「ホーンテッドマンション」ホラーというよりコメディで家族で楽しめるディズニー映画になっています。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「ホーンテッドマンション」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

医師でシングルマザーのギャビーは、ニューオーリンズの奥地に建つ不気味な洋館「ホーンテッドマンション」を破格の条件で手に入れ、9歳の息子のトラヴィスとともに引っ越してくる。新たなマイホームで、2人は想像を絶する怪奇現象に何度も遭遇し、そんな親子を救うため、超常現象専門家のベンを筆頭に、エキスパートたちが集結し、館の謎を解き明かそうとするが。

というお話です。

 

 

最近未亡人になった医師のギャビーと息子のトラヴィスは、ニューヨークからグレイシーマナーに格安物件を見つけて引っ越して来たのですが、幽霊に悩まされ、助けを呼びます。

目に見えないモノを撮影するカメラを開発した天体物理学者のベン・マティアスは、幽霊ツアーのガイドをしているアリッサと出会い、結婚しましたが、アリッサが自動車事故で亡くなり、ベンは落胆のあまり研究を辞め、自分が幽霊ツアーガイドを引き継ぎました。

ある日、ベンをエクソシストのケント神父が訪ねてきます。幽霊の写るカメラを開発したというベンに、グレイシーマナーの屋敷で幽霊の写真を撮って欲しいと言うんです。報酬に釣られたベンは、屋敷に行き、入ろうとすると、ギャビーに”本当にいいのね。”と念を押されます。一歩踏み出したベンは、屋敷内部を見て家に帰るのですが、自宅に幽霊が付いてきて屋敷に戻るように強制されます。



 

実は、屋敷をみた人々はギャビーを含めて、みんな、屋敷に戻るように強制されたんです。屋敷の中には幽霊が巣くっていて、ベンとケントは、本当の霊能者ハリエットと、歴史家のブルース・デイビス教授を訪ね、その屋敷がウィリアム・グレイシーの持ち物であったと解り、亡くなった妻を呼び出す為に何度も交霊術をおこなったせいで、全部で999人の霊がこの屋敷に憑いてしまったと言うんです。

解決方法を交霊でグレイシーに訊ねると、レオタ夫人を探せと言います。レオタ夫人は霊能者で、グレイシーと共に交霊会を行った人物でした。そして屋敷の中を探すと、水晶玉の中にレオタ夫人が現れます。レオタ夫人は、この屋敷の歴史を話し、邪悪な存在であるアリステア・クランプを屋敷から退治しないと、平穏は訪れないと伝え、その退治方法を模索するのですが…。後は、映画を観てくださいね。

 

 

ディズニーランドのアトラクションにある「ホーンテッドマンション」の映画化です。アトラクションとしか見ていなかったので、こんなストーリーがあるんだと初めて知りました。面白かったですよ。でも、ちょっと子供向けかな。ホラーと言いながら、お化けって感じだから、ホラーコメディという感じです。

 

主人公は、お化け屋敷に住んでしまった母子ではなく、そこに呼ばれた天体物理学者のベンでした。ベンは、零体などが写るレンズを開発したのですが、学会でバカにされて、落ち込んでいた時にアリッサという女性と出会い、結婚したんです。幸せな生活を送っていたのですが、彼女が交通事故で亡くなり、一気にどん底で、何もやる気が無くなってしまいます。そこへ、お化け屋敷へ来て欲しいという依頼が来るんです。

 

 

お化け屋敷には、ただ、幽霊が住んでいる訳ではなく、アリステア・クランプという人物が、その昔に起こした事件によって、998人の幽霊と共に囚われていて、1000人目の霊が、この屋敷に入ったら、全ての霊が解放されると言うんです。但し、霊になりたいと望んで霊になった者でないと、1000人目になれないというんです。

 

なんだか面倒臭いでしょ。結構、この屋敷の歴史が、無理矢理な気がして、もうちょっとストレートな物語に出来なかったのかなと思いました。グレイシーの代に全てがあったなら解るけど、グレイシーより前の、虐待されたアリステアという男が現況となると、面倒でしょ。何代も前となって、恨みとかなると、あまり恐さが全く無くなってしまうんです。

 

 

それに、最初の解説で、この屋敷は歴史上突然に現れたような話になっていて、誰が、なんでこの屋敷を作ったのかも謎のままなんです。まぁ、いつ、誰が作っても良いんですけど、わざわざ解説を最初にしたので、何かあるのかと思っていたら、それについては、最後まで何もありませんでした。

 

屋敷に越してきたギャッビーとトラヴィスという母息子ですが、夫を亡くしたギャビーが、格安で素敵な屋敷ということで、越してきたようなんです。入ってみたら幽霊屋敷。格安なんだから仕方ないじゃんとはいうモノの、これだけ幽霊が悪さをするのでは、住んではいられません。でも、屋敷から出て行こうとすると、帰ってくるようにと言われてしまいます。

 

 

買物とかに出ていくのは、全く問題が無いようでしたが、そのまま、他の家に住もうとすると、憑いてきている幽霊が、悪さをするんです。結構、笑えましたよ。帰るまで、悪さをするので、どうしようもないんです。ここら辺は、コメディで子供向けでした。

 

全く怖さが無いので、ホラー映画と言っても、家族で楽しむコメディ映画ですね。ディズニーも、そういうつもりで作ったようだと書いてあったので、まぁ、その通りなんだけど、私は、もう少し怖い映画にして欲しかったな。「死霊館」ほどとは言わないけど、幽霊なんだから、もうちょっと、脅かすとか、恐がらせるとか、やって欲しかったです。

 

 

でも、アトラクションでもある、天井が上がって行って絵が伸びていく場面や、水晶玉のレオタ夫人、舞踏会の幽霊たちという場面は、映画の中にも取り入れてありました。アトラクションと同じ幽霊も出てましたよ。もう、随分とディズニーランドに行っていないので、懐かしくなりました。若い頃は、よく行っていたんですが、年を取ると、なんだか恥ずかしくなって、あまり行かなくなりました。久しぶりに行きたいなぁ。

 

そうそう、ベンを訪ねてきたケント神父が抱いている猫が”テイタートッツ”という猫でしたよね。妻のアリッサとの映像の中で食べていたおやつの名前です。この猫、忘れないでいてくださいね。他にも、ディズニーランドのマニアには解るような、細かい裏設定があったようです。私は、あまりホーンテッドマンションの内部を覚えていないのですが、解る人には解るようですよ。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。ホラー映画としてではなく、コメディ映画として観るなら楽しめるし、ディズニーランドマニアの方には、とても喜ばれるんじゃないかな。親子でも安心して観れる内容ですし、良いんじゃないかな。まぁ、大人が観るには、ちょっと物足りなさがありますけど。2003年版の”ホーンテッドマンション”よりかは、万人向けだと思います。映像も美しいし、大画面で観ると楽しめるかなと思います。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「ホーンテッドマンション」