「イコライザー THE FINAL」最強の暗殺者が最後のお仕事。安住の地を見つけて頑張ります。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「イコライザー THE FINAL」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

シチリアでの事件で負傷したマッコールは、アマルフィ海岸沿いの静かな田舎町にたどり着く。家族のように迎えてくれた人々に救われた彼は、この町を安住の地にすることを心に誓い、イコライザーのスイッチともいうべき腕時計を外す。しかしその町に魔の手が迫り、マッコールは再びイコライザーの仕事を開始。やがて事態はイタリア全土を巻き込む爆破テロ事件へと拡大していく。

というお話です。

 

 

シチリアのワイナリーで暗躍している犯罪組織のボス・ロレンツォ・ヴィターレは、ワイナリーに着くと、部下が殺されているのに気が付きます。銃を用意して中へ入ると、ある男が待っていました。ロバート・マッコールは”返して貰いに来た”と言い、一瞬でギャングたちを倒し、目的の物を手に入れて去ろうとします。するとロレンツォの孫が銃を撃ち、ロバートは負傷してしまう。

無防備な背後を撃たれたので、肉体的にも精神的にも限界を迎えたロバートは、アマルフィ海岸沿いの静かな田舎町アルタモンテに辿り着く。よそ者にも関わらず身内のように看病し、親しみをもって「ロベルト」と呼んで接してくれる街の人々。



 

昼の顔、夜の顔を使い分け、長い時間をたった一人、誰にも頼らず生きてきたマッコールにとって、それはまさに癒しと救いだった。マッコールはこの街を安住の地と心に誓い、イコライザーのスイッチともいうべき腕の時計を外すことを決意。そこで穏やかに残りの人生を送るはずだった。

しかし、小さなこの街にも悪の魔の手は忍び寄っていた。街の人たちが次々とカモッラに嫌がらせを受け、殺されたり、追い出されて行きます。彼らはこの地をリゾート開発する為に、手に入れようとしています。

マッコールは再び時計を身に付け、自分を救ってくれた人々を、街を、守ることにする。それが引き金となり、事態はイタリア全土を巻き込む爆破テロ事件へと拡大してゆく。後は、映画を観てくださいね。

 

 

今回も、すんごい活躍でした。というか、やり過ぎ感がハンパないので、ちょっと笑ってしまうほどでした。相変わらずのマッコールさん、冒頭から無表情で人を殺して行くのですが、それが9秒で殺すとかって、もう、笑っちゃうのよ。既に、その殺しの前に、何人も殺していて、それも、相手が反撃なんて出来ない勢いで、ホイッ、ホイッて感じで殺して行くのよ。そんな、芋洗ってんじゃないんだから、もう少し、なんか無いの?って言いたくなっちゃいました。
 

冒頭でのお仕事でワイナリーを壊滅させるのですが、そこで、ボスの孫息子に、後ろから不意撃ちされるんです。マッコールほどの人が、子供が銃を撃つ音に気がつかないなんて、ちょっとおかしいでしょ。背後で銃を構える音がしたら避けると思うんだけど、仕事を終えて、気を抜いていたからなのか、お腹を撃たれちゃうんです。

 

 

もう、自殺をしようと思うんだけど、銃に弾が入って無くて、仕方なくワイナリーから離れて、フェリーに乗って、イタリア本土にまで来るんだけど、身体が限界に達して、道路に車を停めて瀕死状態になっているんです。そこを警官のボヌッチが見つけて、助けてくれるんです。医者のエンゾの所へ連れて行き、治療をして、マッコールは助かります。

 

穏やかな生活を手に入れたマッコールが、このまま引退しちゃおうと思っていると、そこへギャングが現れて、日本と同じように地上げですよ。住民を立ち退かせて、リゾート開発しようとするんです。そして、こいつら、あのワイナリーとの繋がっていたのか、同じ薬物を扱っているんです。これはダメでしょーってことで、またマッコールが立ち上がるのですが…。もー、立ち上がり過ぎ。元気在り過ぎ。休んでいた分、強くなっているのか、ギャングを瞬殺してました。いくら何でも、殺しすぎじゃないの?

 

 

ジョン・ウィックもそうだったけど、強すぎるのよね。通常の人間なら、年を取れば、力は弱まるし、照準は合わなくなるし、手はブレるんだけど、この人達、どんどん強くなってるのよ。マッコールは、相手に反撃をさせないほど速い動きで相手を殺して行くので、もう、全く、誰も太刀打ち出来ないんです。やっぱり、身体は義体なんじゃないかと疑ってしまいますよ。

 

マッコールの性格が几帳面だから、完璧に殺しを遂行するというのは理解出来ます。仕事は完璧にという気持ちは、私もタイプが同じなので解るのですが、でも、全てが完璧には出来ないでしょ。さすがに、今回は、完璧すぎて、マジでに人間に見えませんでした。AIでさえ、もう少し可愛げがあるわよっ!

 

そうそう、今回の敵であるカモッラ(ギャング)なんだけど、どいつもこいつも、凄く頭が悪そうでした。大きな仕事をするなら、もう少し頭の良い人たちでないと無理だと思うけど、あまりにも頭が悪くて、笑ってしまいました。やりたい放題をしているのは解るし、警察を丸め込んでいるのも解るけど、それを大っぴらにしちゃったら、どこかで制裁を受けるよね。地域警察の上には、国の警察も軍もあるし、インターポールだって何だっているんだから、目立ったら殺られるの、解ってたでしょ。

 

 

それがたまたま、今回はマッコールだっただけで、このままギャングが同じように続けていたら、マッコールが来なくても、やり過ぎということで、潰されたと思いますよ。さすがに、今の時代、暴力だけで勝てる人間はいませんから。今の時代は頭脳戦でしょ。日本のヤ〇ザさんだって、ちゃんと頭を使って、経営しているんですから。

 

それにしても、今回は、やっぱり”やり過ぎ”感がハンパ無かった。殺し過ぎだし、強すぎだし、敵は息をつく間もなく殺されちゃって、なんか、最後の方、可愛そうに見えて来てしまいました。確かに、悪いことをしていたんだけど、あの惨殺はやり過ぎじゃないですか?折角、地上げした土地はどうなるのかしら。そのまま放置ですか?カモッラのアジトから、権利書なんかを取り戻すなら良いけど、そう出なかったら、ちょっと心配よね。まぁ、町の人たちが喜んでいたから良いけど。

 

 

この映画、私は、超!超!お薦めしたいと思います。今回は、沢山、殺されたけど、悪い奴を滅多切りしたから、スカッとしました。アクション映画とすれば、こんなに気持ちの良いことはありません。モヤモヤが吹っ飛びます。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「イコライザー THE FINAL」