【東京国際映画祭】(3作目)
「鳥たちへの説教」
(コンペティション)
を観ました。
ストーリーは、
ふたりの男女が霧に覆われた美しい森の中にいる。兵士の服装をした男の名はダブド、女の名はスーラ。彼らは何者なのか。このふたりは、何を待っているのか。
というお話です。
この映画、映像は素晴らしく美しいのですが、私には、あまり良く理解が出来ませんでした。想像するに、内戦状態の国なのかな。そこに、敵に囲まれてしまった兵士と、その恋人のようなんです。狩人と呼ばれる人物が助けに来るというのを信じて、その場所で頑張っているようでした。
でも、いつまで経っても助けは来ず、敵は近づいて来る。不安が大きくなり、女性は弱音を呟き始めます。でも、励まし合って、なんとか、乗り越えようと、待ち続けるんです。でも、何の解決もせず、2人は追い詰められて…。という感じでした。
そんな映画で、静寂の中に砲撃の音が響き、美しい自然の中なのに、不安がどんどん大きくなる。その緊迫感と不安、恐怖は感じるのですが、やっぱり、私には、理解出来なかったかな。感じれば良いだけなのかしら。
昔流行った、ヒーリングビデオっぽいんだけど、その美しさの中に、砲弾や銃の音がするので、癒されないんですけどね。ちょっと、私は理解が出来なかったので、お薦めは出来ないかも。私以外の、理解出来た人の感想を参考にして下さいね。
映像は本当に美しかったです。霧が濃くなったり、薄くなったりし、薄くなると周りの森の状況が見えるのですが、別に、何が起こっている訳でもないんです。でもね、霧が濃くなり、砲弾や銃の音が大きくなっていくと、なんだか怖いんです。そんな映画でした。
私は、この映画、お薦め出来ません。良い悪いではなく、私が理解が出来ませんでした。美しいということしか解りません。ごめんなさい。なので、他の方のレビューを読んでください。参考に出来ることを書けませんでした。スミマセン。
「鳥たちへの説教」