「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」これこそインディという最後で感動しました。元気が出ました | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

考古学者で冒険家のインディ・ジョーンズの前にヘレナという女性が現れ、インディが若き日に発見した伝説の秘宝「運命のダイヤル」の話を持ち掛ける。それは人類の歴史を変える力を持つとされる究極の秘宝であり、その「運命のダイヤル」を巡ってインディは、因縁の宿敵である元ナチスの科学者フォラーを相手に、全世界を股にかけた争奪戦を繰り広げることとなる。

と言うお話です。

 

 

1944年、第二次世界大戦で連合国がヨーロッパを解放した時、インディと彼の同僚である考古学者であるバジル・ショーは、逃げるナチスからロンギヌスの槍を取り戻そうとしますが、逆に捕らえられてしまいます。

 

ナチスの天体物理学者のユルゲン・フォラーは所有しているロンギヌスの槍が偽物であると暴き、その代わりにアルキメデスのダイヤルの半分を発見したと上司に報告をします。しかし、上司は未完成なダイヤルなど重要でないと言い、とにかく略奪した秘宝を持って逃げることに専念をしますが、インディが逃げ出し、ドイツへ向かう列車でナチスと戦闘にはいり、連合国の援護もあって、槍ではなくダイヤルを入手し、バジルと共に脱出します。



 

1969年、インディはベトナム戦争中に息子のマットを亡くし、妻のマリオンとも別居することになり、ハンター大学で定年を迎えて、何となく元気なく落ち込んでバーで飲んでいます。そこへ、バジルの娘のヘレナが現れ、バジルが研究していたダイヤルについてインディに訊ねます。バジルはダイヤルが危険な存在であることに気づき、インディに必ず壊すようにと約束させて託していたんです。しかし、インディは、破壊が出来ず、考古学教室の倉庫に保管していました。

インディはヘレナを連れて大学へ行き、ダイヤルを探し出して渡すと、ヘレナを追ってくる男たちがいます。何が起こっているのかと聞くと、CIAの支援を受けて、ナチのフォラーがダイヤルを探していたんです。フォラーは宇宙開発のシステム開発に協力し、表向きはアメリカの大学教授として生きていたんです。



 

ヘレナはインディからダイヤルを奪い、それを闇市で売ろうとします。ヘレナはギャンブルにハマり、ギャングと関わって借金を返す為に、犯罪も厭わない女性になり、闇落ちをしたようでした。モロッコの都市タンジールの闇市にダイヤルを出したヘレナですが、そこで、インディとフォラーに追いつかれ、結局、フォラーにダイヤルを奪われてしまいます。しかし、ダイヤルはこれだけでは役に立ちません。あと半分を見つけなければならないんです。

フォラーを追ってギリシャへ行き、そこでダイヤルに書いてあった手掛かりを頼りに、足りない部分を探し始めますが、またもフォラーに邪魔をされて、インディは友人を殺され、危機に陥ります。そして…。後は、映画を観てくださいね。



 

うーん、面白かった!初日に字幕普通上映で観て、2日目がファーストデーだったので、IMAXで観ました。やっぱりIMAXだと迫力があるなぁ。映像がスゴかったです。もう、インディジョーンズは40年以上前に始まったんですよね。ビックリです。私は1作目はTVでしか観たことが無いけど、2作目は映画館で観た覚えがあります。私、ショーティと同年代になるのかな。懐かしいです。その映画が、最後を迎えるとなって、考え深いですね。

 

ハリソン・フォードも年を取りました。今回も、よくアクションをやりましたね。まぁ、最初の方の1944年の映像は、CGを使ったんだと思うけど、映画の中の現代1969年は、ご自分で演じていたと思うので、頑張っているなと思いました。ホント、カッコいいです。私、”クリスタルスカル”の時のプレミア試写会に行って、ハリソン・フォードさんと、カレン・アレンさんにサインを頂いたんです。感動でした。監督にも貰ったかな。もう、ハリソンさんに貰って、頭がボーっとしてしまい、よく覚えていないんです。(笑)お恥ずかしい。でも、良い思い出でした。

 

そんなインディ・ジョーンズは、5作目で最後の作品。うーん、レトロな感じが良かったなぁ。スピルバーグ監督の作品は、お決まりのことをきちっとやってくれて、裏切らないので、本当に楽しいです。もちろん、新しい展開も好きだけど、何にでも伝統ってあるでしょ。このパターンを変えずに、秘宝があっち行ったりこっち行ったり、ピンチになるけどヒーローは負けないとか、判っていても、ハラハラドキドキは止まらないんです。

 

