「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」若いウォンカが大暴れ!大切なママからの教えを胸に。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

「魔法のチョコレート」を作り出すチョコ職人のウィリー・ウォンカは、亡き母と約束した世界一のチョコレート店を開くという夢をかなえるため、チョコレートの町へやってくる。ウォンカのチョコレートはまたたく間に評判となるが、町を牛耳る「チョコレート組合」から目をつけられてしまう。さらに、とある因縁からウォンカを付け狙うウンパルンパというオレンジ色の小さな紳士も現れ、事態はますます面倒なことに。

というお話です。

 

 

7つの海で7年間過ごした後、亡き母と約束した世界一のチョコレート店を開くために、有名なチョコレート工場がある町へやってきます。まだ若く人を疑う事を知らないウォンカは、町でチョコレートを売り歩いてしまいます。

すると、その町に巣くうチョコレート組合の3人に見つかってしまい、そのチョコレートの美味しさを妬まれてしまいます。チョコレート組合のスラグワース、プロドノーズ、フィクルグルーパーは、ウォンカを排除するために動き出します。

ウォンカは、ある格安ホテルに泊まるのですが、そこでミセス・スクラビットに騙されて、大変な借金を背負わされてしまい、ホテルの地下のランドリーで働かされることになり、監禁状態となってしまいます。



 

チョコレートを作ることも売ることも出来なくなったウォンカは、どうにかしてその場を抜け出し、チョコレート店を開きたいと考え、そこで働いているヌードルという少女に頼み、抜け出すことに成功します。

チョコレートを作るために動物園へ忍び込みキリンのミルクを貰ったウォンカは、売る為のチョコレートを作りますが、何故か夜中に盗まれてしまいます。犯人を待ち構えていると、オレンジ色の小さな紳士ウンパルンパが現れます。彼はウォンカが収穫したカカオ豆の産地に住んでいたようで、盗んだカカオ豆分のチョコを返せと言っています。それならばとチョコレートを作り、ウンパルンパへの借金も返そうとするのですが。

 

そして、ミセス・スクラヴィットの宿を抜け出して、チョコレートを売り始めたことをチョコレート組合に知られてしまったウォンカは、彼らに着け狙われることとなり、監禁されている仲間までもが狙われてしまいます。

後は、映画を観てくださいね。

 

 

この映画、面白いし、とても夢のあるファンタジー映画でした。面白かったなぁ。可愛かったしね。このウォンカが、「チャーリーとチョコレート工場」のウォンカになるのかと思うと、ワクワクしました。若いウォンカは、全く人を疑うことを知らず、みんな良い人と思っているんだけど、この町で、沢山の邪悪な心に出会います。

 

チョコレート組合の3人は、原作「チャーリーとチョコレート工場」に出てくるウォンカのレシピを盗んだとされる3人を持ってきたようでした。この3人、自分たちでチョコレート業界を独占し、美味しいチョコレートの配分を変えて、水で薄めて製造しているようなんです。まずそうですよね。ウォンカは本当のチョコレートを売り歩くので、誰もチョコレート組合のチョコレートを買わなくなるんです。だから、チョコレート組合はウォンカを排除しようとするんです。

 

 

この若いウォンカは、本当に無垢で正直。人を疑わないんです。チャーリーが会ったウォンカとは大違いですよね。年を取ったウォンカは、きっと沢山裏切られたりして、あんな孤独になってしまったのだと思います。これから、この若いウォンカが苦労するのかと思うと可哀想ですが、若いウォンカは、まだまだ無垢で、沢山の仲間が出来ます。

 

ホテルのランドリーに閉じ込められた仲間は、とっても良い協力者となります。彼らのおかげで、ウォンカはチョコレート店を開くことが出来たのだと思います。そしてウォンカのお母さんも、一人息子が孤独になってしまうのを恐れて、彼に言葉を残したのだと思いました。でも、年を取るにつれ、大切な言葉をウォンカは忘れちゃったんでしょうね。そして、チャーリーと出会って、また人との関わりを大切だと思い始めたのだと思いました。

 

 

若い頃のウォンカを描いていて、「チャーリーとチョコレート工場」のウォンカとは別物と思っている人もいるかもしれないけど、ちゃんと内容を把握すると繋がっているんですよ。元々は孤独ではなく沢山の仲間を持っていたウォンカですが、色々な理由があって、孤独な人になっちゃったんです。でも、きっと年を取り、誰かに受け継いで欲しいと思った時に、お母さんの言葉を思い出したんじゃないかな。だから、あのお話なんだと思います。

 

今回、ウンパルンパとの関わりがどう始まったのかも描かれていました。きっと、今回のウンパルンパが話をつけてくれて、あんなに沢山のウンパルンパが工場で働くことになったんだと思います。今回のウンパルンパはあまり働く気は無さそうでしたが、工場で働いていたウンパルンパは良く働いていましたよね。ウォンカは大喜びだったでしょう。でも、今回は働かないし、チョコは盗むし、文句を言うし、迷惑な奴だと思いましたが、実は、とっても役に立つ男でした。うーん、さすがウンパルンパ。

 

 

チョコレートって本当に美味しいですよね。有名なチョコを食べれば食べるほど、美味しくて、新しい発見があります。バレンタインデーの前になると、有名店がフェアなどで沢山出てくれるので買いにいくのですが、どこのチョコレートも美味しくて迷ってしまいます。量り売りしてくれるチョコ屋さんが大好きです。ちょっとづつ買っちゃう。しあわせになりますよね。

 

そんなしあわせを沢山の人に分け与えたいと思って、世界一のチョコレート店を開くことを夢見ていたのかなと思いました。そして、彼の夢は叶うんです。素敵ですよね。観ていて、とってもしあわせな気持ちになりました。

 

ウォンカ役のティモシーさん、上手かったよぉ~!かわいいし、歌も上手いし、ダンスも上手い、何でも出来るんですね。ウンパルンパとの掛け合いも最高でした。まさかウンパルンパをヒュー・グラントが演じるとはねぇ。でも、ピッタリでしたよ。笑っちゃいました。今回は字幕版で観たので、吹替でも観てみようかな。

 

 

私は、この映画、超!超!超!お薦めしたいと思います。私はこの映画、大好きな作品の1つとなりました。可愛いし、観ていてしあわせになる映画って大切です。世界が混沌としてきている中、こんな風にチョコレートでしあわせにしてくれるなんて。本当に嬉しいです。私は、ティモシーさんのウォンカが、ジョニーのウォンカに変わって行く姿が見えました。どちらのウォンカも好きだし、大切な事を教えてくれる映画は大好きです。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」