「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」阪元監督の殺し屋シリーズ続編が公開です。ゆるくて楽しいです! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

組織からの依頼で殺しを請け負っている、ちさととまひろは、日々のお金に頭を悩ませ途方に暮れていた。一方、殺し屋協会バイトの兄・ゆうりと弟・まことの兄弟もまた、お金の悩みを抱えていた。上からの指令ミスでバイト代はもらえず、正社員ではないため働いても満足した生活ができない。そんな時、仲介役の男から、「正規の殺し屋を殺せば、バイトから昇格出来る。」いう噂を聞きつけ、ちさととまひろの前にたちはだかる。

というお話です。

 

 

ちさととまひろは、また途方に暮れていた。協会の関係のジムの会費、保険のプラン変更、教習所代など、いくつもの請求が溜まっていた。この世は金、金、金。金がなくなる。


時を同じくして殺し屋協会アルバイトのゆうりとまこと兄弟も、途方に暮れていた。上からの指令ミスでバイト代はもらえず、どんなに働いたって正社員じゃないから生活は満足いかない。この世は金、金、金。金が欲しい。そんなとき「正規の殺し屋を殺せば、正規のクルーに昇格できる」という噂を聞きつけ、作戦実行を決意。用意を始める。

 

 

ちさと・まひろは請求書の支払いをするために銀行へ行くと、銀行強盗に巻き込まれ、仕方なく解決してみると殺し屋は謹慎処分となり、生活費の為に着ぐるみバイトをしたりとさあ大変。そんな二人にゆうりまこと兄弟が迫りくる!育ってきた環境や男女の違いはあれど、「もし出会い方が違えば仲良くなれたかなぁ」なんて思ったり思わなかったりするような二人。ちょっと寂しくなったりならなかったり、人生はままならない。後は、映画を観てくださいね。

 

 

この映画、実は、1作目が観れていないんです。WOWOWで放送していたのですが、チラッと観れたくらいで、全編が観れなかったんです。4月に放送するようなので、その時に観ようと思っていますが、先に、2ベイビーを観てしまいました。

 

シリーズ2作目なのですが、これだけ観ても、全く問題無く理解が出来ました。殺し屋が職業として定着している世界と考えて観るようにすれば、問題はありません。そんな世界で、若い頃から殺し屋として働いている、ちさととまひろ。十分なお給料を貰っているハズなのですが、根がズボラなせいか、お金に無頓着で、全くたまりません。今回もいくつもの支払いが溜まってしまい、それを払ったら借金生活になってしまうかもって感じで、お金に困っています。

 

 

同じように、若い頃から殺し屋として仕事をしていた兄弟、ゆうりとまこと。二人は殺し屋ですが、殺し屋協会に正規の登録がさせて貰えず、いまのところ、バイト扱いの下請けです。その為に、トラブルが起きると、いつもお金が貰えず、貰えたとしても少ないんです。そんな貧困生活から抜け出したいと考えた二人は、正規登録の殺し屋を殺せば、その枠に自分たちが入れるという噂を聞き、それならと、若い殺し屋のちさととまひろを殺そうと計画を練り始めます。

 

私、阪元監督の”グリーン・バレット”を観たので、何となく雰囲気は解っていたので、それほど驚きませんでしたが、結構、初めてみると、はぁ?みたいな場面が沢山あります。でも、どこかの記事で、阪元監督が、お手本はジャンプ(雑誌)ですと仰っていたらしいので、それを考えれば、まぁ、当たり前なんですけどね。

 

 

殺し屋同士の戦いで、お互いに一切、弾が当たらないんです。そんなに撃っても当たらないのかいって言うほど、当たりません、最後の最後で、ちょっと当たったりはするんだけど、当たらないのは、殺し屋の速度が速すぎるからってことで、納得してください。格闘をしていて、死ぬってほど投げ飛ばされても、また立ち上がります。それは、受け身を取っているし、凄い鍛えているし、痛みにも慣れているからねってことで納得してください。そんな風な映画です。
 

でもね、ホント、漫画みたいで楽しいんですよ。それに、主演のお二人も、敵の殺し屋も、アクションがとても上手いですね。凄く鍛えているんだろうけど、カッコ良かったです。今回の敵は、あのウルトラマンジードの濱田さんと、元ジャニーズの丞威さんでして、イケメン二人に追い詰められて、必死で応戦という感じが、とても良かったです。

 

 

ちさと役の高石あかりさんは、よく映画などに出演されていますが、まひろ役の伊澤彩織さんは、あまり観ないんです。あれだけのアクションが出来るし、可愛いので、もっと出てくれたらいいのになぁと思いました。

 

うーん、なんか、楽しかったな。頭をほとんど使わずに、大騒ぎしているのを楽しめるというのは、本当に嬉しいです。ヒューマンドラマだったり、推理モノだったりすると、頭を使うし、感情も読まなければならないので、結構、シンドイですよね。考える映画も良いのですが、この映画のように、軽く笑いながら観れる映画って、好きです。頭を使わないからって、印象に残らない訳ではないですよ。ちゃんと楽しかった気持ちは覚えているし、場面場面のカッコイイ所も忘れません。頭を使っていなくても、ちゃんと楽しい映画は覚えているんです。

 

 

私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。こういう単館系の映画も、皆さんに観て欲しいです。映画って、こういうところから人気が出て、大きな映画になっていくのだと思うんです。応援してあげて欲しい。観れば、面白い事が解かるので、きっと人気が出ると思うんです。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」