「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦」ここまでやってくれて、言う事ないほど感動でした。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編
 決戦」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

東京卍會崩壊の危機へとつながる、かつての親友同士の決戦がついに火蓋を切った。敵対チーム・芭流覇羅(バルハラ)に寝返った場地を連れ戻すため戦うことを決めたマイキー。一方、芭流覇羅にいる一虎は、東京卍會を潰してマイキーを殺そうとしていた。タケミチはそれぞれの思いを受け止めながらも、最悪の結末を阻止してヒナタや仲間たちの未来を救うべく、戦いに身を投じるが。

というお話です。

 

 

タケミチは現代でドラケンから、東卍が初めて決戦で負け、マイキーが決戦で一虎を殺したことを教えられる。それをキサキが替え玉を使い隠ぺいし、マイキーは刑務所に入らずに済んだというのだ。決戦での出来事が今のマイキーを変えたと考えたタケミチは、マイキーを止めるため、再度過去へと飛ぶ。

東京卍會と敵対する芭流覇羅(バルハラ)の幹部になった一虎と、敵側に寝返った場地。一虎は、東卍に対して10月31日ハロウィンの日に決闘を行う事を申し入れてくる。



 

タケミチはマイキーの親友でもある場地を東京卍會に連れ戻して欲しいとマイキーに頼まれ、決戦前に場路に会いに行くのだが、場路は東卍に戻ることはしないと、タケミチの言葉を頑として受け入れない。千冬とボロボロになって戻ってきたタケミチは、マイキーに連れ戻しに失敗したことを報告する。

マイキーは元東卍の一虎と場路とは闘いたくないが、ここまでこじれたのでは仕方がなく、受け入れる。しかし決起集会にて、どうしても闘いたくないという心の気持ちを吐露し、場路を取り返す為に闘うことを誓う。



 

10月31日決戦が始まり、見物客まで集まっいている。東卍と芭流覇羅が入り混じり、壮絶な決戦が始まる。ここでの結果が未来を変え、ヒナを助けることに繋がるはず。タケミチは、必死でマイキーの動きを追いながら、闘いを続けるのだが。後は、映画を観てくださいね。

 

うーん、既に原作を読んでいるので、結果は解っていても、ドキドキして、泣けました。まして、後編は短いので、あっという間に決戦に行ってしまい、もう闘っちゃうの?と慌てちゃいました。あんなに仲が良かったのに、こんなにこじれてしまうなんて、本当に悲しかったです。

 

 

思ったんだけど、一虎の考え方ってひねくれてますよね。マイキーのためにと思ってやったことが、マイキーのお兄ちゃんを殺すことになってしまい、混乱したのは解るけど、それを全てマイキーのせいにしちゃったら、じゃぁ、あんた個人の考えは何なんだよってことになっちゃうのよ。まるで、子供が、ぜーんぶお母さんのせいだよ!って駄々こねてると同じになってるんです。そんな気持ちを、場路は解っていたんだろうなぁ。最後まで、一虎を徹底して守る側にいた姿、尊敬しました。

 

マイキーやドラケンだって、解っていても、既に一虎があういう動きをしてしまっているから、止められなかったんでしょうね。ここまで周りを巻き込んで、どうしようもなかったのかなと思いました。みんな、良い友達を持っているのに、こじれちゃう事もあるんだよねぇ。でも、いつか笑って話せる日が来るように、酷い別れ方はしちゃダメだよね。

 

 

今回、タケミチも喧嘩で頑張るんだけど、基本、喧嘩が弱いので、大変そうだったなぁ。千冬と喧嘩の練習すればいいのに、全然練習しないのよ。千冬は、喧嘩が強い方なので、彼に教われば、少しは強くなるんじゃないの?ボロボロになっても良いけど、相手を倒せないんじゃ意味が無いから、幾つかの急所を押さえるとか、少し汚い手でも使えるようにならないと、ずっと負け続けるじゃん。ヒナを助けなきゃいけないんだから、少し考えようね。

 

場路はカッコ良かったなぁ。公開前に、ちょっとヤラかしちゃったけど、でも、彼の場路が無かったら、この映画は成立しなかったですよ。やっぱり上手いもん。永山くんだからこそ、この場路があるんだと思います。本当に残念なことだけど、もう、二度と悪い事をやらないで、戻ってきて欲しい。きっと、場路を演じている時は、本当に精一杯、入り込んで演じていたんだろうと思う。のめり込んで、力を使い切って、アホな事をやっちゃったんかな。バカな事で潰れてしまわないで欲しい。

 

 

心が壊れてしまって、キサキに操られてしまった一虎も、本当に良かった。だって、彼はいつも泣きそうな顔に見えましたもん。辛くて、苦しかったんだと思います。だって、大好きな仲間と敵対しなきゃいけなかったんだから。本当は、マイキーに”ごめん”って謝りたかったんだと思うんです。でも、どうしても出来ずに、こんな行動になっちゃったんですよね。取り返しがつかない事って解っているからこそ、謝れなかった。気持ちが凄く伝わってきて、哀しいお話でした。

 

それにしても、キサキは嫌な奴だよな。どこまでも汚くて、今回も、少しネタバレになるけど、どちらに転んでも、自分の思い通りに行くように仕組んでいたようで、半間が”そっち?”って呟く場面があるのよ。原作ファンの間でも、キサキはもしかして未来を知っているんじゃないかっていう噂があったけど、それくらい、読みが深いのよね。頭が良いんだと思うけど、嫌な奴でした。うーん、間宮さんだから好きだけど、そうじゃなかったら、後ろから撃ち殺してるわっ!

 

 

今回後編では、前編よりも感情移入してしまい、本当に泣けました。どうしてこんな事に!って感じで、決まっていた事だから仕方がないとは思っても、何とかならなかったんだろうかって思っちゃいました。まぁ、原作漫画は、この後も続くんだけど、でも、このキャストでは、これで最後かもしれないなぁ。だって、直ぐに作るなら良いけど、年齢がねぇ。今回が、あまりにもピッタリなキャスティングだったので、もう、これ以上のものは出来ないかもしれませんね。

 

 

私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。私には最高でした。まぁ、公開前のごたごたもありましたが、公開出来て良かった。こんなに素晴らしい作品を、公開しないなんて、あり得ないでしょ。映画に罪は無いですからね。みんなで協力して作り上げた作品ですから、もう、誰かがどうだとか辞めましょう。本当に面白い作品に出来上がっています。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦」