「ザ・フラッシュ」最高です。本当に面白くて大喜びしながら観ていました。エズラ・ミラー帰ってきて! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「ザ・フラッシュ」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

地上最速のヒーロー、フラッシュは、そのスピードで時間をも超越し、幼いころに亡くした母と無実の罪を着せられた父を救おうと、過去にさかのぼって歴史を改変してしまう。バリーと家族が幸せに暮らす世界にたどり着くが、その世界にはスーパーマンやワンダーウーマン、アクアマンは存在しない。そこへ、あのゾッド将軍が大軍を率いて襲来。フラッシュは別人のバットマンや女性ヒーローのスーパーガールとともに世界を元に戻し、人々を救おうとするのだが。

というお話です。

 

 

警察の法医学捜査官として働くバリー・アレンは、地上最速のヒーロー”フラッシュ”としても活躍中。今日も決まったサンドウィッチを買って、会社に行こうとするが、カフェのいつもの店員が休みらしく、時間がかかりそう。そんな時にアルフレッドから電話が入り、犯罪が起きたからブルースを手伝うようにとの指示が入る。待ち時間で出来るかなと、指示の場所へ行くと病院が崩壊寸前。数人の赤ちゃんと犬を助け、バットマンを助け、カフェへ戻るとサンドウィッチが出来てきた。

父親の裁判を数日後に控え、バリーは母親の事を思い出していた。もしあの時にトマト缶を父が買いに行かなければ、母は死ぬことも無く、父が裁判にかけられることもなかった。そんな事を考えながら、走っていると、無意識に加速してしまったらしく、過去に戻っていた。ヤバいと思って直ぐに戻り、ブルースに過去にタイムスリップしてしまった事を話すと、意図しないことで未来が極端に変わることもあるから気を付けろと注意される。

 

 

しかし、母親を死なせない選択があることに気が付いてしまったバリーは、抑えることが出来ず、つい、過去に戻って、母親が死なないように操作をしてしまう。現代に戻ろうと加速すると、途中で誰かに体当たりされ、2013年に止まってしまう。その時代の自分に逢いに行くと、母親も生きており、自分はまだ若かった。

 

そして、その時代に、倒したはずのゾットが襲来することになる。ジャスティスリーグを招集しなければと急ぐが、何故かスーパーマンもアクアマン、ワンダーウーマン、サイボーグはいません。唯一、ブルース・ウェインを探したバリーは、その屋敷に行ってみると、自分が知っているのとは別のバットマンに出会う。調べるとスーパーマンではなく、ガールがいるらしい。いる人物だけでも集めて、ゾットを倒さなければ地球は植民地化してしまう。バリーは仲間と共に、ゾットを迎え撃つのだが。後は、映画を観てくださいね。

 

 

フラッシュ、面白かった。すんごく良く出来ていました。早く走り過ぎて光より早く走り、過去や未来へと行けるというのは、TVシリーズで既に観ているので、違和感は全く無く、過去に戻るんだねって感じでしたが、それが、こんなにも未来に影響をしてしまうというのは、ちょっと驚きました。

 

過去に戻れるとすれば、そりゃ、亡くなった母親を助けたいと思うのが当たり前ですよね。きっと、私でもそうするから解るんだけど、それが、世界を滅亡に導くことになるとは思わないですよね。だって、一般人ですよ。はっきり言って、誰に影響するんだよって感じなんですけど、スーパーマンじゃなくなってるし、バットマンはマイケル・キートンのブルースになっているし、アクアマンとワンダーウーマンは存在自体が無いし、どこがどうなって、そんな事になるんだよって思っちゃいますよ。


 

世界には全く関係無いバリーの母親の死なんだけど、そこがキーポイントになっているらしく、世界は滅亡に向かっていくんです。そりゃ、マズいよって思って、なんとか直そうとするんだけど、これが、上手くいかない。どうしても、ゾットを倒せないんです。まぁ、前回は、ジャスティス・リーグが総力戦でなんとか勝てた訳で、人数が足りないんだから勝てるわけがないのよね。

 

でもね、これ、どう考えてもタイムパラドックスを起こすと思うんだけど、10年前のバリーと、2023年のバリーが、同じ空間にいるんです。触れ合ったりしたら、爆発を起こしそうだけど、何故か起こさず、一緒に闘ったりしちゃいます。おーい、通常は、同じ空間に同じ人がいたら、等価交換とならないから、質量が変わってしまいヤバい事になるはずなんだよー!まぁ、大丈夫そうで良かったですけど。


 

なんたって、エズラ・ミラー、色々と問題があったけど、良かったなぁ。凄い良かったので、頑張っていたんだと思うんだけど、ストレスが溜まっちゃったのかな。この勢いで、どんどんフラッシュも続編を作って欲しいんだけどな。早く回復して、戻ってきて欲しいです。顔も良いし、トボけた感じが素敵なので、好きなんです。

 

134分と、ちょっと長いはずなんだけど、あーでもない、こーでもないって、大騒ぎで、あまりにも忙しくて、時間が足りないんじゃないかと思うくらいでした。それくらい、面白かったです。ネタバレ出来ないから書けないけど、彼を2013年に留まらせたのが”この人”だったというのが解って驚きました。もう、あまりにも話の展開が速くて、必死で観ていたので、そこまで頭が回りませんでしたよ。言われてみれば、確かに、そうかって思ったけど、まぁ、ねぇ。うんうん。

 

 

またも、エンドロールの後に話しが続きます。うーん、大好きでした。やっぱり、あなたに出て欲しかった。あなたがいないと、ジャスティス・リーグじゃないもんね。最後の最後、ご期待ください。楽しいですよ。そして、エンドロールの前のラストにも、あんたなのっ!という、ブルース・ウェインが出てきます。これ、バットマンをずーっと観ている私だから解ったけど、若い人には解らないだろうなぁ。そうなのよ、これもブルースなのよ。

 

とにかく、ストーリーが良く出来ていて、構成も上手いので楽しめて、その上、エズラ・ミラーのバリーが、とても感情豊かで両親を思いやる気持ちが伝わってきて、凄く良かったんです。感動しました。バリーのお母さん、優しそうだったなぁ。

 

そして、そして、スーパーガール役のサッシャ・カジェが、綺麗だったなぁ。カッコイイし美しいし、ワンダーウーマンと並んだら、勝ってしまいそうです。この世界では、カル・エルは赤ちゃんの時にゾットに殺されて、従兄妹のカーラ・ゾー=エルが生き残っていたという事らしいです。

 

 

色々な設定があり、ちゃんと辻褄を合わせてあり、良く出来た内容だと思いました。とても満足しました。私は、この映画、超!超!超!お薦めしたいと思います。また、観に行っちゃおうかなと思いました。これは楽しいです。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「ザ・フラッシュ」