 

今回は、紀元前に生きていたアルキメデスが残したとされるダイヤル。簡単に言うとタイムマシンです。時空の切れ目を予測出来て、時間座標も計算が出来るので、その割目から、自分の行きたい年代に座標を合わせて進めば、時間を戻れるんです。

 

そんなタイムマシンを手に入れたい、ナチの残党フォラーと仲間たちは、どこまでもインディとヘレナを追って来て、ダイヤルを手に入れて、時間を戻ろうとします。インディは、そのダイヤルを歴史学者として解明したいと思い、ヘレナはお金に換えたいと思っている。三者三様なんだけど、とりあえずは手に入れないとどうしようもないってことで、取り合いになります。

 

あまり詳しくは書けないけど、1944年にはダイヤルのカケラだけだったけど、1969年には、世界も安定していて、宝探しもやりやすいってことで、ダイヤルを完成させるために、もう一つのカケラを探しに出かけます。そのカケラが何処にあるかは、ヒントが書かれたプレートを手に入れてからってことで、そのプレート探しに、モロッコからギリシャに移動するんです。

 

 

ヒントを手に入れて、謎を解いて、その後、やっともう一方のカケラがある場所に行って、やっと2つのダイヤルを一つにして完成させるという、長い長い旅をします。結構、長いのよ。アメリカにいたのに、モロッコに行って、ギリシャに行って、イタリアに行ってと、大忙しでした。でもね、アメリカにいても、1969年のアメリカだから、凄く不思議な雰囲気でしたよ。あの時代に、アポロが月面着陸したんですね。

 

そうそう、フォラーがアメリカにいたのは、アポロが月面着陸した宇宙船開発に協力したらしく、きっと、月面着陸出来るように、天文学的な計算をした人ってことなんじゃないかしら。”ドリーム”っていう、黒人女性がNASAでアポロ計画の計算をしていた映画があったでしょ。あんな感じなのかなと思いました。フォラーは天才数学者らしいんです。

 

もちろん、タイムマシンを手に入れたかった理由は、解りますよね。ナチですから、ヒトラーが死なず、ドイツが戦争で負けないようにするためです。それは、映画が始まって直ぐに解ると思いますが、話しが進んでいくと、フォラーが考えていることが、どーもちょっと違っているということが判ってきます。フォラーが本当にしたいことは何なのか。ぜひ、映画で確認してください。

 

 

インディ・ジョーンズシリーズは、この映画で最後となっています。スピルバーグ監督は、ちゃんと、それを映像化して、私たちに知らせてくれました。何故、終わるのか、それは最後のインディを見れば解ります。だって、誰もが年を取るし、身体も衰えてくる。当たり前の事です。でもね、きっとインディは、ご近所の散策をするんでも、大冒険をするように楽しむのだろうと思います。そんな風に思えました。

 

子供の頃に憧れたヒーローが、おじいちゃんになって、衰えているけど、それでも頑張っているのを観ると、まだまだ自分も頑張らないとと思いました。それに、しあわせな気持ちになりました。どんなに年をとっても、夢を見たり、冒険をしたり、何も諦めなかったり、インディ・ジョーンズは、何歳になっても、インディなんです。そんな姿が確認出来て、感動しました。

 

今回の悪役、マッツ様。イケおじ感満載で、ちょっと微笑むと、脳が爆発するほど嬉しくなっちゃったりして、もう、色々なマッツ様が観れて、満足でした。ドイツの制服も素敵でしたよ。私はスーツの方が好きだけどね。

 

最後に、インディの息子がベトナム戦争に行き、亡くなったという設定でした。この時代、そういう親御さんが沢山いたのかと思うと、心が痛みます。どんなに親子の問題があっても、順番ではなく子供が先に亡くなるのは、やっぱり良くないです。戦争はいけないということを、訴えていたのかなと思いました。

 

 

私は、この映画、超!超!超!お薦めしたいと思います。2日続けて観に行ったのに、全然、もっと観れるくらい、面白いと思いました。また、空いてきたら観に行こうかな。やっぱりIMAXはお薦めです。画面が大きくて、綺麗でした。これこそ、永遠のエンターテインメントだなって思いました。これを待ってたんだよ。どんなに同じって言われても、ワクワクドキドキは止まりません。好きです。誰が何といおうと、私はインディ推しでっす。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

PS: 私の書き方が悪くて、スピルバーグ監督がこの映画の監督のように思われるかもしれませんが、監督はジェームズ・マンゴールド監督です。シリーズの総指揮という意味合いでスピルバーグ監督と書いてあります。スミマセン。

 

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」