「「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ」やっぱり鬼滅は最高!ここで今話題の原作者問題について。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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「「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

家族を鬼に殺され、鬼になった妹・禰󠄀豆子を人間に戻すため「鬼殺隊」に入隊した少年・竈門炭治郎。「刀鍛冶の里編」の最終話にあたる第11話では、炭治郎と上弦の肆・半天狗との激闘の決着と、禰󠄀豆子の太陽克服を描く。「柱稽古編」第1話では、宿敵・鬼舞辻無惨との決戦に向けて行われる鬼殺隊士たちの過酷な修行・柱稽古が幕を開ける。

というお話です。

 

 

初日に観てきたんですけど、これ、感想なんて無いです。だって、もう面白いのはよく解っているんだもん。刀鍛冶の里編は既にTVで満たし、柱稽古編は稽古しますよーってところで終わっちゃっているので、感想も何も無いんです。でも、凄く幸せな気持ちになりました。また、鬼滅が毎週観れるようになるんだと思うと、それだけで嬉しいの。アニメ化されて、本当に良かった。

 

鬼滅は、原作者を出版社が守って下さっているのかな。原作を変えずに、より孤高にしてくれてるアニメですもんね。原作がある作品を作るなら、原作や原作者に愛が無ければ出来ません。原作者に会いたくないだなんて、どの口が言うんだよ。何も創り出していないくせに。

 

ここで、今話題の「セクシー田中さん」の原作者がお亡くなりになった問題を少し考えてみたいと思います。私は原作を読んでいなかったのですが、時々、ドラマを観ることもあり、原作通りにやってくれているのだろうなと思い込んでいました。というか、原作を台本起こしするだけが脚本家だと思っていたので、この問題が起きて、驚きました。

 

確かに、「セクシー田中さん」のドラマの最後の方が、ちょっと急展開する内容になっていましたが、原作が最終回を迎えていないのにドラマ化しているのだから、おかしな最終回になるのは仕方がないよなと思ってました。まさか脚本家が恋愛要素を入れたりという蛇足的な事をしているとは思いませんでした。酷い事です。あの脚本家、”ミステリと言う勿れ”もやっていたらしく、だから無駄な恋愛要素が入っていたのかと思うとムカつきます。ミステリ~は恋愛要素が無く、個性的な整くんが巻き込まれるから面白いんです。原作を壊さないでください。

 

誰もかれも脚本家というけど、オリジナルを書いているのが脚本家で、原作があるのを脚本にするのなら、代筆家とか台本制作屋でいいんじゃないの?何も生み出していないくせに脚本家なんておこがましいでしょ。本当に脚本を書いている人に失礼です。もう代筆屋はAIに任せて、AIが台本にしたものを、構成作家か脚色家が少し直して行けばよいんじゃないの?


私、ちょうどSNSで、その相沢さんという脚本書きがツイートした文章を読んで、原作者が書きたいと言っているのに何で代筆屋が文句言うのかなと不思議でしたが、芦原先生のSNSがその後に出てきて、理由をしり、頭から湯気が出そうになるほど怒りました。原作者に対して、失礼すぎます。何様なんだろうと思いました。そしてすぐに、芦原先生の「ごめんなさい」というコメントが出て、え???と思ったら、亡くなったとのニュースが飛び込んできて、ショックを受けました。今もストレスになっています。

 

流れを見ると、どう見てもSNS上のイジメなんです。もちろん権利関係や法的な事を言うと、日テレと小学館という会社同士の問題になるんだろうけど、最初の発端は、脚本家の方がイジメと思える書込みをしたからで、その後、説明をした芦原先生に日テレや小学館からクレームが行ったんじゃないかな。だから、脚本家を発端に、会社ぐるみでイジメをしてしまったようになっているんです。

私は漫画原作や小説原作は、映画やドラマ、アニメ化しようとする時は、必ず最終話まで終わっている作品のみやって欲しいと昔から言っているんです。何故なら、まだ制作者の頭の中で展開している途中で、横からTV局や芸能事務所が口出ししてくると、自分ではこんなラストにすると決めていても、そちらに引っ張られて、自分の思った通りの制作が出来なくなるからです。

 

せめて完結していれば、原作は原作、実写は実写と割り切れるでしょ。どんなに酷くても原作だけ残して行けばよいんですから。それをぶち壊し、今回などは未完のまま作者が亡くなってしまったなんて、決して許せません。脚本家に先生を返して欲しいと訴えたいくらいです。原作ファンは、泣くに泣けないでしょう。許せないですよ。

 

