「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)」大人も泣ける良い映画に仕上がっていました。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「映画ドラえもん 
のび太の地球交響楽(シンフォニー)」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

学校の音楽会に向けて苦手なリコーダーの練習をしているのび太の前に不思議な少女ミッカが現れる。ミッカは、「音楽(ファーレ)の殿堂」にドラえもんやのび太たちを招待し、ファーレの殿堂を復活させるための音楽を演奏して欲しいという。しかし、そこへ世界から音楽を消してしまう不気味な生命体が迫ってくる。

というお話です。

 

 

学校の音楽会に向けて、苦手なリコーダーの練習をしているのび太。ドラえもんに上手くなる道具を出して欲しいといっても出してくれない。そんな時、ドラえもんが使っていた”あらかじめ日記”を見つける。その日記には未来の日時の出来事を書き入れるとその内容通りになるのだ。

のび太はこっそりその日記を使い、明日の音楽の授業が無くなるように書き入れた。しかしのび太がやることは粗いので、ただ音楽が無くなったと書き入れてしまい、次の日に突然、世界中の音楽が消えてしまう。

驚いたドラえもんはのび太に書いた事を聞き、すぐに日記を破いて音楽を復活させるのだが、その数時間、音楽がなかったために、ある厄災を呼び寄せてしまう。



 

悪いことが近づいているとは知らずリコーダーの練習をしているのび太といつもの仲間たち。そこへ不思議な少女・ミッカが現れます。ミッカはのび太の「の」の音を気に入り、みんなを「ファーレの殿堂」に招き入れる。そこは、音楽がエネルギーになる星で作られた小惑星のようなものだった。

そのファーレが起動するために音楽が必要で、のび太たちに音楽の達人”ヴィルトゥオーゾ”となって音楽を奏でて欲しいという。みんなで力を合わせて音楽でファーレを復活させようとするが、そこへ音楽を消し去る不気味な生命体が迫り、地球にも危機が訪れる。後は、映画を観てくださいね。

 

 

今回は音楽がテーマのお話でした。またも感動作で涙をぬぐいながら観てしまいました。のび太っていつも楽しようとするズルい奴で始まるのに、何故だか必死で頑張ってしまい、それが感動に繋がっていくんですよね。今回もリコーダーがあまりにも下手でどうなるんだろうと思っていたんだけど、段々と上手くなり、のび太の”の”の音が心地よくなっていくという不思議な体験ができます。

 

でもね、これ音楽を担当した方が素晴らしかったと思うんだけど、のび太はリコーダーで1音しか吹けないのに、その1音に合わせてしずかちゃん、スネ夫、ジャイアンが楽器を奏でて音楽にしてしまうというすごい技をやってのけるんです。メインが1音で、よくこんなに美しい曲になったなぁと驚きました。私、音楽にはそんなに詳しくないけど、耳は良くて嫌な音は気持ち悪くなるんです。でも、この映画の曲は気持ちよくさせてくれました。

 

 

ミッカという少女が現れて、ファーレの殿堂という場所へ連れていってくれるんです。そこは今は廃墟になっているけど、音楽を使って目覚めさせれば、素晴らしい場所になるんです。その昔、ミッカの星は音楽が盛んで美しい星だったんだけど、ある出来事によって滅びに向かってしまい、星の人々は星から脱出したらしいんです。その一人がミッカだそうで、彼女がこのファーレを復活させれば、何か星の人たちに情報がわかるかもしれないんです。

 

へたっぴなリコーダーなんだけど、のび太の人柄が出ているのか、優しい音がでていたのかな。ミッカはのび太のリコーダーを気に入り、ファーレに呼んでくれるんです。こういうところがのび太の良いところよね。のんびりしていてヘタレだけど、優しくて困っている人をほおっておけないんですから。そういうところがドラえもんも好きなんだろうと思うんです。

 

 

必死で仲間と共にファーレを復活させようと頑張るんだけど、邪魔が入って簡単にはいかず、もうダメかもってなるんだけど、そこはドラえもんよね。いろいろな人が協力してくれて、熱い友情で乗り越えようと頑張るんです。もー、手に汗握っちゃいました。

 

今回も戦いますよぉ。どらちゃん今回はあまり役に立たないけど、彼の秘密兵器は約に立っていたと思います。そして人を喜ばせようとする音楽は必ず人を幸せにするんです。そんな風に思える内容でした。

 

 

子供向けだけど、毎年観る度に泣けてしまって、恥ずかしいけど嬉しいです。子供たちには、こういう夢がある映画を楽しんでほしい。今どき、ろくなニュースをやっていないし、子供に安心して見せられるドラマもほとんど無いし、どうにかならないんですかね。私なんて小さい頃は本とアニメと特撮で成長していたのに、今の子は大丈夫なのかしら。ま、ドラえもんとクレヨンしんちゃんは面白いし勉強になるけどね。

 

それにしても藤子不二雄先生って預言者かっていうほど未来を予測していたんですね。だって、自動掃除機ってルンバでしょ、四角い箱があれば何でも見れるって、スマホですもんね。それほどに未来が見えていのでしょう。素晴らしい方でした。

 

 

私はこの映画、超!お薦めしたいと思います。子供だけでなく大人も楽しめるし、感動するし、助けてあげたくなります。頑張っているのび太を応援したいと思いました。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)」