「THE WITCH　魔女増殖」このシリーズは面白かったなぁ。早く3作目が観たくてたまりません

「THE WITCH 魔女増殖」

を観てきました。

ストーリーは、

秘密研究所アークが何者かに襲撃され、少女が生き残る。彼女は遺伝子操作で最凶のアサシンを養成する「魔女プロジェクト」の実験体だった。初めて研究所の外に出た彼女は、牧場主の女性のもとに身を寄せ、人間らしい感情に目覚めていく。しかし少女を危険視し、抹殺のため工作員を送り込む組織と、超能力者集団、地元の犯罪組織も入り乱れ、激しい戦いが始まる。

というお話です。

秘密研究所アークが何者かに襲撃され、殺戮の中でひとりの少女が生き残る。その少女は、遺伝子操作によって超人的なアサシンを養成する〈魔女プロジェクト〉の実験体だった。頭と体に無数の銃弾を受けていたが、助かったようだ。

初めて研究所の外に出た少女は、森を彷徨い、道路へ出たところで、女性を拉致した車と遭遇する。車は拉致が通報されないよう、少女も一緒に拉致してしまう。女性が、関係無い少女は下ろせと騒ぎ、男達が暴力を振るいそうになると、突然少女は、その力を使い、車は横転し、男達は半殺しになってしまう。

車から逃げ出した女性ギョンヒと少女。ギョンヒは、怪我をしている少女を闇医者に連れて行き、治療をして貰い、家に連れて帰る。ギョンヒは大きな牧場主であり、叔父であるヨンドゥは、その牧場をリゾート会社に売るためにギョンヒが邪魔で拉致したのだった。

ギョンヒは弟のデギルと暮らしており、父親が残した牧場を守りながら暮らしていた。しかしヨンドゥは二人を殺してでも、牧場を手に入れようとし、仲間を連れてやってくる。同じ頃、少女を探していた魔女プロジェクトの戦闘員も牧場へ向かい、もう一つ、アークを襲撃した謎の超能力集団も同じように向かっていた。

犯罪組織、そしてプロジェクトの戦闘員、謎の超能力者軍団、が集まり、牧場を襲撃する。ギョンヒとデギルはどうなってしまうのか、そして謎の集団たちは、少女をどうしたいのか。牧場主の姉弟と、少女を巡る、壮絶なバトルが幕を開ける。後は、映画を観てくださいね。

この映画というかシリーズ、面白いですねぇ。盛り上がってきたって感じでした。これは２作目なのですが、１作目がありまして、アマプラなどの配信で観ることが出来ます。そちらも面白いのですが、私は、この２作目の方が、面白かったなぁ。

少しだけ１作目の内容をお話しますが、１作目は、ある施設から少女が逃げ出します。やはり、魔女プロジェクトの研究所のようでしたが、その時は、まだ何か判りません。逃げ出した少女は追われるのですが、何とか逃げ延びて、ある夫婦の所にたどり着きます。

少女ジャユンは、それまでの記憶を失くし、その夫婦の養子として育っていきます。そして、高校生になった時、母親が認知症を発病し、父親も病気になり、経営していた酪農業が苦しくなってしまいます。お金を手に入れる為、ジャユンは、TVのオーディション番組に出演し、賞金を貰おうとするのですが、そのTVを見た研究所の関係者が、ジャユンを捕まえにやってくるというお話でした。

もちろんジャユンは凄い力を発揮し、敵を倒して、逃げ切るのですが、この２作目はその続きなんですね。で、ジャユンが出てくるのかなと思ったら、このジャユンの出生の秘密が少し明かされて、双子だったという事が解るんです。そして、今回は、その双子の姉が殺されそうになり、研究所から逃げ出したというお話なんです。

今回は、既に17歳の少女の設定なので、逃げてからの時間の経過は短いです。逃げてから、結構直ぐに、この凄いバトルが始まることになっているんじゃないかな。時間的には、2,3日だと思います。そして、少女は、名前は明かされませんでした。実験体として、ずっと研究所に閉じ込められていたようなので、番号で呼ばれていたんじゃないかな。

しかし、ジャユンと同じ力を持つとされているので、強いはずなんですけど、最初は、それを上手く使う事が出来なさそうに見えました。でも、ギョンヒやデギルが危なくなると、彼らを助けるために使っていたようでしたね。ヨンドゥという、犯罪組織の一般人が、酷く残酷で、自分の親族なのに、平気で殺そうとしていたので、酷いと思いました。

超能力軍団は、２つあって、一方はアークの経営側です。ペク統括の部下たちで、少女を野放しにしておいては危ないので、殺すようにと命令されています。もう一つの超能力軍団は、謎なんです。誰が組織をしているのか解りませんが、少女を殺したいのか、捕まえたいのか、最初は解りません。アークでは殺そうとしていたのですが、牧場では、ただ殺すためだけではないのかもしれません。

そして、この２つの組織が、少女と戦う前に、戦います。それが、また、超能力というか、超戦闘力なので、まるで日本のアニメの戦いのように、カッコいいんです。よく、ここまで表現出来たなと思うくらい、呪術廻戦やチェンソーマン的な表現力を、実写で表現しているんです。凄かったですよぉ。もう、言葉だけでは表せないような、カッコいい戦闘と言って良いと思います。これは、アクション映画が好きなら必見ですね。

そして、少女との戦いが始まっていくのですが、まぁ、それは、映画で観てください。ストーリーが良く出来ているので、面白いんです。これは２作目なので、３作目に続くように作られていまして、終わっていないのですが、それでも、とても満足の出来る終わり方でした。やっぱり韓国映画、面白いなぁ。凄いっす。面白いっす。

早く3作目が観たいと思わせる終わり方でした。早く観たいなぁ。どうなるんだろう。エンドロールの後に、映像が始まり、次回作には、とうとう双子の母親が登場してくるようで、楽しみです。2作目では、ある女性が妊娠したというところだけが描かれたので、誰との子なのか、彼女は誰なのかなど、まだ明かされていないんです。それが明かされて、双子の力とは何なのかも明かされるのかしら。うーん、楽しみです。