「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」初めてこのシリーズを観ましたが理解出来て面白かったです | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」

 

を観てきました。

 

 

ストーリーは、

 

小学生の時に、春高バレーのテレビ中継で見た“小さな巨人”に憧れ、烏野高校バレー部に入部した日向翔陽。だがそこには中学最初で最後の公式戦で惨敗した相手・影山飛雄の姿が!?反目しあうも、日向の抜群の運動能力と影山の正確なトスは、奇跡のようなクイック攻撃、通称“変人速攻”を生み、烏野復活の力となる。


東京の音駒高校との合同合宿で、日向は因縁のライバルとなる孤爪研磨と出会う。超攻撃的なプレースタイルの烏野高校に対し、“繋ぐ”をモットーにした超守備的なプレースタイルの音駒高校。
音駒高校との試合を経て新たな可能性を見つけ出していく烏野高校のメンバーたち。



 

春の高校バレー宮城県代表決定戦、春高初戦と、強敵を次々と倒す中で進化を遂げた烏野高校は、春高2回戦で優勝候補・稲荷崎高校を下す。そして、遂に3回戦で、因縁のライバル校・音駒高校と対戦することとなる。

幾度となく練習試合を重ねても、公式の舞台で兵刃を交えることが一度もなかった両雄烏野高校対音駒高校の通称“ゴミ捨て場の決戦”。約束の地で、「もう一回」が無い戦いがいよいよ始まる。

 

後は、映画を観てくださいね。

 

 

劇場版ハイキュー!!を観てきました。面白かったんだけど、私、実は、このハイキュー!!という作品、この劇場版を観るのが初めてです。原作漫画は既に45巻まで出ていて、TVアニメシリーズも4期作られているようですね。名前は聞いていたのですが、原作も読んだことが無く、アニメも観ていなかったので、突然、この劇場版を観たわけです。
 

なので当然、キャラクターの関係性も解らず、何がどうなってこの試合になっているのかも解りません。それでも観ていてとても楽しめました。キャラクターが魅力的なのと、試合を描きながら個々のキャラクターのこれまでのお話を入れてくれているので、観ている内に関係性も解り、キャラクターがどういう子なのかも判ってきました。

 

 

バレーボールのルールはある程度は解っていますが、私が学生の頃にやっていたバレーボールとは点数の入り方もポジションも入れ替わりも随分と変わっているので、思い出しながら観るのはちょっと大変でした。リベロは前衛のポジションになる時に入れ替わって後衛になると入るとか、他にも色々と変わってたけど、まぁ何となくって感じで観てしまいました。

 

そんな試合の中、翔陽と研磨はお互いに頭の中で相手の動きを見て、作戦を練っているんです。翔陽の烏野はセッターの影山がメインの頭脳のようだったけど、音駒は研磨がセッターで頭脳として動いているので、その作戦がすごいんです。相手の動きを読んで、次はこう動いてくださいと指示を出すんです。で、それがピッタリと当たるんですよ。バレーボールの試合ってこんな作戦で動いているんだと目から鱗が落ちました。

 

 

私、球技って反射的に動いているだけかと思っていたんだけど、ここまで考えて動いているんですね。研磨が敵をとても良く見ていて、この動きになれば翔陽がアタックしてくるとか読めているんです。実際の試合ではどうなのか解りませんが、きっと実際でもこれくらい頭の中でシュミレーションをして敵を攻略しているんだろうなと思ったら、やっぱり球技って凄いなと思いました。

 

だって烏野は攻撃中心のチームで音駒が防御のチームという設定のようで、確かに烏野の方が動きが派手なんだけど音駒が追い詰めていくんです。少しづつ確実に相手の体力を奪って、その上翔陽がアタックに飛べないような位置にボールを返して行く。凄い作戦だと思いました。こんなことが出来るんですね。スポーツは体力だけじゃなく頭脳が大切なんだと気がつきました。どーもスポーツというと体力と勘で勝てるような気がしちゃうけどそれは昭和の考え方で、今どき頭脳がなければ勝てないんですね。認識を新たにしました。

 

 

主人公の翔陽くん、バレーボールの選手としては小さいみたいですね。それでもジャンプ力が飛び抜けてあるようで、180~190cmの選手にも負けてなくてビックリでした。小さければ小さいなりの戦い方があって勝てるんですね。

 

最初観た時、背が小さいのでレシーバーかなと思ったのですがアタッカーだったので驚きました。だってアタッカーだと背が低い分も飛ばなきゃいけないから通常の倍くらい飛ばなきゃいけないでしょ。こんなにジャンプ力があるなら、高跳びの選手とかもやってみたら良いのにねぇ。バレーボールで勝てなくても高跳びでオリンピックに出れるかもよ。

 

 

ライバルの研磨も背が小さいけど、彼はセッターなのでそれほど問題はありませんよね。あ、ライバルって書いたけど、今回の映画ではダブル主演と言っても良いのかも。研磨さんが主役みたいな部分もありました。彼はとっても良いキャラクターですね。そんなに感情表現が無いけど頭の中で凄く考えていて、考えているだけで何時間も過ぎてしまいそうでした。

 

私も研磨くんタイプのような部分があり、あーでもなこーでもないとシュミレーションしていると何時間も経っていたりします。でもね、このシュミレーションをしている間って凄く幸せなんです。誰にも邪魔されず世界が広がるでしょ。こんな事をしているから引き籠りっぽく思われて、夫に仕事を少しでも続けたらと言われてしまうのね。あー、仕事を辞めれば時間が出来るのになぁ。仕事辞めたい、でも建築は好き…。困ったわ。

 

話を戻して、それにしても面白かったなぁ、この烏野と音駒の試合。なんか、アニメの中でも入場者特典の漫画の中でも”試合を続けたい”というセリフがあって、やっている本人たちも終わらせたくないほど面白い試合なんだろうなぁと思いました。実際もそうなのかしら。私も面白いゲームはずっと続けていたいと思うからそれと一緒なのかな。うーん、

 

この漫画、面白いんですね。原作を読んでみたいけど本当に時間が足りなくて、睡眠はこれ以上削れないし、自分の分身を作りたいわ。脳のコピーを作ってそっちに漫画を読ませたり小説を読ませたりして、脳のデータ共有とか出来ないのかな。もー、ただでさえ配信の映画も全然観れていないのにぃ。

 

 

この映画、私は、超!超!お薦めしたいと思います。私のように初めてこのシリーズをこの映画で観た人間にも理解出来て楽しめるように出来ていました。確かに人間関係は解らなくて、帰って来てから調べて読みましたが、それよりもバレーボールの試合がこんなに面白いものなんだと教えてくれました。この内容が原作通りなのかは私には解りませんが、原作が伝えたいことを描き、この映画を初めてみる人間にも解るような説明を入れ、1本の映画に作って下さったことに感謝したいと思います。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」