「東京リベンジャーズ2
血のハロウィン編-運命-」
を観てきました。
ストーリーは、
命を救えたはずのヒナタが、凶悪化した東京卍會によってタケミチの目の前で再び殺されてしまった。かつてマイキー、ドラケン、場地、三ツ谷、パーちん、一虎の6人が結成した東京卍會。しかしある悲しい事件が起こり、彼らの固い絆は引き裂かれてしまう。東京卍會と敵対する芭流覇羅(バルハラ)の幹部になった一虎と、敵側に寝返った場地。タケミチはマイキーの親友でもある場地を東京卍會に連れ戻すことがヒナタを救う鍵だと考える。
というお話です。
前作で命を救えたヒナと再会したタケミチは、ヒナと車でデートに出かける。駐車場で、先に車に乗っていたヒナに、高速で車が突っ込み、大破してしまう。折角助けたハズのヒナタが、またも凶悪化した東京卍會によって再び殺された。しかも、今度はタケミチの目の前で。
何としてでもヒナタを救うと誓ったタケミチは、東卍の総長になると直人に話すが、あり得ないと笑われてしまう。しかし本気のタケミチは、そのまま直人と握手をして過去へと向かう。
17歳のタケミチは、東卍の集会に行くと、新しい3番隊隊長として稀咲が指名される。何故、敵だった稀咲が東卍にいるのか。ヒナタ殺しの元凶となる稀咲を東卍に入れるなんてと考えるが、総長マイキーが決めたことは絶対だ。悩んでいるタケミチをよそに、そこへ、1番隊隊長場地が現れ、マイキーとドラケンに決別宣言をする。東卍を辞めて、芭流覇羅へ行くと言う。
マイキーとドラケンは驚くが、場地を止められず、東卍の創設メンバーが、また減ってしまった。そこで思い出される、一人一人が仲間のために命を張れる東卍結成メンバー6人の絆を引き裂いた過去の悲しい事件。かつての親友たちは何故戦わなければならない運命になったのか。
そして芭琉覇羅から届いたのは、10.31ハロウィンに決戦をするという宣言でした。マイキーはタケミチに、場地を連れ戻してくれたら、稀咲を追い出すと約束をし、ハロウィンの挑戦は受けないつもりでした。タケミチは、なんとか場地を連れ戻そうと、場地の下にいた千冬と共に芭琉覇羅を探っていくと、総長が謎だということが判明します。総長は誰なのか。稀咲なのか、それとも。
ついに始まる東卍崩壊の危機をもたらす、かつての親友同士の壮絶な闘い。交錯する過去の悲劇と分裂していく仲間との絆。「もう、誰も死なせたくない!」タケミチは最悪の結末を止め、ヒナタと仲間の未来を救えるのか。 後は、映画を観てくださいね。
東りべ2-運命- を観てきました。うーん、やっぱり面白い!これは、本当に良く出来ていました。元々の原作が面白いから、それに近づけようと頑張れば、面白くなりますよね。キャストもピッタリだったし、公開後、やっと真一郎さんを高良さんが演じていると発表になりましたね。この真一郎さんが、1番のネックだから、高良さんで良かったわぁ~!原作を読んでいる方には解りますよね。
今回は、血のハロウィンの前編なので、決戦までの前段階が描かれていました。東卍の結成時の出来事と、その後に何があったのか、そして、現在を描いています。あ、現在というのは、タケミチが高校生時代ですね。本当の現代は、10年後ですもんね。
ヒナタが生きていたので、大喜びのタケミチですが、ヒナタは酷い殺され方をします。CMでもあるけど、タケミチの目の前で、車が炎上して亡くなるんです。酷いでしょ。その前に、タケミチは半間とすれ違うのですが、その時、タケミチは、まだ半間の事を知りません。過去に戻り、初めて半間を知ります。そして、やはり稀咲のせいでヒナタが死んでいると解ってくるのですが、止めようがありません。何がキーなのか解らないんです。なので、タケミチが、総長になるとか、夢のような宣言をしちゃって笑われたりすることになります。
過去に行く度に、何かしら未来を変えているタケミチ。これ、どう考えてもタイムパラドックスが起きそうだなーって思いながらも、凄く楽しいので観ちゃうんですよね。ま、起こっていても、気がつかないだけなんだと思うけど、まぁ、仲間内が仲良く出来ればイイって事で、他の人達がどうなろうと、知ったこっちゃないって考えると、ちょっと唸るけど、まぁ、仕方ないでしょ。きっと、大丈夫なんですよ。
過去の話が半分くらいあったかしら。一虎が、あまりに純粋で一途だから、こんな事件があれば、ちょっとタガが外れて、おかしくなってしまうだろうなと思いました。一虎を村上虹郎さんが演じているんだけど、彼は、憑依型というか役にのめり込むタイプだから、一虎役をやったら、精神的にダメージを受けたんだろうなと思ってしまいました。演技を観ていても、凄いですもん。本当に一虎なんです。これは、体調を崩しますよ。早く元気になって欲しいです。
場地は、マジで場地でした。千冬もね。ホント、この映画、キャストがハズさないから、安心して観ていられます。映画の描き方も上手いし、実写化して、これだけ満足出来る作品は少ないと思います。やっぱり、英勉監督、凄いなぁ。英監督は、漫画の実写化すると、ほとんどハズれがないですよね。面白く作ってくれるし、原作のイメージを壊さないでくれるので、安心して観ていられます。
ドラケンが暴れる場面が少なかったので、ちょっと寂しかったな。私、ドラケン(山田さん)がイチオシなので、塀の中だけじゃなくて、外で暴れて欲しいなぁ。後編に期待しちゃいます。暴れてくれるかなぁ。
いやぁ、これで、まだ前編だけだから、後編どうなっちゃうんだろう。楽しみだなぁ。どんなにストーリーを知っていても、やっぱり楽しみなんですよね。東リベは、既に原作が終わっているので、安心して観ていられるのよね。これ、先が解からないと、結構、不安なんですよ。映画化とかされちゃうと、そちらに引っ張られちゃって、今までの原作から、無理矢理ストーリーが曲げられてしまうこともあり、嫌なんです。実写化するなら、原作が終わってからと決めて欲しいよなぁ。
それにしても、過去の東卍の部分は良かったな。6人ともあんなに仲が良かったのに、仲が良いからこそ起こってしまう事件で壊れてしまうなんて、本当に悲劇だなと思いました。犯罪はいけないんだけど、好きだからこそにしてしまった事で、可哀想でした。不幸な出来事だったと思います。でも、一虎が、マイキーを目の敵にするのは、ちょっと違うんじゃないかな。冷静に考えれば解るんだけど、おかしくなってしまうんです。何とも言えない展開でした。
そんな不幸が満載の前編ですが、後編で盛り上がってくれると思います。後編も不幸が幾つも起きるとは思うけど、これはら、ちゃんとした着地点に行き着くはずだと思いました。本当に面白いです。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」