この脚本家、今まで代筆してきた作品を観てみると、キャストは良いのにストーリーが酷いモノばかりです。「重力ピエロ」「プリンセストヨトミ」など、どちらも原作を読んで映画を観ていますが、キャストと映像は良いのに、話の展開が酷くて盛り上がらなかったという作品です。私は原作を読んでから観たので、映画に補強が出来ますが、映画だけ観た人は何なの?と思ったと思います。実力も無いのに周りが持ち上げて天狗になってしまったのかな。

 

日テレのプロデューサーと小学館の担当者が話し合って、芦原先生が何故亡くならなければならなかったのか説明をして欲しいです。納得がいきません。彼女の原作漫画の内容を変えないことが条件だったドラマ化なのに、何故脚本を変えて放送したのか。何故、原作者が苦しまなければいけなかったのか。どう考えても許せない。セクシー田中さんの先が読めなくなって、何万人のファンが怒っています。説明責任と謝罪をすべきです。

 

今まで原作モノが映画化され、私は随分沢山批判をしてきました。「秘密 トップ・シークレット」や「約束のネバーランド」「ヲタクに恋は難しい」「不能犯」などなど、どれも映画化時点では完結していない作品でした。「ベルセルク」のように、”蝕”のところまでと決めているなら良いですが、そうでなければ面白くなる訳がないんです。特に、”秘密”には怒りました。清水先生の作品を壊す気かぁ!と映画館で叫びそうになったもん。

 

今までにも随分と壊した作品がありますが、ここ最近の漫画原作作品は、その世界観を大切にして映画化やアニメ化をしているので、ほとんど成功していると言って良いんじゃないかと思うんです。唯一、ドラマ化はまだまだって感じかしら。「金カム」は原作を忠実に再現しようとしてくれているし、「キングダム」もあのスケール感を出そうと頑張ってCGなどを使ってくれて、良く出来ていました。「沈艦」も無理だと思っていた原作を見事に映像化してましたもん。

 

漫画原作のドラマなどは、同人誌の二次創作と同じなんです。原作をリスペクトしていなければ作れません。大体、脚本家のオリジナルを誰が望んでいるんですか。原作そのままが好きなんです。原作をそのままセリフに落とし込んで行けばいいだけなのに、何で変えるんですか。どうしても変えたいなら同人誌市場でやってください。それなら個人の自由ですから。

 

但し、もし原作者が自分の作品を完成させて満足しており、それをドラマ化したいと言われ、自分の原作とは変えて貰っても構わないと言ったのなら話は別です。それは、ドラマ化する人間の実力を試されているんです。自分より面白いモノを作ってみろと言われているも同じ。勘違いして変えて赤っ恥をかいた人、沢山いるでしょ。映画化、ドラマ化、アニメ化して失敗しているのはそういう事だと思います。一度失敗したなら、二度と過ちを犯すべきじゃないけど、頭悪い人が多いのか、どんどん失敗作が出てきますよね。能力が無い事に気づいた方が良い。

 

私、漫画や小説が大好きなので、必死で生み出してくれた作品を”商売”のために改編していく人間たちが許せません。今回は、原作者が大きな権利を持っていたのに、それを蔑ろにして勝手に進めていった脚本家、TV局、出版社が、最後になって原作者を追い詰めた結果だと思っています。ここで彼らを守ってしまったら、イジメたもん勝ちになってしまいます。イジメはいけないと子供に教えながら、大人の世界でこんなイジメが起こり、1人の漫画家が亡くなったのです。

 

個人的な責任追及をすべきでないことは重々承知の上で書かせていただいています。でもね、自分がしたことの責任は自分でとらなければ。大人なんですから、悪いことをしたら謝るのは当たり前。それが出来ないなら、二度とTVで名前を見せるな。政治家も同じです。賄賂を沢山貰ったなら、謝って引退してください。あれ、ちょっと違う方向に行っちゃった。(笑)

 

鬼滅は、原作を忠実にアニメにして大成功した作品です。それは製作者側も観る側も原作漫画を愛していたからで、もちろん原作者は”神”と言って良いような存在です。あの世界観を作られた先生を大切に思うのは当たり前で、原作だけあれば原作者は要らないなんて、何度聞いてもはらわた煮えくりかえります。原作者あっての原作だよ。

 

 

はいっ、話を戻して、鬼滅の刃のワールドツアー上映、超!超!超!お薦めですよ。ずっとわくわくしっぱなしで、面白かったです。また観に行っちゃおうかな。入場者特典も頂けて嬉しかったな。あまりにも嬉しくて、その上、禰豆子が太陽を克服した姿もまた観れたし、うーん、満足ばかりで幸せです。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ」