イタリア映画祭にて、
「旅するローマ教皇」
を観ました
ドキュメンタリー映画なので内容は、
教皇フランシスコは、ローマ教皇に選出されてから、9年間、37回の旅で53カ国を訪れている。2013年にはイタリアのランペドゥーサを訪れ、海で遭難した移民の死を悼む。中南米やアフリカの貧民地区や、刑務所を積極的に訪れ、貧しい人々の声に耳を傾ける。
現在・過去を問わずカトリック教会の問題に切り込み、チリの聖職者による子供への性的虐待問題に関する自身の発言が被害者を傷つけたとして謝罪し、加奈だでは教会組織が先住民の同化・移住政策に加担したとして謝罪する。
森林火災、台風など自然災害を受けた土地を訪れ、環境問題を訴え、イスラム教や正教会の指導者と会見して融和を訴える。コロナ禍で旅を中断するものの、2021年には外国訪問を再開し、イラクの難民キャンプを訪れる。
一貫して戦争・紛争・武器売買を批判し続けてきた教皇は、ウクライナを侵攻したロシアのプーチン大統領に向けてメッセージを求められ、戦争は常に不正から生まれる、と発言する。
というお話です。
ドキュメンタリー映画の名匠ジャンフランコ・ロージ監督の最新作は、ローマ教皇の姿を追った作品です。アーカイブから切り取った映像と、自ら教皇に同行して撮影した映像を合わせて、一つのドキュメンタリー映画としています。
この映画、感想って必要かなぁ。フランシスコ教皇様が、本当に素晴らしい人物で、今までにないほど、精力的に活動をされていて、世の中の苦しんでいる人々に寄り添い、間違っている部分を正し、世界の平和の為に活動しているということは、誰もが知っている事ですよね。もう、映像を観ているだけで、神々しいというか、ありがたい気持ちになってしまい、感想と言われると、ありがたいなぁくらいしかないんですよ。
映像は、そんな教皇様の旅をずっと追っていて、時々、寛がれたりする表情もあったりして、大変な旅路を映していました。どの国、どの地域に行っても、大歓迎をされて、イスラム教の聖地に行っても、彼を歓迎していました。宗教の違いはあっても、人間として、この世界に共に存在し、共存していこうという意志の表れのようにも感じました。
うーん、マジで感想が無い。感動したとしか書けないんです。私、キリスト教でも何でもないし、信仰している宗教は無いんですけど、やっぱりフランシスコ教皇様は、どこか違うんですよね。人間なんだけど、神様みたいに見えてしまうんです。なんで、こんなに良い人なんだろうって感じで、それしか、頭に浮かばないんです。
とっても恥ずかしいんだけど、でも、私には、これ以外の感想がありません。まるで、自分の推しアイドルを観るような、神を観るような、そんな気持ちで映画を観て、感動していたということが、私の本当の感想です。ごめんなさい。
私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。感想も無い癖にと言われそうですが、素晴らしい人の姿を観て欲しいとしか言えないんです。色々な事を許して、悪い事は悪いですよって諭して、キリスト教教会が犯してしまった罪に関して、真摯に謝るという、この曇りのない姿は、誰が観ても、立派な方だなと思うと思います。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「イタリア映画祭 2023」