「ブギーマン」何度も映画化されていて目新しく無いけど、ブギーマンのビジュアルがリッカーでした。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

 

「ブギーマン」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

母の死から立ち直れずにいるセイディと幼い妹ソーヤー。セラピストである父ウィルもまた、妻を亡くした悲しみにとらわれていた。そんなある日、ソーヤーが家の中で怪しい何かを目撃するが、セイディはまともに取りあおうとしない。一方、ウィルは謎の患者レスターから怪しげなメモを渡される。娘たちの異変に気づいたウィルは解決を図ろうとするが。

というお話です。

 

 

ハーパー家、姉妹のセイディとソーヤー、そしてセラピストの父親ウィルは、自動車事故で突然亡くなった母親と妻の死を克服するのに苦労しています。

ある日、レスター・ビリングスという男がウィルのオフィスを訪れます。予約も無くセラピーを受けたいと突然に入って来たんです。彼は3人の子供が次々と亡くなり、その死が邪悪な存在によるものだと訴えます。ウィルは少し席を外し、警察に連絡をしていると、その間にレスターはウィルの自宅に入り込み、2階のクローゼットで自殺をし、セイディが見つけます。



 

奇妙な体験をした家族ですが、ある日、セイディは家の天井や壁に黒いカビのようなモノが広がっているのに気が付きます。ソーヤーは、クロゼットの中やベッドの下に不気味な生物が入ってくる事に気が付き、セイディに訴えますが、セイディは信じてくれません。でも、何かありそうだと考えたセイディは、レスターが原因なのではないかと思い、レスターの家を訪ねます。

レスターの妻であるリタと出会い、子供たちは”ブギーマン”に殺されたと言い、暗闇に隠れていて襲ってくると話します。唯一、光だけが奴を追い払えるようでした。

セイディはある夜、とうとう自宅のクロゼットでブギーマンと遭遇し、その直後、ソーヤーが襲われ、入院することになってしまいます。このままでは、家族が殺されてしまうと考えたセイディは、ブギーマンと戦う決心をします。後は、映画を観てくださいね。

 

 

スティーヴン・キングの短編ホラー小説を映画化したものです。何度も、ブギーマンは映画化されていますよね。今回も、まぁ、似たような感じかな。毎度のことながら、クローゼットの中に何か居るという騒ぎから始まりますが、その後が、ちょっと違いましたね。

 

まず、ブギーマンの定義というものが、子供の心の中の恐怖を形にしたモノということなので、それぞれの子供によって、見る形が違うんですよね。元々は、親が言う事を聞かない子供に「ブギーマンがくるよ」と言って、言う事を聞かせたというのが最初で、スコットランドが発祥のようです。

 

そんなブギーマン、今回は何に似ているかというと、バイオハザードのペタペタくん(リッカー)にとても良く似ていました。レスターの子供が描いたという絵が出てくるのですが、それもリッカーに似てましたね。

 

 

私がとても疑問に思ったのが、ブギーマンは1体しかいないらしいと言う事。何故、そう思ったかというと、レスターの家でブギーマンに遭遇して、随分と痛めつけた後、今度は、セイディの家に現れるのですが、既に痛めつけてあるから弱っていると言うんです。なので、それぞれの家に、別々のブギーマンがいるのではなく、1体しかいなくて、そいつが、猛スピードで、色々な家を周っていると言う事なんです。笑っちゃいませんか?

 

まぁ、暗闇を繋げて、一気に移動出来るんだと思うけど、ということは、違う家に同じ時間に現れることは出来ないって事でしょ。スマホで連絡をしながら、”今、ウチにいるよ。”とか、”今消えたから、そっちに行ったかも。”とか、連絡取り合えるって事でしょ。みんなで、同時通話しておけば、待ち受けて殺せば良いって事だよね。

 

 

それに、どーも実態がありそうなので、網を張って置けば引っかかると思うのよ。で、引っかかったところを燃しちゃうとか、串刺しとか、退治の仕方は沢山あるんじゃないかな。いくらでも対処法を見つけられそうなのに、何故か、やられそうになるって所が、おかしいのよね。

 

毎度、思うんだけど、光に弱いって言っているんだから、光を絶やさないようにしておけばよいだけでしょ。家の電気だけならブレーカーを壊されそうだから、電池式のライトとか、充電式とか、もちろんロウソクの火だって良いでしょ。いくらでも光を点けておけるのに、何故か、暗いところでやっているのよ。不思議だよねぇ。暗闇に潜むって言っているのに。

 

それに、声真似が出来るというので、そういう時は、合言葉を作って置けば問題無いでしょ。真似は出来ても、合言葉は知らないから、直ぐにバレると思いませんか?

 

 

だから、今回のブギーマンで解ったんだけど、どう考えても、被害を受ける人間の方が、頭が悪いんです。頭が良ければ、十分に対処が出来るのに、何故か、悪い方、悪い方へと自分で進んで行っちゃうんですもん。ホラー映画でありがちな、狭い部屋、狭い部屋へ逃げていくと言うヤツです。殺されるに決まってるでしょ。

 

この映画もホラーの王道なので、自分から暗いところに入るは、狭い所に入るはで、毎回、だからダメだって言ったでしょ~!って気持ちになってしまいました。クロゼットに入るなら、ドアは何かで固定して、締まらないようにする。暗い部屋に入るなら、懐中電灯を2個持っていくとか、オイルランタンを持って行くとか、ちゃんと対処しようよ。アホなの?って思うほど、同じことを繰り返すよね。

 

そんな事を繰り返しながら、ブギーマンとの対決をしていました。まぁ、続編は無いかなぁ。セイディ役の子が、あんまり可愛くないんですよ。ソーヤー役の子は、可愛くて綺麗なので、この子が成長したら、またやっても良いのかなとは思います。でも、話し的に、もう無いだろうと思いました。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。ホラーの王道で、またですか?って感じはあるけど、夏になると観たくなるホラーって感じなので、毎回同じだけど、ちょっとゾッとして、恐がって、楽しめるんじゃないかな。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「ブギーマン」