「ブラックライト」
を観てきました。
ストーリーは、
FBI⻑官ガブリエルから直々に雇われているトラヴィス・ブロックは、通称「フィクサー」と呼ばれ、潜入捜査している秘密捜査官に危機が迫った際、その救出を担うという影の任務を担っていた。ある日、救出した捜査官のダスティから、FBIが一般人の殺しに関与しているという話を聞かされる。
というお話です。
FBI長官のガブリエルに直々に雇われているトラヴィス・ブロックは通称“フィクサー”と呼ばれ、極秘任務で潜入捜査をしている秘密捜査官に危険が迫った際、救出し更生させるという陰の任務を担っていた。
ある日、以前に救出した潜入捜査官ダスティが極秘情報をリークしようとしているとガブリエルから連絡があり、直ぐに拘束するようにとの命令だった。まさかと思いながらもダスティ拘束の任務についたトラヴィスだったが、対峙したダスティから、FBIが一般人の殺しに関与しているという話を聞かされる。
にわかに信じられなかったが、彼はその事実を記者のミラにリークしようとしていたのだ。誤解があるのではと思い、一度、FBIに戻らせようとしていると、武装集団に襲われ、ダスティは殺されてしまう。ガブリエルに問いただすが、知らないの一点張り。
トラヴィスは、ミラと共に調査する中、極秘プログラム“オペレーション・U(ユニティ)”が存在することを知る。ガブリエルにオペレーションUについて聞いてみても言えないと言われ、今度は自分も狙われることに。そしてトラヴィスの娘と孫娘が誘拐されてしまう。 後は、映画を観てくださいね。
うーん、また同じような映画を作ったんですねって感じでした。リーアム父さんの映画って、こういうの多いですよね。今回もFBIの最強の男として、捜査官救出の作業をする、裏の仕事人って感じでした。どんな立場にいても、いつも最強だから、また負けないんだねって感じで、始まって直ぐに、最後が解かっちゃうんですよ。
まぁ、同じような内容でも、つい面白いから、観てしまうんですけどね。解かっていても観てしまうという、まるで「水戸黄門」のような雰囲気になってきてしまいました。(笑) リーアム父さんだと、様になるから良いんですけど、さすがに、動きは鈍くなってきたかな。走るとかは無理そうだと思いました。そろそろ、アクションも終りかな。もう、これだけ最強の良い人を演じてきたんだから、そろそろFBI長官とか、CIA長官とかを演じて頂いて、アクションは無くても、頭脳戦で勝てるようなストーリーにして欲しいな。
ジャック・ライアンの若い頃のドラマや映画はあるけど、年配になって、トップで指揮をするというのは無いから、そういうのを作ってみたらどうなのかしら。ジャック・ライアンの役なら、リーアム父さんだって良いんじゃないかな。
話を、この映画に戻すと、若手のFBI捜査官ダスティが、組織を裏切ったらしいという事で、リーアム父さん演じるトラヴィスが、ダスティを捕まえるようにと指示されるんです。トラヴィスは、一度、ダスティを助けているから、話合えば和解出来ると思って追いかけるんだけど、ダスティは、俺が裏切っているんじゃなく、国が国民を裏切っているという捨て台詞を言って、逃げてしまいます。
それはどういうことなのかな?と思って、再度、ダスティと話をしたいと思うんだけど、もう少しの所で、何者かにダスティが殺されてしまいます。これは…という事で、ダスティが通じていたマスコミと連絡を取り、FBIが、国(今の政権)に都合の悪い人物を殺しているという事実を突き止めて、FBI長官を追い詰めていくというお話なんです。
ああー、また組織に裏切られて復讐するんだねって思った方は、リーアム父さんの映画を沢山観ている人です。毎度、組織に裏切られては、復讐してますよね。その上、今回も、また、娘が誘拐されます。うんうん、よく誘拐されるよね。
今回の相手はFBIなので、国の機関ということで、無茶な事はしないかと思っていたのに、凄い数の被害者を出しながら、追いかけっこをしていました。これ、被害者にはちゃんと補償をしたのかしら。あまりにも酷くて、いくらアクション映画って言っても、これはやり過ぎじゃないかなと思いました。そういう辺り、ハリウッド映画っていい加減ですよね。まぁ、派手な方がウケが良いんだろうけど、人間は簡単に傷つきますから、気を付けて欲しいですよね。
と、随分と文句を書きましたが、それでもリーアム父さんの映画は面白いです。何も考えないで、相手を倒すまで観ていれば良いんですから、スッキリします。疲れている時とかには、最適だと思いました。
私は、この映画、お薦めしたいと思います。何も考えずに楽しめて、脳を使わずにスカッとする映画です。私のように、被害が出てとか、人が死んでとか、そんな事は考えなくて良いです。特撮ヒーローモノと思えば、全く問題がありません。楽しめます。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「ブラックライト」