

 

そうそう、おしりたんていの本編が始まる前に、ブラウンが主人公のショートフィルムがありました。もちろん本編に続く内容のショートストーリーでしたよ。かわいかったです。

 

 

私はこの映画、お薦めしたいと思います。私は始めてこのシリーズを観たので、ちょっと驚く部分が多かったし、人物?の関係性を詳しく知らなかったんだけど、理解は出来ました。でもワンコロ警察の事とか、ちょこっと出てくるキャラクターがもっと解ると面白かったかな。前もってお勉強していけばよかったです。でも、楽しめました。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ」