「PATHAAN/パターン」
を観てきました。
ストーリーは、
インドとパキスタンにまたがるカシミール地方の自治権をインド政府がはく奪し、それに怒ったパキスタンの将軍カーディルは、元インド軍人のジムと手を組みインドへのテロ攻撃を企てる。インドの諜報機関RAWに所属するパターンは、ジムが計画するテロ攻撃を阻止しようと調査を始めると、ラクトビージという兵器を使って、インドへ報復しようとしている事が解ってくる。ラクトビージとはなんなのか。インドは守られるのか。絶体絶命の状況下で、パターンは、母国を守るため奮闘する。
というお話です。
2019年、パキスタンの将軍カーディルはインド政府がジャンムー・カシミール州の自治権を無効化したことを知り、インドへの攻撃を計画。未知の集団Xというテロ組織を率いるジムに連絡をする。実はジムはかつて、インドの諜報機関RAW所属の最強のエージェントだった。しかし、ある事件で国から裏切られ、妊娠中の妻を殺され自らも瀕死の重傷を負ったのだ。生き残ったジムは母国インドに憎しみを抱き国家を破滅させるためにテロ組織を作っていた。そしてカーディルとジムは、共に憎むインドへ対するテロ計画を企てる。
2020年、RAWに所属するエージェント、パターンはミャンマーで作戦中に負傷し大けがを負った。しかし、脅威の回復力で現場復帰を果たすと共に、負傷や心身に傷を負い一線を退いた元エージェントたちを呼び集め、JOCRというRAWの内部組織を立ち上げる。
2022年、ドバイ訪問中のインド大統領が未知の集団Xに命を狙われいるという情報を掴んだJOCRは、大統領警護の任務に就く。しかし、大統領暗殺計画はおとりで、ジムの本当の目的は同じくドバイにいたインド人科学者の誘拐だった。その計画に気が付いたパターンは科学者を救おうとするが失敗、もう一歩の所で取り逃がしてしまう。
その後、JOCRの捜査でジムに繋がるパキスタンの医師ルビナ・モフシンが浮かび上がる。ルビナがスペインにいることが分かり、パターンはスペインに向かい彼女に接触を図るが、ジムの罠により拘束されてしまう。ジムはパターンにここで死ぬかテロ組織に入るかを迫るのだった。しかし、絶体絶命の危機を辛くも脱出したパターンは、そこで、ジムの恐ろしい計画を知る。果たして、インド最高のエージェント、パターンは母国を救うことが出来るのか。後は、映画を観てくださいね。
インド映画、やっぱり面白いなぁ。なんたって、今回は、シャー・ルク・カーンが主演です。題名になっているパターンを演じているんです。面白くない訳がない!ということで、初日に行ってきました。146分です。
見応えがありました。いきなり、拷問されているボロボロのパターンが現れるんです。主役が最初っからボロボロになってるぅ~!と喜んでいると、一気に形勢逆転して、相手を返り討ちにしてしまうところが、やっぱりカッコいい~!筋肉が素晴らしいっ!胸板が厚いわっ!今回は髪を長くしていて、ちょっとジョニー・デップ風になっていました。
と喜んでいると敵が現れて、こちらも超イケメンで、筋肉が凄いんです。ジムという、インドの軍人だったのに、ある事件によりインドの敵になった人物です。あまりにもカッコ良くて、どっちを応援しようか迷ってしまうほどでした。なんでこんなにイケメンが出てくるの?(笑)
そしてもう一人、ヒロインのルビナ・モフシン(ルバイ)です。美しくて、スタイルが良く、アクションも凄いんです。強いのよ。パキスタンの諜報員らしいのですが、こんなに魅力的で、戦闘能力も高いなんて、パキスタン恐ろしやって感じですね。
そんな3人が、入り乱れて、裏切ったり裏切られたり、ハラハラドキドキのアクション映画でした。ちゃんと歌って踊る場面もありましたよ。ボリウッドですね。インド映画はこれでなくっちゃ。うーん、シャー・ルク・カーンが戻って来てくれて本当に嬉しいです。今回はもう一人のサルマーン・カーンも出演しているという、美味しい映画でした。サルマーンは、タイガーとして出演していたんですよ。あの「タイガー 伝説のスパイ」のタイガーです。パターンと同僚って設定みたいです。
あらすじにあるように、インド政府がカシミール地方の自治権を失くしたことで、怒ったパキスタンのカーディル将軍がテロを計画するのですが、このカーディル将軍、既にパキスタンでは、あまり力が無いようでした。なので、ジム率いる民間テロ組織「X」に依頼をするんです。この民間テロ組織Xを、パターンの組織も追っていて、このテロ計画を知ることになるんです。
もう、面白い以外の言葉が出てこないのよ。畳みかけるように何かが起きて、戦闘が始まり、少し休めるかと思うと、今度は裏切られたりして、危機に陥っていくという、息もつかせないというのは、こういう映画だと思います。ただ、時間軸が行ったり来たりするので、そこだけ気を付けないと、今はどこの話なのかな?となってしまいます。
このテロ計画、3年越しの計画なので、最初は現在のインド組織の姿が描かれていて、そこでパターンって誰?という話になり、過去に何があったかというのが描かれます。まず、3年前の事件の始まりで、科学者が誘拐されるという話があり、次に、2年前の裏切られ失敗してロシアに捕まるという、パターンの危機が描かれます。そして、現代に来て、テロが決行される前に止めなければという事が描かれるんです。
まぁ、そんなに解らなくても、アクションが凄いので、それだけでも楽しいですからね。あとは、キャストのカッコ良さかなぁ。なんで、インドの俳優さんって、こんなに筋肉が美しいのかしら。もー、インドの俳優さんたちで、ゴールデン・カムイをやって欲しい。顔は合わないけど、身体はピッタリよ。あの筋肉で杉元を演じてくれたら、目が離せないんだけどなぁ。ああー、あの筋肉が必要よねぇ。( ;∀;)
話を戻して、この映画、本当に面白いです。久々のシャー・ルク・カーン様、ありがとうと言いたい。ジョニデもどきの場面も大好きです。はぁ~、素敵だったのでグッズやパンフまで買ってきちゃいました。いやぁ、だって、カーン祭りなんですもん。3大カーンの二人が揃って闘うなんて、嬉しいでしょ。
私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。ホント、面白かったです。2時間半あるんだけど、途中で歌やダンスが入るので、気持ちが切り替わって、楽しめるんですよ。それにカーン様が揃っていますので、彼らで満足し、アクションの派手さで満足が出来ると思います。ストーリーも、ややこしいけど楽しいですよ。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
P.S : エンディングの後に、カーン2人でコント?してる場面があって、笑えました。大丈夫、トムちゃんは既に還暦過ぎてます。カーン様は若いですよ。
「PATHAAN/パターン」